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通夜に参列 金子哲雄さんと小沢一郎 秘められた師弟関係
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2012/10/5 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
気配りは師匠超え
突然の大物の参列に斎場は一時、騒然となった。
きのう(4日)、東京・港区の「心光院」で営まれた、流通ジャーナリスト・金子哲雄さん(41)の通夜。番組で共演した森永卓郎氏や尾木直樹氏ら約800人が参列する中、「生活」の小沢一郎代表が姿を現したのだ。
小沢氏は参列後、事情を知らない芸能記者に「金子さんとの関係は?」と追い掛け回されていたが――。
「実をいうと、金子さんは『小沢一郎政治塾』の塾生だったのです」(小沢塾関係者)
小沢塾とは、01年に自由党の党首だった小沢が各界各層の指導者育成を目的に立ち上げた私塾だ。塾長はもちろん小沢で、現在は来年開講の12期生を募集中だ。
「金子さんは、小沢塾の4期生です。当時はまだ無名の経営コンサルタントで、お手製の名刺を配り歩いてたのをよく覚えています。とても、おとなしい人で、後にテレビで見せる明るいキャラなど当時は想像もつきませんでした」(小沢塾関係者)
金子さんは小沢塾出身の経歴を伏せて活動していたが、最後まで庶民派を貫いた姿勢は「国民の生活が第一」の師匠ゆずり。生前に通夜・告別式、お墓の準備まで進め、参列の礼状も自ら書いていた。
死の間際まで師匠への恩を忘れなかった金子さん。生きていれば、次の選挙で小沢の“隠しダマ”になっていたかもしれない。
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