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「民主党 まともな議員は 離党する」・・・残りの議員は選挙で最終処分!
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2012年10月5日 政経徒然草
衆議院での与党過半数割れに向けカウントダウンが始まったようだ。
そんな中で民主党から離党する議員の多くは、真面目でマトモナ感覚の議員のようだ。
国民との約束を守れない、守ろうとしない民主党。そして議員の声が党運営に反映されない民主党に愛想をつかして出ていくパターンが多い。
選挙目当てで離党を考えている議員の多くは、民主党執行部の強引な引き止め工作で党内に留まっているようだ。しかし、これも一時的なもので、今後どうなるかは予断を許さない。
どちらにしても次期総選挙で民主党の多くの議員は最終処分場に送られることになるだろう。
さて「日本維新の会」の代表である橋下氏がブレ始めているようだ。ダッチロールとまでは言わないが、これほど発言がコロコロ変わると有権者の信頼を失うことになるだろう。
一度、切り捨てた「みんなの党」との再連携を模索している点などから判断するに、思ったように候補者が選定できない状況にあるようだ。もう一点は国政選挙を取り仕切れるだけの力のある選挙の司令塔となるべき人材がいないという弱点が露呈し始めているということだろう。
つまり、300人候補者を選定して50人の当選を目指すのか、100人候補者を擁立して50人の当選を目指すのかという基本的な方針さえも固まっていないということが露呈したということである。
また、地方組織もない、党本部の体制や人材確保さえも、まともに整っていない段階で全国に候補者を擁立することが可能なのかどうか?
300人と100人では応援体制にも大きな違いがでてくる。
つまり現実を冷静に受け止めれば、自ずと現時点でできる限界も見えてくるはずなのだが・・・。
かれらもまた、自らの人気を過信しすぎたのではないか?
そう思えてくる今日、この頃である。
話を少し前に戻そう。
「日本維新の会」も方針がブレ始めているが「みんなの党」もブレ始めている。
最初は「日本維新の会」との連携・合流を模索。断られると「自民党」との連携を模索。
こちらも、対応次第では有権者の信頼を失いそうだし、政治家としての矜持を問われることになりそうだ。
「日本維新の会」との連携・合流の道を選べば「政党や政治家としての意地はないのか」と言われ、その後の発言力は大きく低下するだろう。
自民党との連携の道を選べば、民主党からの離党議員を受け入れることが難しくなるだろう。
そもそも、簡単に元民主党、元自民党、元みんなの党、東国原氏、中田氏や「大阪維新の会所属議員」達が一緒に政治活動すること自体ができるのだろうか?
非常に違和感がある。
ということで「みんなの党」が維新と合流すれば、彼らの存在感が薄れることは間違いない。
そして、もう一つの残された道が「国民の生活が第一」を始めとする第3局の野党との連携だ。
実は、これが一番現実的で党の存在価値を生かす道だと思われるのだが・・・。
当然、これら三つの道について党内でも意見が分かれるだろう。
「みんなの党」も党分裂の火種を抱かえている。
多くの党が党内に分裂の火種を抱かえている現状をみていると、各政党は選挙の前に、まずは自分達の党の足元を固める必要があるのではないかと思う今日、この頃である。
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