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選挙はいつかというのは愚問だ 民主政権は解散せず天変地異を待っている
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2012/10/4 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
必ず負けて政権転落する野田ペテン首相が当分やるハズがない
自民党の安倍総裁が、これまでケンカしていた朝日新聞のインタビューに登場、「(野田首相が)特例公債法を通したいなら、我々の言い分に耳を傾け、『近いうちに(解散)』という約束を守る責任がある」と吠えていた。
大マスコミは、民主党を毛嫌いしている安倍が自民党総裁になったことで、「今度こそ、本気で追い込む」と思っている。で、解散時期はどーなるこーなるとやっているのだが、バカみたいな話だ。
相手は世紀のペテン師、野田なのである。消費増税法案が通った以上、「近いうち解散」なんて、「何でしたっけ、それ?」ってなもんだろう。
実際、解散の時期は当初、「近いうち」といっていたくせに、それが「遠くない時期」になり、どんどん、後退、ウヤムヤになっている。自民党総裁選が終われば、すぐ呼びかけるはずだった党首会談もスッとぼけ、党首会談の前段となる幹事長会談の気配すらない。
それなのに、いまだに「近いうちに」というセリフに振り回され、淡い期待を寄せている安倍はナーンにも分かっちゃいないのではないか。
ハッキリ言って、これは詐欺話だったのである。野田は当初から解散なんてヤル気がない。すべては方便、デッチ上げ。「違う」というなら、「これまで野田が本当のことを言ったことがありますか?」と聞いてみたいくらいだ。
◆ペテン師に「約束守れ」と言うお笑い
「選挙前はシロアリ退治をしなければ増税はしないと言っていたのに、平気でウソをついた野田首相はいつも、その場その場でゴマカしてしまう。2030年代に原発ゼロ方針も同じです。閣議決定せず、原発ゼロならば不要になる核燃料サイクルもそのまま。建設中の原発工事も容認です。これだけ、世間を欺く首相も珍しい。そんな首相が今、残っている唯一の武器である解散権を軽々に手放すわけがありません。安倍総裁がいくら吠えて、党首会談を迫り、『近いうち解散を実行しろ』と言ったところで無理ですよ」(政治評論家・山口朝雄氏)
断っておくが、相手はマトモじゃないのである。1億2000万人国民を欺いた詐欺師だ。「話し合い」とか「合意」とかあり得ない。
まして、民主党の支持率は17%(朝日)と低迷している。自民党(30%=同)のほぼ半分だ。こんな状況でどうやって、詐欺師に解散をのませるのか。絶対ない話だ。
ある国会議員は「次の選挙で首をはねられる首相がなぜ、今、自分で切腹するの?」と笑っていた。大メディアが盛んに書いている「解散・総選挙がいつか?」というのは世紀の愚問だ。解散はなし。任期満了――。それが正解なのである。
◆安倍は甘い。特例公債法が人質になるものか
それなのに、大マスコミが解散、解散と騒ぐのは一見、自民党には特例公債法という人質があるように見えるからだ。参院は自民党の協力がなければ動かない。特例公債法を通せなければ、赤字国債の発行ができず、国民生活に支障が出る。自民党が特例公債法成立の条件として解散を迫れば、野田も応じざるを得ない。そんな理屈なのだが、甘い甘い。
「野田首相のことですから、『解散を約束する』と思わせて、自民党に協力を求めるのでしょう。でも、具体的な日程を言うわけがない。『近いうちに』という言葉が別なものに変わるだけです。その解釈を巡って、また、解散はいつだという話になる。自民党が『話が違う』と言ってゴネれば、チキンレースになる。国民生活に支障が出れば批判のホコ先は自民に向く。安倍・自民党が本気で、解散を求めるのであれば、解散を口約束させるのではなく、きちんとした戦略がなければ無理です」(政治ジャーナリスト・鈴木哲夫氏)
そこで、出てくるもうひとつの武器が不信任案の可決だ。
民主党は衆院の単独過半数割れまでマジック6。つまり、6人を引っ剥がせば、野田・民主党は衆院で過半数割れし、不信任案が通ってしまう。「たった6だから簡単」とみられているのだが、これも自民党の希望的観測に過ぎない。
「だって、自民党が彼らに『こっちに来い』と言っても来ないでしょう。彼らが離党するにせよ、維新など自民党以外の政党に移ることになる。つまり、自民党には主導権がないのです。これでは不信任案可決には持ち込めません」(鈴木哲夫氏=前出)
◆離党者を出させて不信任案可決も至難の業
象徴的だったのが離党表明した玉置公良衆院議員で、日本維新の会に行くはずだったが、断られて、民主党に残ることになった。で、マジック5になるはずが、マジック6のまま。代表選では114人が反野田に回ったが、原口一博元総務相を筆頭に誰にも離党の動きがない。
そうこうするうちに、野田に人事で切り崩され、かつての小沢シンパが続々入閣して、取り込まれている。自民党は手も足も出ないのだ。政治評論家の野上忠興氏もこう言った。
「民、自の既成政党に対する反発から日本維新の会がもっと伸びるとみられていたが、最近の世論調査では期待がしぼんでいる。こうなると、ますます、離党予備軍は躊躇するでしょうね。彼らにしてみれば、自分が動いて解散を急がせる必要はない。解散が決まってから、風を見て離党するかどうかを決めればいい。こういう計算が働いているでしょうから、そう簡単には離党して、自民党の解散戦略に乗るとは思えません」
彼らの考えでは、次の選挙で野田は死ぬので、当選さえすれば、日の当たるポストを期待できる、なんて読みもあるのだろう。政権転落しても第2党だ。だったら、しばらく様子見。こんなところだ。自民党が期待する早期解散なんて、夢物語なのである。
◆災いを何でも利用しようという悪辣魂胆
こすっからい野田のことだ。もちろん、こうした状況を読んで、延命工作を企んでいる。菅前首相が大震災と原発事故を利用して、延命を図ったように、野田も利用できるものは何でも利用するつもりだろう。天変地異大歓迎、経済危機ウエルカム、国際関係の緊張バンバンザイだ。危機が訪れれば、それへの対策・対応を理由に延命できる。解散要求も封じ込められる。任期満了まで安泰。そんな魂胆が見え隠れする。国家の危機を待っているのだから、最低だ。
「そういうところは当然、あるでしょうね。とにかく、なんでも利用して、延命する。それは今度の改造人事でも明らかでしょう。これをやりたいという人事ではない。解散慎重派の輿石幹事長を留任させ、輿石氏に近い人物を首相補佐官に据えたように、内外に『解散しませんよ』ということをアピールするだけの人事です。そうやって粘れば、年末になる。政党交付金がもらえる。通常国会まで頑張れば、予算成立までと引っ張れる。そうなれば、事実上、任期満了ですからね。その頃には安倍・自民党へのご祝儀世論も薄れてくる。逆にブン投げ首相の再登板への批判が高まる。だから、とにかく粘る。それだけの内閣に見えます」(野上忠興氏=前出)
だから、野田は経済、外交危機にも何もせずに安穏と構えているのである。つまり、危機を悪用した焼け太り狙い。こういう政権に限って、内外にいろいろな問題が起こる。疫病神政権を続けさせたら、ロクなことが起こらない。国民にしてみれば、弱り目にたたり目、泣きっ面に八チということになる。
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