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輿石老人が暗躍する民主党の限界
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2012/10/4 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
真紀子入閣も後押し
やっぱり民主党には人材がいない。小沢に引き立てられるまで、だ〜れも知らなかった輿石幹事長(76)が、やりたい放題だ。
きのう(3日)は仙台市内で参院民主党の議員総会を開き、自らに近い一川保夫参院幹事長、池口修次参院国対委員長の留任を決定。参院議運委員会の筆頭理事には、日教組の出身で側近の水岡俊一前首相補佐官を充てる人事を内定した。「参院のドン」として足元をガッチリ固めた格好だが、輿石が力を発揮したのはこれだけではない。内閣改造人事でも野田を動かしている。
「輿石側近を自任する川上義博参院議員を首相補佐官に押し込み、田中真紀子文科相も実現させています。川上は、代表選で田中真紀子の擁立に動いている。担ぎ出しに成功すれば、可能性は低いものの、反野田が一本化する恐れもあった。輿石はこの動きに待ったをかけ、野田に真紀子の入閣を約束させる一方で、真紀子を野田選対に入れて汗をかく形にした。
川上の補佐官就任も、聞き分けよく真紀子を降ろした論功です」(民主党事情通)
先の代表選では、参院議員の北沢元防衛相、江田元参院議長、直嶋元経産相が野田首相の推薦人となった。だが、とりたてて処遇されていない。3人と距離を置く輿石の意向が働いたともっぱらだ。
「生活の小沢代表はもちろん、原口元総務相とも話ができるのは輿石ぐらい。トシもトシだし、トボケるのが上手。輿石が言えば、『まあ、仕方ないか』となる。代表選後は、自らの処遇について『総理にお任せします』とだけ言って、余計なことは一切口にしなかったとか。野田は『また、お願いします』と要請するしかなかった。党内に幹事長交代を求める声があるのを分かった上で、野田に頭を下げさせたのです」(民主党関係者)
随分と偉くなったモノだが、もともと大して力はない。日教組の支援を受けて社会党から衆院選に出馬したのが53歳のとき。3選に失敗し、参院にクラ替え後、自民党の青木幹雄と意気投合し、なれ合いながら参院民主党のトップにまで上り詰めた。国対政治を得意とする古い政治家だ。そんな体質が地元でも嫌われ、2年前の参院選では自民党候補に3700票差まで迫られている。
それが今や首相もアゴで使う大幹部だから、民主党の人材枯渇は底なしだ。本人は来年の参院選後に議長就任を狙っているらしいが、お友達の青木や村上正邦といった参院自民党の実力者も手に出来なかったポストである。さすがに荷が重いだろう。
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