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2012年10月4日9時24分 日刊スポーツ
新党「日本維新の会」で主導権争いが表面化した。大阪市長の橋下徹代表(43)が3日、所属する国会議員に「パフォーマンス禁止」の指令を通達。松浪健太議員(41)が9月末にブログで「橋下独裁にはしない」とつづるなど、橋下市長VS国会議員の“内部抗争”が起きていた。維新の会の国会議員はこの日、初の両院議員総会を開催。国会議員団の代表に就任した松野頼久元官房副長官(52)は「国会に関する事項は議員団で決める」と主張した。橋下氏は松浪氏に「変なパフォーマンスに走ると最悪」とけん制した。
橋下代表が指揮を執る党本部のある大阪、そして現職国会議員が拠点とする東京の間で火花が散っている。先月28日に正式に発足した「日本維新の会」で主導権争いが表面化した。
この日、国会内で、初の両院議員総会が開かれた。松野、松浪両氏ら衆参両院9議員が出席。松野氏を国会議員団代表とし、同幹事長は松浪氏とする人事が決まった。
松野氏は両院議員総会後の記者会見で「既成政党との違いを出す。維新八策を実現し、国民生活に寄与すべく努力する」と強調。党運営については「法案採決など国会に関する事項は議員団で決める」と説明した。党本部のある大阪とのテレビ会議システムを導入する考えも明らかにした。
一方の橋下氏は同日、大阪市役所で記者団に「既存政党では踏み込めない事項に踏み込んでほしい。具体的な問題提起ができるのは日本維新の会しかない」と期待感を示したが、同時に「変なパフォーマンスに走ると最悪だ。松浪議員にもきちっと言っています」と、強い口調で“けん制球”を投げた。
橋下市長VS国会議員の発端は、9月29日に松浪氏が「橋下独裁にはしない」と題したブログだった。橋下氏がぶちあげた韓国との島根県・竹島の共同管理構想に対し、松浪氏がモノ申した。ブログでは「もはやお客さんではない」と外交・安全保障分野は国会議員が主導すべきだとの主張を展開した。
これに橋下氏は「大きな方針は僕がきちんと出す」と反撃。3日の記者会見で松浪氏にパフォーマンス禁止を言い渡したことを明かした。一方で一連の“内紛”について「意思疎通は完璧に近い」と火消しにも乗り出す姿勢も見せたが、松野氏は「国会のことは議員団で決める」と強調し、フリーハンドを確保したいとの思惑もくすぶっている。
秋の臨時国会で、特例公債法案や衆院選挙制度改革法案への対応が焦点となるのは必至だ。橋下氏は「議員団の自律的な判断で問題ない」と一定程度は対応を任せる意向を示しながらも、「公債法案を絶対に政局に使わない」「(選挙制度改革での)合意は絶対必要」と“指令”を飛ばす。橋下市長が「国会組」を“制御”できるのか、注目される。
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