http://www.asyura2.com/12/senkyo136/msg/640.html
Tweet |
今朝のNHKテレビで、民主党の一部から国会を開くのをためらうような意見があるとの報道。てっきり仙石氏の発言と思っていたが、なんと岡田副総理がテレビに出て醜態を晒していた。まあ同じ穴のムジナなのだ。それにしてもあきれ返るしかない。国の民主主義の根幹である国会なんかどうでもよいらしい、政権をどれだけ維持するかが一番の問題だと言っている。こういう人たちが国の舵取りをしようと言うのだから空いた口がふさがらない。
ラジオでも「そういう(国会を開かない)流れはある。民主党も難しい選択を迫られている、安倍新総裁の方針次第だ」といった解説をしていた。まるで国会を開かないことを是認して、成り行きを面白がっているとしか思えない。民主党、自民党、維新の会、大手メディア、もうこの人たちには、必要最低限の理念、信念、哲学などは最初からなかったのか、途中で捨ててしまっている。メディアで大衆の前に登場する人たちがみんなで寄って集って「我々はこんなに酷いよ、いかがですか?」を競い合っているようだ。
アメリカの言語学者ノーム・チョムスキー氏が「メディア・コントロール」(集英社新書2003年)の中で「メディアは支配者(資本)の広報係りとして重視され管理されている。決して大衆側の見方ではない。大衆の痴呆化には役立っているが、大衆の智恵袋にはなっていない。」と断じている。今の日本の政治状況は、全くこの通りになっているようだ。その中でも表面に出てこない日本を管理・支配する人たちがどんな人たちなのか全く見えないのは非常に不気味である。
こんな悪夢のような状況から脱するためには、「おかしいことはおかしい」と声を上げ続けなければならない。しかし、けっして扇動の罠にはまってはならない。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK136掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。