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2012年10月02日 天木直人のブログ
きのう(10月1日)の夜、テレビ朝日の担当者から電話取材を受けた。
今度の内閣改造で田中真紀子さんが文部科学大臣として入閣したことを
どう評価するかと。
私はいろいろと思いつくままを語ったが、その中でも一番言いたかった
事は以下の事だった。
果たしてきょう午前11時半から始まる「スクランブル」という番組は
その事を正しく放映してくれるだろうか。
「田中さんの評価についてはすでにメディアが散々報じているから私が
ここで同じような事を繰り返す必要はないと思う。
一言でいえば直感や発信力には非凡なものがあるが、それを政策的に
活かす知識と戦略が不足しているということだ。
だから外務省は伏魔殿と叫んで改革しようとした時には、私も大いに期待
したものだが、見事にかつての同僚たちに追放されてしまった。
あの時うまくやっていればあるいは外務省は変わっていたかもしれないと
思うと残念だ。
しかし私は、よくも悪くも田中真紀子さんはもはやかつての田中真紀子さん
とは違ってしまったと思う。
小沢さんから野田さんに鞍替えした時から田中さんは別人になったのだ。
ご主人の直紀さんが防衛大臣になって叩かれた時、私は真紀子さんの手
で早く辞めさせた方がいいと思っていたが真紀子さんはそうしなかった。
今度の人事は代表選で野田首相を支えた事による明らかなご褒美人事で
あるが真紀子さんはそれを喜んで受け入れた。
要するに田中真紀子さんはただの政治家になったということだ。
それが悪いと言うつもりはない。主人の出世を喜び、自らの再入閣を
喜ぶ。それは誰もが見せる普通の政治家の姿だ。
ただの政治家になった真紀子さんは、メディアが期待するような軽率な
言動はしないだろう。
しかし、それはとりも直さず田中真紀子という政治家がどうでもいい
政治家になったということだ。」
それから一夜明け、きょう10月2日の読売新聞を見て私はあらためて
私のコメントの正しさを確認した。
そこには田中真紀子さんが記者会見で述べた次のような就任の弁が掲載
されていた。
「(官僚は)世界に冠たるシンクタンク(調査研究機関)だ。優れて
いる。外務省の時はいろいろな事件があり、タイミングが悪かった」
やはり田中真紀子はただの政治家になってしまったのである。
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