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民主党の離党第二波がくる…政治家供給システムの不在
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2012/10/02 【稗史(はいし)倭人伝】
民主党の野田改造内閣の顔ぶれを見て、期待に胸を弾ませた人がいるだろうか?
これで日本が変わる。
これで日本がよくなる。
そう思った人がいるだろうか?
代表戦が終わって内閣改造も終わった。
あとは、副大臣・政務官人事が残っているだけである。
まだ、自分に何か回ってくるのではないかと待っているやつもいるだろう。
しかしそれが一段落すれば、結局ポストにあぶれた連中が動き出す。
しかもすでに10月である。
12月中に新党を作れば、政党助成金にありつける。
まず5人程度で新党を作る。
政党助成金を貰ってから次の提携先を考える。
野田は衆参同日選挙を狙い始めているだろう。
衆議院だけでも過半数をとるためには、240人以上の候補者を立てなければならない。
これに参議院が重なると、さらに121人の半数、つまり60人以上が必要になる。
最低300人、普通に考えれば400〜500人の候補者が必要になる。
こんな数の候補者を立てられるのは、自民と民主しかない。
自民との一騎打ちならば、民主党がやや劣勢という程度である。
消滅は免れるかもしれない。
国民の生活が第一はそれだけの候補者を立てられるか?
維新も無理だろう。
野田と民主党が生き残るには、それしかない。
だがそんなことを許してはいけない。
幸い自民党は勘違いしている。
民主党の余りのひどさに選挙をやれば圧勝できると思っている。
自民をおだてて早く選挙をやらせたほうがいい。
衆参同日選挙などやらせないように!
その勘違い自民党と言えば、古色蒼然たる”新体制”
自民党の新総裁・安倍晋三執行部の体制をみて、期待に胸を膨らませた人もまた皆無であろう。
勿論、何事にも例外はある。
ポストに期待をかける自民党議員。
極右勢力。
軍需産業関連企業、公共事業、その他……。
安倍晋三総裁(二世)
石破茂幹事長(二世)
高村正彦副総裁(二世)
細田博之総務会長(二世)
甘利明政調会長(県議・二世)
菅義偉幹事長代行
浜田靖一国対委員長(二世)
鴨下一郎幹事長代理
佐藤勉国対委員長代理
河村建夫選対局長=留任(二世)
政権を離れてから三年。
その間、自民党は何をしていたのか?
総裁選立候補者の5人全員が二世議員。
できあがった執行部も二世議員ばかり。
本当は国会議員は国民の最も上質な部分であるべきである。
私たちは、私たちの代表としてどんな人間を選ぶべきなのか?
私たちは、どこから国会議員を選んだり育てたりすべきなのか?
私たちは、質の良い政治家を生み出す仕組みを持っていないのだ。
その間隙を突くようにのさばりだしているのが松下政経塾である。
しかしその害悪はすさまじいものになっている。
そして橋下維新塾はその二番煎じに過ぎないし、各地ではやりの政治塾も似たようなものである。
小沢政治塾も残念ながら決して成功しているとは言えない。
ただし、唯一まともな政治塾ではあるが……。
ダメ政治家の息子や娘。
次に官僚。
次に労組。
日本をダメにしてきた張本人たちが、次の政治家を生み出し続ける。
そして政治塾がこれに加わる。
政治家を生み出す基盤がこんなものしかない。
それでも私たちはよりマシな選択をしなければならない。
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