http://www.asyura2.com/12/senkyo136/msg/567.html
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米国は輸出どころか輸入を強制して来る。EUは米国金融に国家財政が荒らされて殆ど輸入してくれなくなった。輸出先を失った商品が中国内需を一斉に目指し始めて1年経過した。日本企業も米国⇒EU⇒中国へと市場を変えた。
日本企業は2011年に対中輸出を8%伸ばし、製造業投資を78%増加させた。ドイツと米国に後塵を拝し、韓国に追い上げられるじり貧から脱却する大転換をしていた。それが、野田の『盗品故買』で水泡と帰する可能性が強まった。
日本政府が余程うまく交渉しても、日中政府間の和解は建前に過ぎず、中国国民が日本製品不買から本格的に脱却することは、今の日本政治とマスコミと世論を見るに、ほとんど期待できないだろう。ドイツの敗戦処理のように全国民の歴史教育を隣国に検査してもらう政権は現れないだろうから。
仮に、全ての対中輸出と、タイなどの日本企業からの対中輸出(三国貿易)が停止した輸出総額に与えるダメージは、日本が20%〜40%。対して中国は半分の9.5%。
中国政財界はこのダメージの差を知って、不買運動を黙認し、中国が日本から輸入する物の中で重要な高性能部品をドイツ製に切り替えつつある。8/30にメルケル首相が北京に来て2日間協議していた。
野田や安部や前原や石破に権力を握らせた日本は今度こそ再起不能になる。国内では、自分は右翼と分からぬ国民が7割らしい。教育とマスコミの60年の仕業の結果である。立て直すには20〜40年かかる。福島原発の廃炉よりは短いが。
参照:「脆弱な日本経済を危機の泥沼に引きずる野田政権」
http://japanese.china.org.cn/business/txt/2012-09/29/content_26677758.htm
参考:(日本⇒中国貿易)1615億$
日本の輸出総額に占める中国向け比率は20%、
中国の輸入総額に占める日本からの比率は9%
参考:(中国⇒日本貿易)1834億$
日本の輸入総額に占める中国からの比率は23%、
中国の輸出総額に占める日本向け比率は10%
参考:2011年3月末時点で、日本企業の海外現地法人数は18599社、うち中国大陸部と香港地区には5565社(29.9%)。この5565社のうち、製造業企業は3078社(海外製造業企業の36.6%)。
参考:日本貿易振興機構:2011年の中日二国間貿易における貿易総額、輸入額、輸出額のいずれもが史上最高。
参考:日本貿易振興機構:2011年の日本の中国大陸向け投資は49.6%増、特に製造業投資は前年同期比78.3%増
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