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「健全な法治国家のために声を上げる市民の会が、新たに告発、補充申立 記者会見:岩上安身氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/8719.html
2012/9/30 晴耕雨読
https://twitter.com/iwakamiyasumi
以下、RTを連投。
本日、虚偽有印公文書の疑いが持たれている「田代報告書」をめぐり、健全な法治国家のために声を上げる市民の会が、新たに告発、補充申立を行った。
IWJは、その後の司法記者クラブでの記者会見を取材。
以下、報告する。
今回、最高検への告発、及び東京第1検審への補充申立の発端となったのは、ある情報提供者からの指摘。
その内容は、「田代報告書作成までの経緯について、調査を行った結果をまとめた『最高検の報告書』に矛盾がある」というものである。
最高検報告書によれば、「木村検事は、田代検事から、平成22年5月17日のB(石川)氏に対する取調べの報告を受け、田代検事に対し、B氏が供述調書の作成に応じた経緯を具体的に分かり易くまとめた報告書を作成するよう指示した」
「田代検事は、取調べ終了後、初めて報告書の作成の指示を受け、同年5月17日夕刻(同日の取調べは、午後6時ころに終了しているので、それより後ということになる)から、記憶のみを頼りにその作成を開始した。」
「木村検事は、翌18日、佐久間部長に本件取調べの結果を報告し、その結果、B氏が保釈後の取調べでも供述調書の作成に応じたことは、秘書事件公判における立証上も有益であると考え、木村検事に対し、本件取調べにおいて、勾留中にB氏がA(小沢)氏への報告等を認める供述をした経緯を振り返るやり取りがあったのであれば、これにつ いて報告書を作成するよう指示した」
「木村検事は、この指示に基づき、田代検事に対し、それも報告書に記載するよう追加の指示をした。田代検事は、かかる指示を受け、その点も含め記載し、同月19日夜までに田代報告書を完成させた」
日付がズレている!
この最高検の報告からすると、田代検事が、本件捜査報告書の作成に着手したのは、早くても5 月18日であり、それが完成したのが5月19日だということになる。ところが、同報告書の作成日付は「5月17日」。
公文書の作成日は、当該文書が完成して、その内容が確定した日を意味するもの。
「何年何月何日付の文書」として当該文書の特定にも用いられるもので、文書の特定においても極めて重要な意味を持つ。
報告書の作成日付の虚偽記載という疑惑。
田代報告書が報告書として完成したのが5月19日である以上、作成日を17日と記載することは、いかなる意味においても虚偽記載であることは明らか。
この虚偽記載の動機は悪質であると同会代表八木氏はいう。
曰く、作成日を偽ることで、取調べが行われた日のうちに作成されたものであるかのように装い、検審員に、田代の記憶が鮮明なうちに作成されたもののような印象を与え、実際の取調が報告書通りであったと思わせる意図があるとしか考えられない。
作成日改ざんは、最高検報告書において、田代が、上司への報告用であると考え、報告書を作成したとされていることとも矛盾。
田代は18日の佐久間の指示で、佐久間宛の報告書を作成しており、報告用と考えていたのなら、あえて1 7日とする必要はない。
田代報告書が佐久間への報告用であれば、作成日の虚偽記載は説明がつかない。
以上のことから、田代に虚偽有印公文書作成・同行使罪が成立することは明らかであると市民の会は指摘し、今回の告発、補充申立に至った。
さらに、佐久間、木村両上司に対しても虚偽有印公文書作成・同行使罪が成立することが明白だとし、告発、補充申立を行なった。
その理由を、市民の会は以下のように説明する。
田代報告書の実際の作成日が5月17日でないことは、18日に報告書の作成を指示をした佐久間が認識していたことは明らか。
宛先の本人である佐久間が、「田代報告書の不正確な記載を認識していなかった」とは到底言えない。
佐久間・木村から、連投Eの「勾留中にB氏がA氏への報告等を〜作成をするよう指示」との指示を受け、その捜査報告書を作成したという作成経過であれば、そのような指示を受けただけの田 代が、独断で作成日を偽るとは考えられない。
佐久間、そして、連絡役となった木村からの指示により、田代報告書の作成日が、改ざんされたと考えられる。
作成日の虚偽が、記憶が新鮮であるかのよう装う意図的なもので、それは田代の判断ではなく、佐久間・木村の指示による可能性が高い。
このことは、田代報告書に係る虚偽有印公文 書作成・同行使の成否を判断する上で看過できない。
しかし、最高検報告書では、このような田代報告書の作成経緯を認定していながら、この点について、田代報告書の虚偽記載について全く検討していない。
以上が、記者会見で述べられた、健全な法治国家のために声を上げる市民の会による告発、補充申立の趣旨である。
会見後のぶら下がりで、さらに詳しく話をうかがった。
報告、了。
記事、記者会見はこちら→http://bit.ly/UMtRef
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