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http://ameblo.jp/kokkoippan/entry-11365281114.html
橋下徹大阪市長のセクハラツイート、野田首相なら辞任モノなのに許されてしまう。変じゃない?
映画作家の想田和弘さんのツイートとブログがとてもおもしろい。昨日の橋下徹大阪市長と朝日新聞女性記者とのツイート問題について次のように指摘しています。
橋下徹大阪市長の手法は「全体主義政権が好んでつかう手口」
(メディアを)「支配・コントロールするためのえげつない作戦」
(野田首相なら)「辞任に追い込まれると思う。それが橋下くんだと許されてしまう。変じゃない?」
https://twitter.com/KazuhiroSoda
▼よほど痛いところを突かれたのだろう、橋下くんによる下品で女性蔑視丸出しの阿久沢記者攻撃が止まらない。「僕のツイッターを暇つぶしと言い切った」と事実上の取材制限で脅しているが、阿久沢記者のツイートを遡っても「暇つぶし」という言葉は見当たらない
https://twitter.com/KazuhiroSoda/status/250761709743140866
▼言ってないのに「言った」として脅しているのだとしたら最悪だが、仮に阿久沢記者が「暇つぶし」と書いていたとしても、それで取材制限をするのは権力者の態度としてあり得ない。それが許されるなら、権力者の意に添わないことを書いたら取材制限できることになってしまう。それでは民主主義は壊れる。
https://twitter.com/KazuhiroSoda/status/250762568887582721
▼それにしても橋下くんはいつもながら脅し方が卑怯。阿久沢記者本人の取材制限ならまだしも、朝日の記者全員の取材を制限するというのは、連帯責任で口をつぐませようという魂胆で、全体主義政権が好んでつかう手口。この人に国政を任せたら大変なことになりますよ。朝日新聞は屈してはならない。
https://twitter.com/KazuhiroSoda/status/250766151599140865
▼橋下くんの「あのなー、どれだけあんたは自信過剰なんだ。あんたのスチュワーデス姿なんて場末のラウンジのお化け祭り以下だぜ。絶対に着て来いよ!」というツイッター発言。公人がこういう汚い言葉を使うことに、みんな慣れてしまっていること自体が恐ろしい。この発言だけで辞任モノですよ。
https://twitter.com/KazuhiroSoda/status/250769193228697601
▼例えば野田さんが「あのなー、どれだけあんたは自信過剰なんだ。あんたのスチュワーデス姿なんて場末のラウンジのお化け祭り以下だぜ。絶対に着て来いよ!」と発言したことを想像してみよう。辞任に追い込まれると思う。それが橋下くんだと許されてしまう。変じゃない?
https://twitter.com/KazuhiroSoda/status/250770143825784832
▼完全なセクハラかつ女性蔑視発言だと思います。 @salome_soleil: この発言は普通にセクハラではないですか?女性に対する姿勢や発言がいつも橋下ひどすぎる。@KazuhiroSoda
https://twitter.com/KazuhiroSoda/status/250961701518864384
▼みんな気づいているとは思うけど、橋下くんがときどき記者を名指しして槍玉にあげるのは、本人だけでなく大勢の記者やデスクたちを心理的に萎縮させ、支配・コントロールするためのえげつない作戦なんだよね。そんなのには負けず、ジャーナリストとして毅然として報道を続けて欲しい。
https://twitter.com/KazuhiroSoda/status/250772239740440576
▼(※これは想田和弘さんがリツイートしたものです)
甲南のK @Oral_Historian
@KazuhiroSoda 慰安婦問題に関する阿久沢さんの橋下市長に対する言葉、23日だけでなく今まで何度か被害者の証言を聞いてきた自分も同じ気持ちでした。事前の面会申し入れにも関わらず、休日を理由に会わず、翌日そのことに触れず「都合が合えば会いたい」とはバカにしています。
――以上が、想田和弘さんのツイートです。想田さんが指摘しているように、普通なら辞任に追い込まれるセクハラ発言を橋下大阪市長は行っているわけですが、ネット上で検索してみた限りこの問題についてどのマスコミもスルー状態のようです。権力の監視、権力の横暴を告発するのがマスコミの本来の役割なのに、これでは「民主主義は壊れ」てしまいます。
それから、想田和弘さんはブログで「橋下ノンポリ説 第2弾」というエントリーで次のように指摘しています。
▼橋下ノンポリ説 第2弾
http://documentary-campaign.blogspot.jp/2012/09/blog-post.html
橋下問題では日本人の民主主義観が問われているんですよね。実際、橋下って多数決で決まったことに従いたくない人(=少数派)は出て行けっていう人でしょ。今は「従わないヤツは公務員を辞めろ」って言ってますけど、国政を担うようになったら「国から出て行け」になりかねない。
「出て行け」ならまだマシで、下手すると「従わない奴は死ね」になりかねないのが橋下の危うさだと、僕は本気で思っています。「そんなバカな」という人、歴史を見て下さい。実例に事欠きません。もちろん僕の危惧は間違っているかもしれない。でも、当たってたら大変です。だから警告しているのです。
――想田さんが警告しているように、橋下問題は日本の民主主義が問われているのだと私も強く思います。
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