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2012.09.29 ZAKZAK
野田佳彦首相は週明けの10月1日、内閣改造を断行する。国内外の重要課題に対処し、低迷する支持率を回復させる強力な布陣が期待されるが、今週初めから、霞が関で19人の“閣僚名簿”が出回っている。某省庁作とされる名簿には、党役員からの横滑りや、民主党内各グループの入閣適齢期の議員が並び、ほぼ目新しさはない。もし、この通りなら、野田政権は「官僚主導」のレッテルを貼られかねない。
関係者によると、問題の名簿=別表=は、霞が関の主要省庁が作成したという。藤村修官房長官ら5人が留任で、9人が初入閣だ。
枝野幸男経産相が環境相に横滑りし、前原誠司政調会長と、樽床伸二幹事長代行、城島光力国対委員長ら党幹部が、それぞれ財務相、経産相、厚労相となっている。野田首相と同じ、松下政経塾出身者も4人いる。
党役員人事で、細野豪志環境相が政調会長、安住淳財務相が幹事長代行にスライドしただけに、自民党中堅議員は「いかにもありそうな人事だ。民主党は同じ議員で閣僚や党幹部をメリーゴーラウンドのようにたらい回しする。人材がいないのか」と皮肉った。
一方、初入閣組は、党内各グループの当選4−7回の入閣適齢期の議員たちだが、疑問符がつく人選もある。
野田内閣では2代連続で法相が死刑を執行したが、死刑反対の近藤昭一氏が法相に。北朝鮮による日本人拉致問題への取り組みを強化するために保守系の松原仁国家公安委員長を据えたのに、リベラル色が濃い菅グループの末松義規氏の名前が記されている。
民主党ベテラン秘書は「名簿を作成した官僚は、民主党が次期衆院選で苦戦し、下野する可能性が高いとみて、『野田首相は適材適所より、各グループに平等に“選挙対策の大臣ポスト”や“思い出ポスト”をバラまき、求心力を保つことを重視する』と考えたのだろう」と分析した。
一方、官僚に批判的な前原氏の名前があることから「人事をつぶすために流している」(官邸筋)といううがった見方もある。野田首相は、どんな布陣を敷くのか。
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