http://www.asyura2.com/12/senkyo136/msg/415.html
Tweet |
http://ameblo.jp/shimarny/entry-11365272724.html
【野田総理のままで日中関係の修復は不可能、中国も「ペテン、騙し、欺き」とレッテ ル貼り 打つ手なし (shimarnyのブログ)】
2012年09月27日(木) 17時25分50秒
国内で「嘘つき総理」として名を馳せた野田総理であるが、その名声は止まる所を知らず中国でもペテン総理として名を馳せそうである。
[27日 NHK]中国 野田首相演説に直ちに声明
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120927/k10015316411000.html
野田総理大臣の国連総会での演説を受けて、中国外務省の秦剛報道官は直ちに声明を出し、「歴史の事実と国際法をかえりみず、公然とほかの国の主権を侵犯することは、第2次世界大戦後の国際秩序に対する重大な挑戦であり、国際法のルールを持ち出すと見せかけながら、人をだまそうとするものだ」として、強く反発しました。
中国側が野田総理大臣の演説に直ちに反応したことは、今回の演説が、国際社会での日本に対する支持を広げようとする動きとみて、神経をとがらせていることをうかがわせています。
国連総会に出席している中国の楊潔*チ外相は、28日に演説を予定していますが、尖閣諸島を念頭に自国の主権を強くアピールする姿勢を打ち出すものとみられ、日本に対し領土問題の存在を認めるよう、さらに攻勢を強めることが予想されます。
一方、韓国政府は、島根県の竹島について、島は韓国固有の領土で、解決すべき紛争はそもそも存在しないという立場で、国際司法裁判所でこの問題を扱うことを拒否しており、今後もこうした姿勢を堅持するものとみられます。
韓国のキム・ソンファン外交通商相は、28日に行う国連総会の演説で、いわゆる従軍慰安婦問題を初めて取り上げることを検討しており、野田総理大臣の演説の内容を確認したうえで、この問題に言及するか、どうか注目されます。 *「チ」は竹かんむりに「褫」のつくり
拉致を非難も北朝鮮は議場におらず
野田総理大臣は、国連総会で行った演説で拉致問題を取り上げ、「基本的な人権の侵害という普遍的な問題であり、国際社会の重要な関心事項だ」と述べ、北朝鮮を名指しで非難し、国際社会に対して協力を呼びかけました。しかし、演説が行われた際、議場には北朝鮮の代表団の姿はありませんでした。≫
【野田総理の支持率回復へ必死のアピール】
日本の現職の総理大臣が国内のみならず国外でも「嘘つき」呼ばわりされては、「裸の王様」として無様な醜態を晒し続けるのも酷だろう。
今回の国連総会での演説は 明らかに国内向けである。
単に日本国民に野田総理が国際会議の場で「日本は領土、領海を守る」ということを宣言している姿勢を見せたかっただけである。
その証拠に、野田総理の演説で出てきた国名を挙げると「アフガニスタン」「南スーダン」「ミャンマー」「イラン」「北朝鮮」「シリア」だけで肝心の「中国」「韓国」がないのだ。
明らかに「中国」「韓国」に対して逃げているのである。
この真正面から向き合わず逃げの姿勢を貫くことが、国内で「嘘つき」呼ばわりされる原因となったことをわかっていないのである。
もし、ここで大英断するなら、中国と韓国に国際司法裁判所に出て領土問題を解決しましょうと呼びかけても良かったはずである。
結果的に国名を挙げる如何に関わらず同じ反応だったのだろう。
【事の発端は野田総理による 重大な過失】
野田総理の国連演説後の中国外務省による談話を下記にまとめる。
「領土の帰属問題は歴史的根拠と法に基づき解決されるべき。一部の国は歴史的事実と国際法を顧みず公然と他国の領土主権を侵犯した」
「(尖閣諸島は)中国固有の領土だが、日本が日清戦争の結果、奪い取った。第2次世界大戦終結に際して日本が受諾したカイロ宣言とポツダム宣言により、中国に返還されるべき」
世界の反ファシズム戦争に対する勝利を否定するものであり、第2次世界大戦後の国際秩序に対する重大な挑戦を行っている」
「国際法を持ち出して隠れ蓑にしようとしているが、この方法は自らを欺くペテンで、他人を騙すことである。歴史を正視し、他国の主権を侵害する全ての行為をやめなければならない」
「関係国は歴史を正視するべきである。国際法律の原理を適格に守り、他国の領土主権を損害する一切の行為を停止しなければならない」
野田総理は中国でも「ペテン総理」となってしまったのである。
上記では、第2次世界大戦以降1971年までの間、中国側が尖閣諸島を自国領と主張してこなかった理由は明らかにされていない。
また、歴史認識の隔たりが大きくなかなか解決できないだろう。
しかし、今回の発端は 野田総理の尖閣国有化宣言 が原因である。
参考記事:最大規模の反日デモを中国政府が放置、主因は野田総理が胡主席を騙しメンツを潰し逆鱗に触れたこと
http://ameblo.jp/shimarny/entry-11357142251.html
つまり、野田総理は中国の胡錦濤国家主席との立ち話で断固反対されたが聞き流し、翌日にも会見で尖閣諸島を購入を発表したことにより、中国の国家元首のメンツを潰したのである。
そして、この野田総理の過失は中国に「茶番」と認識されたのである。
参考記事:野田政権の尖閣諸島の国有化は石原都知事の購入を阻止するため、習副主席が「茶番」と非難する理由
http://ameblo.jp/shimarny/entry-11360442621.html
つまり、中国の習近平国家副主席が、かつて大日本帝国軍が南満州鉄道爆破の自作自演で始めた満州事変と同じく、野田総理と石原都知事が結託した自作自演の企てと断じたのである。
この野田総理の重大な過失を 政権中枢は全く気付いていない。
【野田総理が退陣して政権交代が 解決の糸口】
藤村官房長官は中国外務省の談話を受けて下記のように述べた。
「受け入れられない。第2次世界大戦の結果を持ち出し、それに日本が挑戦しているかのような主張は全く的外れで不適切なコメントだ」
「共に東アジアの平和と安定に責任を持つ国家として、大局的観点から戦略的互恵関係を深化させていくことの重要性は強調したい」
官房長官でさえ事の経緯を全く流れが読めていないのである。
おそらく、このままでは中国の対日圧力が一向に止まず、野田政権のままでは経済のみならず文化交流まで悪影響を及ぼす可能性がある。
もはや野田総理は、国内で街頭演説すれば「嘘つき、帰れ、辞めろ」と国民から罵声を浴びせられ、国外においても「ペテン、嘘つき、騙し、欺き」とのレッテルで報道されるのである。
いい加減、内外問わず四面楚歌なら「近いうち」を悟るべきだろう。
総理に居座り続ければ、どの情勢も日に日に悪化していくのである。
悪化の一途を辿る日中関係を修復するための最善策は、今回の責任を取って野田総理の退陣と解散・総選挙による政権交代となるだろう。
今回の領土問題の全責任を野田総理並びに民主党政権に押し付ければ、尖閣国有化を既成事実としたまま関係修復の可能性が生まれよう。
一旦リセットすることが両国間の仕切り直しには「持って来い」だろう。
10月にも中国指導部が交代する共産党大会が開かれることが見込まれることから、「近いうち」も10月の臨時国会冒頭が妥当だろう。
野田総理は自分で蒔いた種は自分で刈らねばならないのである。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK136掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。