http://www.asyura2.com/12/senkyo136/msg/406.html
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このまま行けば総理大臣になる安倍政権は、問題山積だ。
http://31634308.at.webry.info/201209/article_27.html
2012/09/28 00:13 かっちの言い分
BS11 本格報道InsideOutの9月26日の番組では、司会山口一臣氏(週間朝日元編集長)で、ゲストに森田実氏(政治評論家)、鈴木哲夫氏(BS11)を迎え、「なるか政権奪回 自民党新総裁選出」と題して議論を行った。この中で、森田氏が自民党の安倍氏と石破氏をめった切りしていた。今回安倍氏、石破氏が上位1、2位を取ったが、これは正に中国、韓国と領土問題の過激な発言でなったようなものだと切り捨てた。石破氏なんぞは、日本の自衛隊に海兵隊を作って、尖閣列島、竹島などに何かあった場合に対処すべきなどと、危なくてしょうがない。石原氏は今回の尖閣列島の問題などは外交で対処すべき、また経済の話をして、極めて真っ当なことを訴えたが、逆に安倍氏、石破氏の戦争も辞さないという強硬意見に霞んでしまったと述べた。最後に、こんな極右の二人に内閣と党を任せれば、大変なことになると述べ、少なくとも石破氏は幹事長などにしたらダメだと述べた。森田氏に言わせれば最悪な組み合わせとなった。
上記の話を頭において、東京新聞の副論説主幹の長谷川氏が執筆した以下の記事を読むと、今後の政治の動きが納得できる。
ニュースの深層
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/33642
『気をつけるべきは党内のバランスより足下の造反!「逆転勝利」で返り咲いた安倍新総裁は自民党を「改革政党」に変えられるか』
この記事によれば、安倍党首は今回の4候補者の中で一番民主党に批判的であると述べている。消費税増税もデフレ状態では批判的で、その結果3党合意自体にどれだけ本気に取り組むか疑問と述べている。
そうなると、連立の芽も無くなり、野田首相はますます解散しづらくなり、先送りせざるを得なくなると述べている。
『安倍自民党が特例公債法案への反対姿勢を鮮明にすれば、野田政権は行き詰まる。 財務省は財務省証券を発行して財政ファイナンスをする「その場しのぎ策」に反対する方針だ。これは閣議決定ずみだ。結局、野田は粘っても、せいぜい年末の予算編成までが精一杯だろう。遅くとも来年1月までに解散せざるをえない状況に追い込まれるに違いない。』と述べている。
安倍氏の政権運営の今後のキーとなるのが、「大健闘したライバル候補の処遇」と森田氏と同じようなことを述べている。安倍氏は総裁選でも「公務員制度改革は道半ば」と訴え、消費増税に対する慎重なスタンスで霞が関路線には一定の距離を置いていると述べている。 ところが安倍が重用せざるをえない石破、石原、町村といった面々は、どちらかといえば「親・霞が関」で、安倍氏が本来の改革志向を前面に出し、さらに日本維新の会との連携も視野に入れて突き進めば、党内のライバルたちと衝突すると述べている。
この状態を見ていると結局、昔の自民党と何ら変わっていない。派閥、同僚仲間への気遣いが問題になるようでは、昔と何ら変わりなく、改革など出来ない。それが総理大臣という甘い汁を享受できるとなればどんなことでもする。
同じBS11に小沢氏が登場して、小沢氏の政経フォーラムにも講師として呼ばれた鈴木哲夫氏のインタビューを受けていた。小沢氏に言わせれば、自民党は今回の総裁選挙でもう政権を取ったような浮かれぶりで、党の改革は忘れていると述べた。民主党も切る切ると言われていた輿石氏が幹事長になり、最有力の代表選対抗馬の細野氏を政調会長に迎えた。民主党も自民党的人事をやるようになれば末期状況だ。
上記の2党とも違う受け皿としての生活があると、小沢氏は力説した。
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