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安倍氏が政権に就いた2006年以降、目に見えて日本の信用と国家の威信が損なわれ続けたように思う(伏線は2001年の小泉政権、いやそれ以前にさかのぼるが…)。その後、自民党の首相2代を経て、2009年に民主党政権に交代した。ところが、その政権は沖縄基地移転問題で失敗、2011年3月11日の原発事故処理で決定的な過ちを犯した。また、消費税問題での公約破りをして政治不信を一気に募らせた。
さらに現政権の領土問題での不始末で、一度退場した安倍元首相が、一気に自民党総裁に就任するに至った。2007年の退陣直前に従軍慰安婦問題について安部氏の一方的な発言が、世界の世論の猛烈な反発を引き起こして、追いつめられたことをどれだけの日本国民が覚えているだろう。
首相在任中の安倍氏は慰安婦問題について十分に熟慮しないで、「強制した事実を裏付ける証拠は無い」と言い放ち、政治責任説明(アカウンタビリティ)を全く無視したため、世界のメディアの大きな顰蹙と反発を買った。政治家として全く成熟を見せない安倍氏の再登場により、世界のメディアが再び責任論を追及し、ますます日本の立場が損なわれることを危惧する。
また、当時はなんとかの「一つ覚え」のように憲法改正を叫びまくり、理念や理想の議論が欠落したまま、強引に押し切る悪しき手口は、そっくりそのまま現野田政権の消費税問題、原発問題、TPP問題、オスプレイ問題などに見事に引き継がれている。
難局に直面すると簡単にボロ(閣僚不祥事、慰安婦問題、参議院大敗、教育基本法、靖国参拝など)を出してしまった安倍氏。自民党総裁の狂気とも言える火遊びが繰り返されそうだ。もしこの人が再び首相になったら、日本は奈落の底に落ちていきそうな気がする。止める方法はないのであろうか?
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