27. 新自由主義クラブ 2012年9月28日 11:43:16
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>>26 >>01の用に小沢一郎書いた本も読まずに勝手に自分の都合の良い様に「小沢一郎はTPP賛成と」いつも同じ事を書く。 小沢一郎がTPP賛成だなんて何時どこで言ったのか?反論します。 01ですが、わたしは、「小沢一郎代表と東幹事長は、TPP参加反対ではありません。」と書きました。 実際に2012年9月18日の「国民の生活が第一」の党本部における記者会見で、小沢一郎代表は「TPP、僕らは反対と言って決めているわけではありません。」と発言されました。現在、IWJの動画が閲覧できます(9/28現在)。このコメントの末尾に、小沢氏の発言の書き起こしも添付いたしましたので参照してください。 小沢一郎氏は、基本的に「セーフティーネットをつくれば、どんどん貿易も投資も自由化すればよい」という考えです。これについては、小沢一郎ウェブサイト『私の基本政策』をご覧ください。 農業について言えば、「米などの基幹農産物について戸別所得補償制度を整えれば、すべての品目について農産物の貿易自由化・関税撤廃をしなさい」というのが、小沢氏の考え方です。 小沢一郎著『小沢主義』(集英社,2009)の「農産物を含む貿易の自由化を主張してきた理由」の節を読んで見てください。 小沢一郎氏の書いた本を全く読まずに勝手に自分の都合の良い様に書いているわけではありません。 ■小沢一郎ウェブサイト『私の基本政策』
【個別(戸別)所得補償制度の創設】 世界貿易機関(WTO)における貿易自由化協議と、各国との自由貿易協定(FTA)締結を促進する一方、農産物の国内生産を維持、拡大する。そのために、基幹農産物については、わが国の生産農家の生産費と市場価格との差額を各農家に支払う「個別(戸別)所得補償制度」を創設する。 【貿易・投資の自由化を主導】 世界貿易機関(WTO)において貿易・投資の自由化に関する協議を促すと同時に、アジア・太平洋諸国をはじめとして、世界の国々との自由貿易協定(FTA)締結を積極的に推進する。それに向け、農業政策を根本的に見直すことで、わが国が通商分野で国際的に主導権を発揮する環境を整える。 http://www.ozawa-ichiro.jp/policy/run_for_ipolicy_0609.htm ■小沢一郎著『小沢主義』「農産物を含む貿易の自由化を主張してきた理由」
都市と地方という二分法で言えば、僕は地方出身議員で、支持者の多くは農業関係者だが、自由経済・市場開放の観点から、相手が本当に自由貿易を望むなら農産物の輸入も自由化すべきだということを、かねてから僕は堂々と主張してきた。貿易の自由化によって得られる我が国のメリットは、それによってこうむるデメリットをはるかに上回るものだからである。 おかげで農協や農水省からは僕は目の敵にされたが、支持者はちっとも離れなかった。 それはなぜかといえば、「なぜ、今、日本はそうしなければならないか」という理由をきちんと正直に説明したからだ。 食糧政策の観点から見れば、今の日本の食料自給率はカロリーベースで、わずか40パーセント。同じ島国であるイギリスでさえ75パーセント近くに達するというのだから、日本の40パーセントという数値がいかに深刻な数字であるかはお分かりいただけるだろう。 しかし、だからといって、そこで農協や農水省の主張するとおり、従来どおり、輸入農産物を排除して国内農業を保護すれば問題解決するかといえば、それは本末転倒した議論だ。 まず第一に忘れてはならないのが、日本の農産物は量はさておき、その質としては世界でもトップクラスの水準にあるという事実だ。なぜ、そうなのかといえば、経済的に豊かになった日本の消費者の舌が肥えていて、また食の安全に対する意識も高いからに他ならない。したがって価格の安い輸入農産物が入ってきても、それだけがたくさん売れるとは限らない。 だからこそ、僕は「もっと自分たちの作っているものに対して自信を持て」「関税が撤廃され、農産物の輸入が自由化されても、きちんとした対策を講じれば日本の農業は充分やっていける」とつねに説いているのだ。 小沢一郎『小沢主義』(集英社,2009). http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-746513-6 ■2012/09/18 国民の生活が第一 小沢一郎代表 記者会見 IWJ Independent Web Journal (小沢一郎氏は)TPPについては、「TPPは反対と決めているわけではない。建前の話から見れば悪くはない」と強調したうえで、TPPの参加によって、米国社会のシステムに日本が巻き込まれてしまう可能性があると指摘。日本政府の意思表示がしっかりできる環境を作り出せていない現状に危惧を表明した。また、強固な外交路線を築き上げる必要性を訴えた。【IWJ】 【TPPに関する小沢氏の発言の書き起こし】(動画の19分33秒から22分16秒)
(小沢一郎) TPP、僕らは反対と言って決めているわけではありません。最終政策は、今、みんなの意見を聴きながら、ネットでも大変多くの意見が寄せられているそうです。それを聴きながら、来月に最終の政策のとりまとめをおこないます。 TPPというのも、建前の話からすれば、別に悪いことではないのですよ。そこだけとればね。 問題はやはり、アメリカの10年、20年前から、ずっと日米交渉の中でありますけれども、構造協議のね、変形なのですよ。要するに、アメリカ社会のシステムに日本も組み入れたいというアメリカの腹の中がありますので、私が、というか、みんなが心配しているのは、やはり、それに参加して取り込まれてしまうのではないかと。今の政府では、とてもアメリカとサシで議論できるような状況ではないのではないか、ということが、みんなの心配なのですよね。 だから、私も同様です。今のままでは、オスプレイの話を例を取ってみても、何を取ってみても、結局、自分で、きちっとした意見の表示がないままに、アメリカの言うと通りになってしまうと。こういう日米の二国間関係というのは非常に、私はこれは前から言ってますが、これでは同盟ではないと。 ここは、きちっと言うような日本政府にならなくてはいけない、という想いで考えておりますので、そもそもの建前の議論について、否定することは、意思は全くありません。 ただ、現実の二国間とか多国間の、バイであれマルチであれ、やはり、きちっとした日本政府の意思表示ができるような政府でないと、国民の直接の生活、あるいは国益に関することになりますので、その点を私は非常に心配しておるという事です。 http://iwj.co.jp/wj/open/archives/31360 http://www.asyura2.com/12/senkyo135/msg/888.html(コメント36の書き起こしを参考にさせていただきました。感謝いたします。)
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