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「苦労の痛みが分るのは、同じ体験をした人だけ」
http://japanese.irib.ir/programs/ペルシャ民話の園/item/31611-「苦労の痛みが分るのは、同じ体験をした人だけ」
ここからはことわざにまつわる物語をご紹介しましょう。「苦労の痛みが分るのは、同じ体験をした人だけ」
昔々のこと。都会に住む男が、村で暮らすことに決めました。彼は町の暮らしに疲れはてたため、数日間、町の喧騒や人々から離れ、静かに暮らしたいと思いました。彼はどんどん遠くに行き、こうしてある村にたどり着きました。彼は村の空気や鳥たちのさえずりに心を癒され、心に活力がみなぎってきました。するとそのとき、突然、声がしました。「おい、そこで何をしている?」
町の男が振り返ってみてみると、庭園の塀の上で、果実をつみとっている村の男の姿がありました。町の男は彼に向かって手を振り、言いました。「ここで何をすればいいのでしょう?数日間、町の暮らしから離れ、穏やかに暮らしたいと思って、ここに来たのです」
村の男は微笑みを浮かべ、言いました。「それなら、温かく迎えよう。さあ、私の庭に入ってきなさい」
町の男は庭園に向かって歩きながらひとりごとを言いました。「庭園を持つ男と知り合いになるなんて、これ以上いいことはない」 それから庭園の前に立ちました。村の男も塀から降り、庭園の扉を開けました。町の男は庭園の中に入りました。町の男は、目の前に広がった光景に驚きました。庭は楽園のように熟した果実に溢れています。村の男は言いました。「どうぞ。幾らでも好きなだけ、果物を食べてください」
町の男はまず、リンゴの木に向かいました。リンゴは立派で真っ赤に色づいていました。彼は手を伸ばし、それを取って少し食べてみました。それから別のリンゴをもぎ取りました。2つ目のリンゴを食べ終わらないうちに、3つ目、4つ目もかじり、地面に落としました。リンゴに飽きると、今度はブドウの木に向かいました。ブドウは金色に光っていました。ブドウをもぎ取り、数粒を口に入れ、それから桃の木に向かいました。モモは熟してとても甘い味がし、そこからミツのような果汁が滲み出していました。町の男は、モモを1つ、2つ口にすると、幾つかのものを地面に落としました。彼は自分で何をしているのか分っていませんでした。どの果物の木のそばに行っても、少し食べただけで他はつぶしてしまい、地面に捨てていきました。
こうして数時間が過ぎました。果物を食べたり、潰して捨ててしまうことに疲れ、庭の隅の木陰に座り、疲れを癒そうとしました。そのとき、ふと村の男に気づきました。彼は不快そうな様子で一言も話しませんでした。町の男は、どうしたのかを悟りました。そのため尋ねました。「どうやら私の行いが、あなたを悲しませ、不愉快な思いをさせてしまったようだ。言いたいことを言ってくれ」
村の男は言いました。「私があなたに何を言えるというのでしょう? あなたはこれまで生きてきた中で、花を植えたこともなければ、作物を収穫したこともありません。夜に眠気と戦いながら水をやったことも、朝早く、花のつぼみを見るためにワクワクしたこともないでしょう」
町の男は言いました。「あなたが言っていることの意味が分りません」
村の男は、深いため息をついて言いました。「つまり、あなたは、この庭園が自然にできあがったと考え、誰かが多くの苦労を重ねて作り上げたものだとは考えていない、ということです」
町の男は立ち上がり、言いました。「何を言っているのです? これほど立派な庭園が、自然にできあがるはずがないでしょう。私だって、あなたがこれほどのものを作るために、どれほど苦労したかはわかっているつもりです」
村の男はまたため息をついて言いました。「言うのは簡単かもしれません。でもただ言うだけと、実際に苦労を体験するのとは違います。あなたには、私の代わりに、この庭を作るために私が味わった苦労を味わうことはできないでしょう。それからこのことも覚えておいてください。苦労の痛みが分るのは、同じ体験をした人だけです」
このときから、他人の苦労も知らずに、口先だけで、それを理解したような口を利く人のことをこんな風に言うようになりました。「苦労の痛みが分るのは、同じ体験をした人だけ」
引用終わり
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日本の政治家、官僚で庶民と同じ苦労の痛みを味わった人が居るのだろうか???
ほとんどの人が味わって居ないのでしょう。
だから消費税増税だ、原発推進だと勝手なことを言う。
分かっているようなことを言う人も、ほとんどの人は実感として理解していない。
もっとも実感として理解してトラウマに成ったのでは仕方が有りませんが。
経験していなくても理解するのには、よほど感受性が強く、想像力が豊かな人でなければ無理でしょう。
しかもそういう人が少数居ても、多くの議員、官僚が理解できていないのならどうしようも有りません。
まず国民のためにという心が無ければ仕方が無いのです。能力がいくら有っても心がなければ0と同じです。悪い心が有れば0より酷くなる。
自民党も心も無く能力も無さそうな石破なんていうのが総裁になりそう。
軍事オタク。「日本は軍備が無ければ豊かだから攻めてこられる」なんていうのを前に聞いたことがあって呆れました。
パソコンの戦争ゲームの世界です。ゲームなら備えが無ければPCが自動的に攻めてきます。
家に帰って戦争ゲームでもしていろと言いたい。
野田も国民の意に反して、消費税増税、原発推進、TPP参加をするという。これは国民は馬鹿だ、自分の考えが正しいと考えている証明です。
自分の足りない頭で優性思想を持ち国民を馬鹿にしている。なんとも言いようがありません。
アメリカでもヒラリーがこのように言う。
20年後の中国は世界の最貧国になるとヒラリー米国務長官が対中挑発したのはほんとうか?(新ベンチャー革命)
http://www.asyura2.com/12/senkyo136/msg/347.html
自分の国の貧困化が進んでいるのに、よくこのようなことが言えます。
国民の苦しみを理解していない証明です
そして選挙制度はこのように
供託金600万円 出馬足かせ 脱原発団体「高いけど集めるしか」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2012092402000087.html
選挙に立候補する際に必要な供託金。制度そのものがない国もある中、日本は衆院選だと小選挙区三百万円、比例代表六百万円と世界一高い水準にある。一定の得票数に達しないと没収され、長年「立候補の権利を侵害している」との批判が根強いが今、あらためて疑問視する声が強くなっている。脱原発を求める市民団体は次の衆院選で候補者を立てようとしているが供託金の高さが普通の市民の出馬に大きな足かせとなるためだ。 (森本智之)
「こんなに高額だとは知らなかった。集めるしかないけれど…」。市民団体「グリーンアクティブ」からの出馬を決意した東京都西東京市の会社員山口あずささん(50)は頭を抱える。
小選挙区と比例代表に重複立候補する予定の山口さんに必要な供託金は六百万円。一人一万円ずつ計六百人から集めることを目標に、友人や知人らに声を掛けているが限界がある。近くカンパを募るためホームページを立ち上げる。同じく候補者擁立を目指す市民団体「緑の党」も、供託金制度を「民主的ではない」と批判、募金を呼び掛け始めている。
日本の供託金制度は一九二五年の普通選挙法の制定にさかのぼる。それまで直接国税三円以上の納税者に制限された選挙権が全ての二十五歳以上の男子に拡大され、選挙に出馬する人の増加も見込まれた。このため近代化のお手本としていた英国にならい、売名目的などの立候補を抑制する目的で供託金制度が創設された。
金額は二千円。これは当時の公務員の初年俸の約二倍にも当たり、本当の目的は、その頃「無産政党」と総称された社会主義政党が国政に進出することを防ぐことだったといわれる。帝国議会の審議では「制限選挙と同じではないか」「どんな理由で二千円と定めたのか」といった批判が一部で起きた。
だが戦後も制度は引き継がれ、金額も繰り返し引き上げられた=表。理由は、物価の上昇のほか「選挙運動費用を税金で負担する選挙公営制度を充実したため」(総務省選挙課)という。国会で反対したのは、供託金没収の多い共産党など一部だけ。学界を中心に「資産家には抑止効果がなく一般市民だけを縛る」などの批判があったが、顧みられることはなかった。
大妻女子大元教授の縣(あがた)幸雄氏(憲法)は「引き上げはほとんど無批判に行われてきた。現職議員にとって新人候補者を制限する施策に反対する理由はないからだ」と指摘する。
実は、二〇〇八年以降、自民党は供託金引き下げを目指し、実際に麻生政権時代に公職選挙法の改正案を提出している。ただこれには、民主党の勢いが増す中、共産党などが候補者を出しやすくして対抗勢力の得票を分散させる狙いがあったという臆測もある。供託金はつねに権力を握る側が自分たちの都合のよいように利用してきたともいえる。
世界を見渡せば、供託金の制度がある国は少数派だ。国立国会図書館によると、米国やフランス、ドイツ、イタリアなど大半の欧州諸国に制度そのものがない。英国(約六万二千円)、カナダ(約八万円)、韓国(約百五万円)も日本ほど高くはない。
財団法人世界平和研究所の大沢淳主任研究員によると、「候補者乱立の不利益よりも立候補の自由の方が大切」として供託金制度を廃止した国や、供託金の代わりに住民の署名を一定数集めることを課している国もある。大沢氏は「高額の供託金は人材の新陳代謝の妨げになっている。解決法を講じるべきだ」と指摘している。
引用終わり
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庶民が国会議員に成るのを拒んでいる。
参入障壁を高くして簡単に立候補できないようにしている。
正に議員とは既得権に護られている人たち。
投票行動はこのようなことも加味して考えなければ成らないのではないでしょうか。
死に票という言葉に騙されてはいけません。死に票など無いのです。
泡沫候補と言われようと、優れた人が票を集められるなら、また出ようとも考えますし、それなら出てみようと思う人も出ます。
そういう人に票が行けば、既得権に染まった議員への圧力にもなります。
しかも国民には最後はデモという手段も有ります
ポルトガル人、ついに大規模な抗議行動を展開
http://blogs.yahoo.co.jp/olympass/MYBLOG/yblog.html
ポルトガルは圧倒的デモで政策を撤回させました。
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