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株式日記と経済展望
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韓国の李大統領と台湾の馬総統は中国に取り込まれつつある。日本は
それに対して無力であり、アメリカは中東問題で手一杯で動けない。
2012年9月26日 水曜日
◆米 最近の日韓関係に「韓国何してる」との思い強いと外交筋 9月24日 NEWSポストセブン
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20120924-00000016-pseven-int&pos=3
韓国は今年に入って竹島について日本を挑発し、やりたい放題を続けてきた。その韓国にアメリカはいま、「一体何をやっているのか」と厳しい目を向けているという。以下、産気新聞ソウル駐在特別記者、黒田勝弘氏の解説だ。
* * *
韓国の「国防白書」は2年おきに発行される。2008年版では表紙にカラー写真で竹島周辺を遊弋(ゆうよく)する大型強襲揚陸艦「独島(ドクト)」の勇姿(?)が登場した。本文でも海軍艦隊による「独島防護訓練」の様子と、島上空を哨戒飛行する空軍のF16編隊の姿が紹介されている。
まるで韓国軍の“仮想敵”は日本であるかのような雰囲気だった。典型的な大衆迎合のポピュリズムだ。「こんなに日本の方ばかり向いていて大丈夫かしら?」と心配だったが、案の定、2010年の3月と11月、北朝鮮の軍事挑発を受けひどい目に遭った。
いずれもソウル北西の海の南北境界線付近だったが、白ニョン島(ペニョンド)沖で夜間パトロール中の哨戒艦が北の魚雷攻撃で撃沈され、さらに延坪島には白昼、ロケット砲と長距離砲が撃ち込まれ町が炎上している。
「それみたことか!」「韓国安保はいったいどこを向いていたのか?」と、韓国軍は内外から厳しい批判にさらされた。迂遠な「独島防護」に血道をあげる一方で、北からの奇襲攻撃にはまともに対抗もできない体たらくだったからだ。
その結果か、2010年版の「国防白書」の表紙から「独島」は消えた。「主敵(韓国軍では仮想敵をそういっている)は日本などでなくやはり北朝鮮」――しこたま北朝鮮にやられてみて、韓国軍も正気を取り戻したかにみえた。
これまでの慣例だとこの年末に2012年版が出る予定だが、さてどうなるか。どうも雲行きが怪しい。またぞろ「独島」が大きく登場しそうだ。李明博大統領の「史上初の独島訪問」とそれに対する日本の反発・対抗措置で、反日世論に「独島死守ムード」が高まっているからだ。
韓国は1950年代初めから竹島占拠を続け、これまであらゆることをやってきた。何もなかった岩山の島に武装警備隊(警察)駐屯からヘリポート、砲台、レーダーサイト、埠頭など各種施設の建設、メディアや閣僚をはじめ要人の往来、各種イベントの開催……。
今年は8月までにすでに14万人以上もの韓国国民が島を訪れている。これでもか、これでもかのやりたい放題を続けてきた。領土紛争ではいわば“挑発”の限りを尽くしてきた。あと残るは大統領上陸と軍隊(海兵隊)の派遣だけといわれてきた。今回、その一つの大統領上陸をやってしまったわけだが、実はもう一つの“海兵隊派遣”もついでにやろうとした。
これまで定期的にやってきた「独島防護訓練」が9月7日に実施されたが、当初、軍は海兵隊上陸作戦演習を敢行しようとした。大型ヘリ2機で1個中隊、約100人を空から投入、仮想侵入者を制圧するという訓練だった。
ところが直前になって大統領官邸の政治判断で海兵隊上陸演習だけは中止となった。大統領の竹島上陸以降、日本側での予想外の激高ぶりに驚き、これ以上の刺激は控えたというわけだ。
韓国をためらわせた背景には、米国の“たしなめ”があったというのがソウル外交筋のもっぱらの観測だ。米韓連合軍体制で有事の作戦統制権を握っている米国は、軍事問題では韓国にモノいえる立場にある。
米国には最近の日韓関係について「韓国はいったい何をやっているんだ! どこを向いているんだ!」との思いが強いという(ソウルの外交筋)。権力移行期ですべてが不透明な北朝鮮、軍事的膨張を続ける中国……米国にとって李明博大統領の“独島・愛国パフォーマンス”など、不要不急のまったく余計な行動というわけだ。
哨戒艦撃沈・延坪島砲撃から2年。“懲りない韓国”がまたまた「独島・反日」で視野狭窄に陥っている。となると今度も北朝鮮に軍事挑発してもらうしかないか。
◆台湾漁船団、日本の領海を出る 尖閣沖に侵入 9月25日 CNN
http://www.cnn.co.jp/world/35022213.html
(CNN) 数十隻の漁船と6隻の巡視船からなる台湾からの船団は25日、沖縄県の尖閣諸島沖の日本の領海に一時侵入した。海上保安庁が明らかにした。海上保安庁が退去を警告し、正午ごろまでに船団は領海を出たという。
これとは別に中国の監視船10隻も付近を航行しているが、領海には侵入していないという。
台湾の通信社CNAは、最大100隻の漁船が10隻の巡視船とともに尖閣諸島に向かっていると伝えていた。CNAによれば、台湾海岸巡防署の王進旺署長は、今回の漁船団について、尖閣諸島に対する主権を支持するための過去最大の行動だと述べたという。
尖閣諸島については、台湾と中国も領有権を主張している。
(私のコメント)
中ロ韓による対日包囲網に台湾も加わって来た。50隻以上の漁船と巡視船を尖閣沖に送り込んできましたが、連鎖反応が止まりません。小さな無人島の分捕り合戦は当分続くのでしょうが、これは中国も韓国も台湾も国力をつけてきて日本を侮る態度に出てきたのでしょう。それぞれの政府が日本を叩けば国民が喝采して支持率が高まる。
韓国も台湾も中国には単独では対抗できず、経済的に取り込まれてしまっている。台湾の漁船も資金を提供したのは台湾の企業であり、中国に多く工場を進出させている企業だ。このようにして韓国と台湾は戦わずして中国の手に落ちる。それに対して日本は無力であり、アメリカは中東問題で手一杯だ。アメリカでは中国の反日デモは大きくは報道されていないようですが、やがては米企業にも中国の排外デモは押し寄せてくるだろう。
その前に日本や欧米の企業は、中国からベトナムやバングラデッシュなどに工場を移しつつありますが、中国の中華思想は排外主義につながり、それが中国の停滞の原因ともなって来た。日本のように自立した自己資本による発展とは異なり、外資の資本と技術による経済発展は人件費などのコスト上昇によって外資が出て行くことで停滞してしまう。
これが新興国のスタイルですが、ASEAN諸国程度なら外資を追い出しにかかれば、直ぐに経済が停滞して排外主義的な動きは止まるのですが、中国は大国であるだけに国内経済市場だけでも大きいから、外資を追い出してもしばらくは何とかなってしまう。問題は韓国と台湾ですが小中華であり意識は中国人と大して変わらないが、外資が資本を引き揚げてしまえば金融危機が起きてしまう。
しかし中国が世界第二位の経済大国になることによって、韓国や台湾は欧米系の外資を追い出しても中国があるという事になり、日本を侮る態度に出てくるようになった。今回の尖閣への漁船や巡視船の派遣でも、台湾企業がシャープを買収する動きでも台湾は日本に対して攻撃的になってきてる。背後に中国が付いているから韓国の李大統領も台湾の馬総統も露骨に中国の言いなりの動きをしている。
日本も民主党政権が出来て、中国の影響が大きくなり中国の攻勢はロシアから台湾に至るまで勢力圏に納めて日本を包囲している。アメリカのオバマ政権も親中、親韓国政権であり、竹島問題や尖閣諸島問題でも中立でいる。まさに日本は絶体絶命の危機にあるのですが、日本国民は危機感を持ってはおらずテレビではAKB48のジャンケン大会を放送している。
「株式日記」ではこのような危機的な状況を訴えてきましたが、防衛力の増強を図らなければ領土問題を始めとして外交で押し捲られてしまうだろう。民主党政権では外交で素人が多く外国とのパイプを持たない政治家がほとんどだ。日本の防衛費は1%に固定されたままであり、外交防衛問題はアメリカに丸投げされて来た。オスプレイの配備にすら抗議運動が起きるくらいだから、日本国内にも中国の工作員がかなり入り込んでいるのだろう。
このような状況で、今日の自民党総裁選挙で安部晋三氏が選ばれましたが、私の予想通りであり石破氏では政策的に左派的な人物であり、謝罪外交がまた復活するだろうと危機感を持っていた。しかし自民党が選挙に勝たなければ野党の総裁では何も出来ない。期待していた「維新の会」も外交ではおかしな勢力に振り回されて支持率を無くしている。
「維新の会」ダメなら自民の改革に期待するしかありませんが、安部新総裁はどれだけの事ができるだろうか? 安部内閣の時もシロアリたちの抵抗に遭って、大臣へのスキャンダルリークで辞任に追い込まれた大臣が続出した。衆院選挙がいつあるのか分かりませんが、野田政権を解散に追い込むことが安部新総裁の最初の仕事になりますが、衆議院でも後数議席で与党は過半数割れする。
本来ならば、三党合意などせずに不信任決議を最初に出しておけば、黙っていても政権が転がり込んできたのに、谷垣総裁は三党合意で野田政権を助けてしまった。それが今回の続投が出来なかった原因ですが、長老達に谷垣総裁は踊らされたのだろう。安部氏も長老支配を何とかしなければなりませんが、森元総理も町村会長も引退するだろう。今の自民党には利権もカネもないから長老達は引退して中堅若手だけになり、安部内閣では思い切った公務員制度改革や包囲された外交の打開に活躍して欲しいものだ。
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