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マトモな国民はアキレている 民主も自民も国と国民の恥
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2012/9/25 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
政権与党民主党と野党第一党自民党の奇々怪々
民主党と自民党の党首選に出馬した9人の顔写真を並べて、〈この面々から次の総理を選べという国難〉――と、週刊誌が皮肉っていたが、ホント、その通りだ。いったい誰を選べというのか。まともな国民は「こんなヤツらしかいないのか」と呆れ返っているに違いない。
なにしろ、自民党は5人全員が、親の力で政治家になった2世議員のうえ、ボンクラばかりだ。
町村信孝(67)は、体を壊し、戦う前から戦線離脱。林芳正(51)は、ハナから勝つ気はなく、ただ立候補しただけ。
石原伸晃(55)は、オツムが弱いために「おバカの伝説」(週刊新潮)と特集を組まれる始末。レースでトップを走っている石破茂(55)は、単なる軍事オタク――とロクなのがいない。
安倍晋三(58)にいたっては、首相時代、参院選で国民から“ノー”を突きつけられ、ショックで下痢が止まらず、唐突に政権を投げ出した無責任男だ。よくも、ヌケヌケと立候補できたもの。政治評論家の山口朝雄氏が言う。
「自民党の次期総裁は、総理になる可能性が高い。普通の神経を持っていれば『自分に総理が務まるのか』『国民生活を背負えるのか』と自問自答するものです。かつての自民党には、伊東正義のように『総理になって欲しい』と頼まれても固辞する骨のある政治家がいました。ところが、いまの自民党は、能力もないくせに手を挙げる恥知らずばかり。それもこれも、自民党が、本気で国民生活を考えていないからです。もし、本気で国を憂えていたら、安倍や石原は『自分には荷が重い』と身がすくみ、手は挙げられないはずです」
しかも、5人とも「原発賛成」「消費税賛成」「改憲」と政策に違いはない。これでは総裁選が盛り上がらないのも当然である。
◆総理にふさわしい人物が一人もいない危機
かと思えば、民主党の代表選は、自民党よりも顔ぶれがショボイのだから、どうしようもない。
赤松広隆(64)、鹿野道彦(70)、原口一博(53)の3人が、野田首相(55)に挑んだが、これほど意味のない戦いもなかった。党内基盤のない3人が、勝てるはずがないだろう。
その結果、内閣支持率が20%しかない野田首相が圧勝し、ラクラク“再選”なのだから最悪である。いったい3人は、何が目的で手を挙げたのか。
自民党の5人といい、民主党の4人といい、この9人から「次期総理」を選べというのは、まさに“国難”というしかない。3・11に直撃された日本は、ただでさえ千年に一度の危機に瀕し、国民の圧倒的多数が「この人なら」と納得する人物をトップに据える必要があるのに、9人全員、誰ひとりとして首相にふさわしい人物がいないのだから、これほどの国家的な危機はない。
なぜ、よりによって、こんな低俗愚鈍な連中が、国の大事を茶番にして主役を演じているのか。
前出の山口朝雄氏が言う。
「小泉首相が日本の政治を壊したことが大きいと思う。それ以前は、それなりに鍛えられた政治家が首相を目指した。ところが、小泉首相が政治を“劇場型”に変えたことで、テレビでちょっと人気が出ただけで首相候補に擬せられるようになった。最悪だったのは、実績のない安倍晋三を後継指名したことです。無能な安倍が首相になったことで、多くの国会議員が『俺でもできる』と思い始めた。行き着いたのが、身の程知らず、9人の立候補です」
◆小沢一郎が離党し まともな代表選もできない
それにしても、民主党と自民党の代表選は、奇々怪々、不可解なことばかりだ。
なぜ、民主党の代表選は、あんなヒドイ顔ぶれになったのか。なぜ、野田首相は再選されたのか。なぜ、評判の悪い輿石東(76)が幹事長を続投することになったのか。
一つ一つ、謎を解いていけば、いかに民主党が政権の体をなしていないか、国民生活を度外視しているか、よく分かる。
「実績も、知名度もない赤松、鹿野、原口の3人が立候補したのは、党から人がいなくなった裏返しです。創業者の鳩山、菅の2人は表舞台から消え、最大の功労者である小沢一郎は離党してしまった。もし、小沢が党に残っていれば、もっとマシな候補者を擁立し、接戦に持ち込んでいたでしょう。党内には『野田首相では次の選挙は勝てない』という空気が強いのに、首相が圧勝したのは、民主党議員の多くが“寄らば大樹”とポストとカネを目当てに勝ち馬に乗ったからです。輿石幹事長の続投は、首相の再選を脅かしそうだった細野豪志の代表選出馬を阻止した論功でしょう。いずれにしろ、国民生活は眼中にありません」(政治評論家・本澤二郎氏)
◆頭にあるのは党利党略、私利私欲のみ
国民生活と関係なく進められているのは、自民党の総裁選も同じだ。
なぜ、谷垣総裁(67)は出馬を断念したのか。なぜ、安倍は再登板を狙っているのか。なぜ、単なる軍事オタクの石破がリードしているのか。どこにも、国民のためという意識はない。
3年間、野党党首として辛酸をなめた谷垣総裁が出馬をとりやめたのは、森喜朗や古賀誠といった長老たちに「言うことを聞かない」と引きずり降ろされたからだ。要するに“長老支配”と“派閥”の復活。信用していた大島副総裁にまで裏切られ、谷垣は気力を失ってしまったという。
「安倍さんの出馬は、首相時代の側近連中に、『尖閣問題が浮上した今こそ安倍さんの出番だ』とたきつけられ、その気になったからですよ。“チーム安倍”は、冷や飯を食っているから、夢よもう一度、ということです。石破さんがリードしているのは、自民党内が右傾化しているからでしょう。一昔前だったら、軍事オタクの石破さんは『おもしろいけど、首相にはね』と色モノ扱いでした。ところが、立候補した5人全員が“改憲”を訴えているように、自民党内はどんどん“タカ派”路線が強まっている。石破さんが優勢なのは、党の主張とシンクロしているからです」(自民党事情通)
民主党も自民党も、党利党略、私利私欲しか頭にない。その結果、醜悪な野田首相が再選され、欲の塊となっている自民党の2世議員が「次期首相」になる可能性が高いというのだから冗談じゃない。
3・11の後、韓国の首相に「日本の首相は無能だ」とバカにされたが、この顔ぶれでは、もう一度、バカにされても仕方ない。民主党も自民党も、この国と国民の恥だ。
どこかに国を救う政治家はいないのか。千年に一度の危機の時に、無能なトップでは国は滅びてしまう。
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