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落ちるとこまで落ちた民主と自民の党首 悲惨な現実 大震災後の衰亡
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2012/9/24 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
こんなヤツしかいないのか――。
これが、マトモな国民の声ではないか。民主党と自民党の党首選だ。そろいもそろって、青二才のバカばかり。ま、青二才といっても、年だけは一人前に食っているのもいるが、戦中世代の高齢者にしてみれば、何も知らないガキンチョが吠えているようなものだ。
一体、我々は何のために戦争であれだけの犠牲を払ったのか? 平和憲法の意味、民主主義の大切さ、近隣諸国への配慮。それより何より、政治は誰のためにあるのか。米国なのか、国民なのか。国民生活なのか、企業の利益なのか。どいつもコイツも何もわかっちゃいない。もう絶望の悲鳴である。
筑波大名誉教授の小林弥六氏は「体感的に恐ろしい」と、こう話す。
「自民党の総裁選では、候補者5人全員が憲法改正を掲げています。急速に戦中回帰しようとしているようで、鳥肌が立つほど嫌なムードです。それでなくても、3党合意という翼賛体制が生まれている。そうしたら、党首選はタカ派合戦ではないですか。戦争の悲惨さを知らないのが、ただイキがっている。もう見ちゃいられません」
中国であれだけのデモが行われているときに、「集団的自衛権を見直せ」「自衛隊を国防軍に改編せよ」と叫ぶ神経。その無教養が怖いのだが、こうしたウルトラ右翼の石破前政調会長や安倍元首相が優勢というから、ゾッとする。
◆どのツラ下げて出てきたのかという面々
で、一方の民主党はというと、自衛隊のせがれで尖閣諸島を国有化した大バカ首相が圧勝の狂乱。国民はもうドッチラケだ。
永田町の人材の払底は以前からささやかれていたが、ついに落ちるところまで落ちたのではないか。
ブン投げ無責任首相、安倍がデカイ顔して出てきたり、車椅子で歩けないのが総裁選にしがみついていたり、イデオロギーや教養以前だ。無恥無能無教養。ひどいものだ。
九大名誉教授の斎藤文男氏(憲法学)は「尊敬すべき人物がリーダー候補に一人もいない」と嘆いた。
「野田首相も根っこはタカ派の右翼。自民党内のハト派もいなくなり、党首選に出てきているのは全員タカ派だから、もう歯止めがききません。そういう候補者たちが憲法改正を掲げ、中国や韓国を刺激している。まったく見識がありませんね。その無軌道、無鉄砲ぶりに驚かされます」
コイツらの討論番組を見ていると、胸クソ悪くなる。野田の会見を見ていると、絶望的になってくる。この国はどこへ行ってしまうのか。それが戦中派の共通認識なのである。
◆野田のせいでこれだけの難題が押し寄せている
それでなくても、この国を取り巻く状況は戦後、最悪なのである。震災からの復興も道半ばだし、巨額の復興予算をつけても役人が勝手な使い方をして、被災地に回っていないことが明らかになった。
福島原発からは今も放射能がダダ漏れなのに、ウソ八百の「収束宣言」を出し、安全基準すら定めていないのに、原発再稼働に踏み切るデタラメ。庶民が怒りの官邸デモを繰り広げたら、口だけ原発ゼロとうたい、閣議決定はしない裏切り。加えて消費増税で、デフレ不況にトドメなのだ。雇用は悪化し、生活苦の自殺者が増えているのに、政府は何もしようとしない。いや、やったのは尖閣の国有化と、米国の情報を右から左に流しただけのオスプレイの安全宣言、配備容認なのである。
ふつう、政権がここまでデタラメをやったら、アッという間に倒される。ところが、野田は再選され、自民党はバカを争うような党首選をやっている。この現実は絶望的だ。
「野田首相には、国民の命を守り、幸せにするという思想がない。国民の声を聴こうともしない。だからオスプレイが空を飛び、一度は決めた原発ゼロ政策も骨抜きになるのです。無教養で善悪の判断がつかず、権力欲だけで動いている。それが野田首相だと思いますが自民党も同じです。総裁選では、復興や経済対策について、一応もっともらしいことを語っていますが、消費増税に賛成する一方で、防災名目に200兆円の利権を貪ろうとしているのが自民党です。まったく信用できません」(小林弥六氏=前出)
◆ボンクラばかりで失われた250年になる
自民党の総裁選の候補者は全員世襲だ。2世どころか3世、4世もいる。野田は違うが、松下政経塾出身。口八丁の養成所で、口からでまかせだけを学んだ男だ。コイツらが難題山積の日本の政治を担うというのだから、恐ろしい。
「軍事マニアで軍隊をつくりたくてしょうがない石破さんは困ります。政権を放り投げたのに再登板しようという厚顔無恥の安倍さんは論外。石原さんは長老の覚えはめでたいそうですが、しょせんは派閥の論理を体現する茶坊主でしかない。彼らが臆面もなく出てくること自体、ひ弱な2世議員の甘さを感じます。なぜ、今自分なのか。日本をどう変えていけるのか。この人であれば、と納得できるものが何もないでしょう。ただ首相になりたいだけなのですよ。そうした候補者しか出せないところが自民党の限界。今回の総裁選で、自民党が何ひとつ変わっていないこともよく分かりました」(斎藤文男氏=前出)
こうなると、悲惨なのは国民だ。おそらく、このまま行けば、日本はポルトガルと同じ道を辿(たど)る。大航海時代に栄華を誇ったポルトガルは、1755年の大地震を契機に没落。強権政治では国を立て直すことができず、英国やフランスに経済の主導権を奪われた。結果が現在に至る「失われた250年」である。
今回の党首選でハッキリしたのは、日本もそうなるということだ。経済は低迷する中、増税が国民生活をむしばみ、国力は衰退。戦争の危険も高まっている。そんな時に、よりによって民・自ともに無能で無教養なバカ党首という悲劇。この国はもう沈んでいくしかない。
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