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予想される国会議員票の主な流れ
http://mainichi.jp/select/news/20120926k0000m010071000c.html
毎日新聞 2012年09月25日 21時38分(最終更新 09月25日 22時27分)
自民党総裁選は26日、投開票され、同日午後、新総裁が選出される。毎日新聞の情勢取材では、地方票で半数近くをうかがう石破茂前政調会長(55)が1回目の投票で1位になるのは確実だが、国会議員票と合わせて過半数を獲得するのは難しい情勢だ。議員票では安倍晋三元首相(58)と石原伸晃幹事長(55)が先行し、両氏が激しい2位争いを展開。上位2人の決選投票は国会議員だけで行われるため、安倍、石原両氏のいずれか2位に入った候補が決選投票では優位とみられている。
◇26日投開票
14日に告示され、3氏に町村信孝元官房長官(67)と林芳正政調会長代理(51)を加えた5人が立候補する乱戦となった。1回目の投票は地方票300票と国会議員票198票の計498票で争われ、過半数を獲得する候補がいなければ、上位2人が決選投票へ進む。
毎日新聞が先週末に行った地方票の情勢取材によると石破氏が半数近い140票台に届く勢いで、安倍氏が80票前後、石原氏は60票前後で続く見通しだ。
25日現在の国会議員票の集計では、安倍氏が所属する党内最大派閥・町村派の一部や麻生、高村両派の支持を受け、党内保守派や中堅・若手議員を中心に40票台後半を確保した模様だ。石原氏も出身派閥の山崎派や第3派閥の額賀派などの支持で40票台後半を固め、両氏が拮抗(きっこう)。地方票で安倍氏がリードしているとみられる。
安倍、石原両氏は態度を決めていない議員や、他陣営の議員に支持を呼びかけるとともに、決選投票をにらんで他陣営に連携を働きかけている。
体調を崩して入院している町村氏を除く4候補は25日夕、東京・JR新宿駅西口で行われた選挙戦最後の候補者演説会で自民党への支持を訴えた。
2位争いに絡むのが困難になっている町村、林両氏の陣営には、先行3氏の陣営からの働きかけが終盤になって激化。安倍陣営にとっては、同じ町村派から出馬した町村氏の支持票への期待も強く、安倍氏は25日の演説会で「町村先生がここにおられない。残念だ。一日も早く元気になって私たちをリードしてほしい」と秋波を送った。
林氏が所属する古賀派会長の古賀誠元幹事長や、町村派に影響力を持つ森喜朗元首相ら派閥長老は決選投票で石原氏を支持する意向とされる。古賀、町村両派の一部は2位争いが厳しくなったとみて、1回目の投票から石原氏支持に回る構えも見せる。【佐藤丈一】
自民総裁選:決選にらみ議員票争奪…派閥票ひきはがしも
http://mainichi.jp/select/news/20120926k0000m010085000c.html
毎日新聞 2012年09月25日 22時12分(最終更新 09月25日 22時25分)
過去最多だった08年と並ぶ5人が立候補した自民党総裁選(26日投開票)は、決選投票をにらんだ国会議員票の争奪戦が26日の投開票ギリギリまで続く。【福岡静哉、中井正裕】
◇安倍陣営
25日夕、自民党本部7階の会議室。安倍晋三元首相は選挙運動の打ち上げ会合で「もともと全然駄目と言われたが、有力と言われるところまで来たのは皆さんのおかげだ」と明るい表情で支持議員らに頭を下げた。陣営内には、石原伸晃幹事長との2位争いを優位に進めているとの自信ものぞき、甘利明元経済産業相は「総裁も決して夢ではない」と持ち上げた。
安倍氏はこの日、東京都内で自ら他陣営の議員らに電話をかけて「最後のお願い」を展開。安倍陣営が特に期待するのが、出馬を断念した谷垣禎一総裁に近い議員ら十数人だ。
谷垣氏側には執行部内での候補一本化を巡って石原氏に裏切られたとの思いが強く、側近らは「石原氏だけは総裁にさせない」として結束している。石破茂前政調会長支持に流れた議員が多いが、25日朝、東京都内のホテルで開いた会合では「石破か安倍」との意見が大勢を占めた。
ただ、谷垣氏は本来、外交・安全保障政策で「タカ派」の安倍氏との距離は近くない。そのため、安倍氏支持の高村正彦元外相が谷垣氏に電話し「私がついているから大丈夫。むちゃはさせない」と理解を求める場面もあった。谷垣氏はまだ態度を明確にしていない。
◇石原陣営
石原陣営は安倍氏に地方票で後れを取ったとみて、「議員票でカバーするしかない」(幹部)と巻き返しに懸命だ。石原氏は25日、衆参両院の議員会館を「よろしくお願いします」と頭を下げて回った。
当初は優勢とみられた石原氏だが、谷垣氏を裏切ったイメージは重く、地元・東京で行われた25日夕のJR新宿駅西口前での演説会でも聴衆から「谷垣さんを出せ」のやじが飛んだ。
石原陣営が「最後の切り札」とするのが町村信孝元官房長官と林芳正政調会長代理の支持票だ。石原陣営幹部は、町村派に影響力を持つ森喜朗元首相、林氏が所属する古賀派会長の古賀誠元幹事長ら派閥長老が「引きはがし」に動いていると明かし、「両陣営から少なくとも数票ずつ来る」と語る。町村氏は18日から入院中のため「はがしやすい」(別の側近)との声もある。
古賀氏は25日午後、林氏と会って「頑張れ」と激励した。一方で数日前には谷垣氏に近い古賀派議員を議員会館の自室に呼び出し、「石原氏支持」を迫った。町村、林両陣営は抵抗しており、町村氏側近が24日、入院中の町村氏に「票を貸す約束はしていないか」と電話で尋ねたところ、町村氏は「断じてない」と否定した。
◇石破陣営
地方票で他候補を引き離す石破氏は25日昼、「お年寄りの原宿」と呼ばれる東京・巣鴨の商店街に立った。「正しい政治をこの国に取り戻すために自民党の先頭に立ちたい」と訴えて練り歩くと、お年寄りや主婦らから握手攻めに。陣営幹部は「議員票では劣勢だから、石破氏の人気を見せるしかない。決選投票で『民意を無視していいのか』と他陣営の議員に心理的圧力をかける」と狙いを語った。
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