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小鳩体制の下、政治主導で「40⇒10人」に削減された財務省・審議会が”傀儡”野田政権の下で再び大増員の愚 2012年09月25日
3年前の政権交代時、小鳩体制の下、”政治主導”にて「40⇒10人」にまで削減された財務省・財政制度等審議会の人員が13人増員されて計23人になることが明らかとなった。
これは、政権交代時の崇高な”脱官僚”の精神が完全に失われ、野田政権が自民党政権時代かそれ以上に酷い「官僚統治」に”先祖帰り”していることを如実に表す出来事と言ってよいであろう。
「消費税増税」という財務省の悲願を果たして勝栄二郎・前事務次官が退任した後も、財務省による”横暴”が留まるところを知らないのは、無論、勝栄二郎が後任次官に自らの息が掛かった「真砂(主計局長)〜香川(官房長)という“増税ライン”」を配するという”狡猾さ””抜け目なさ”によるものであろう。
即ち、勝栄二郎なき後も、野田政権の”財務省支配”は継続しているということである。
今後、もはやその役目を終え、”トカゲの尻尾切り”の如く切り捨てられるであろう野田佳彦退陣の後は、大手マスゴミ報道を見る限りでは、自民党中心の政権に戻る公算が大きくなってきているように思われるが、より”右傾化”した印象の強い自民党総裁候補の顔触れをみれば、更に官僚統治が加速することはまず間違いないであろう。
ところで、以下のゲンダイネット記事にあるように、キャリア官僚による犯罪事件がこれまた留まるところを知らないが、「警察権力」はキャリア官僚の犯罪には実に寛大・大甘であり、大手マスゴミもこれを大きく報じることがないため、案外、多くの国民がその事実すら知らないことであろう。
ここでも国家権力が”グル”になって平然と”悪行”を働いているのである。
それもこれも、ゲンダイ記事にて「痴漢程度でクビにすれば、キャリアに投じた税金がムダになるため絶対にクビにしないという官僚の”特権意識”がなせるワザ」と指摘されているように、官僚の「選民思想」の為せる業(わざ)であろう。
これらのことより、如何に官僚という人種が公私ともに横暴極まりないかが窺い知れることであろう。
本ブログにて繰り返しコメントしていることであるが、日本の”諸悪の元凶””真の病巣”はこの「官僚機構」であり、政治家などは所詮はとっかえひっかえの利く”ピエロ”同然の存在である。
政治家を叩くのも当然重要であるが、自らは表舞台に顔・名前を出すことなく”腹話術人形師”が如くそれを裏で糸引く霞ヶ関官僚こそを糾弾しなければ、いつまで経っても日本は変わらないであろう。
真に国家を動かしているのが誰なのか?、つまり”真の敵”を間違えてはならない。
※参考1「「消費増税」はおろか「震災復興財源」までをも食い物にする霞ヶ関官僚の愚 〜腐れ官僚ここに極まれり〜」
http://blog.goo.ne.jp/tarutaru22/e/83f7d604173e3cc0253d4631f72a02bd
※参考2「【必読記事】『官僚天国・独立行政法人の給与を完全公開!』 〜2000万円以上の超高給取りがゴロゴロ〜」
http://blog.goo.ne.jp/tarutaru22/e/848bddca5f10193c4a81dc179ae73392
※参考3「野田政権を裏で操る”腹話術人形師”勝栄二郎の生態研究」
http://blog.goo.ne.jp/tarutaru22/e/cd226e5e5ce4c35ed078a8fbee98c89f
(転載開始)
◆「官主導」逆戻り? 財務省の審議会 削減した委員増員
2012年9月22日23時31分 朝日新聞
民主党政権の「政治主導」でいったんは10人に縮小した財政制度等審議会の財政制度分科会(会長=吉川洋・東大大学院教授)がもとの姿に戻り始めた。財務省は21日、新たに13人の臨時委員を任命し、計23人になると発表した。
同分科会は、翌年度の予算編成について財務大臣に意見を出すのが役割。名前を「財政について聴く会」に改め、臨時委員として古賀伸明連合会長らのほか、毎日、産経、読売の各新聞やNHKの論説委員などが入る。安住淳財務相は「政治家と違って、一歩離れたところから意見を言ってもらうために、多彩な顔ぶれにした」と述べた。
自民党政権時代は40人超の委員がいたが、財務省の方針にお墨付きを与えているだけ、との批判が根強かった。2009年に民主党の鳩山由紀夫政権は「審議会ではなく、政治主導による予算編成に取り組む」とし、当時の菅直人財務相が委員数を10人に減らして役割を大きく縮小させた。
暗黒夜考〜崩壊しつつある日本を考える〜アメリカの思いのままに愚民と化し、むしり取られ、だまされ続ける日本国民への警鐘を綴るhttp://blog.goo.ne.jp/tarutaru22
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