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マニュフェスト反故を恥じるなら”離党”で筋を通せ 鳩山・川内・原口・山田・・・
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2012年09月25日 世相を斬る あいば達也
野田の臨機応変と云うか、状況に応じた“瞬間芸”が始まった。党執行部と閣僚の入れ替えで、新鮮さを出そうと云う呆れるほど姑息な芸なのだが、おそらくそれなりのアナウンス効果はあるだろう。なにせ、瞬間に生きている国民が多いだけに、数%の支持率上昇はあり得るだろう。細野に関しては、代表選不出馬の論功行賞の臭いがプンプンだ。
細野は震災発生後の11年3月11日以降、主に原発事故問題の処理を押しつけられ、同年6月内閣府特命担当大臣(原発事故の収束及び再発防止担当)と云う謂わば謝罪役・汚れ役を演じてきたのだから、「もう勘弁してくれ!」が本音だった可能性が充分考えられる。党政調の主たる仕事も終わり、憎まれるモノも残っていないので、閑職。細野もそれを望んでいた節がある。職務をまっとうしている顔で、昔の“モナ男”な生活もさせてくれ、が本音だろう(笑)。良いではないか、色々言われているが、細野は閣僚の中では、野田を含め誰よりも働いたのは事実だ。勿論、その働きが国益に沿っていたかどうか、それは別問題だが、大役を果たしていたのは事実だ。“モナ男”な生活エンジョイ!して良いぞ(笑)。
≪ 政調・細野氏、国対・山井氏=幹事長代行は安住氏−野田首相、民主執行部を刷新
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012092400317
民主党執行部人事で野田佳彦首相は24日、政調会長に細野豪志環境相、国対委員長に山井和則国対副委員長、幹事長代行に安住淳財務相の起用を決めた。党内融和を優先する観点から輿石東幹事長を続投させる一方、41歳の細野氏の起用などで党の刷新をアピールし、党勢を立て直す狙いがあるとみられる。
細野氏は、先の代表選で若手を中心に擁立の動きがあり、一時は首相の有力対立候補と目された。城島光力国対委員長を支え、国会運営に携わってきた山井氏は鳩山内閣で厚生労働政務官を務め、首相が重視する社会保障政策にも詳しい。選対委員長の経験がある安住氏は、参院議員の輿石氏を補佐し、次期衆院選の実務に当たることになる。
政府・民主党内では、交代する前原誠司政調会長、城島氏、樽床伸二幹事長代行について、政府の要職で処遇すべきだとの声がある。首相は内閣についても「より機能強化を図る」として改造する考えだ。党内では、消費増税を柱とする社会保障と税の一体改革の推進役として首相を支えた岡田克也副総理は続投が有力との見方が出ている。
首相は米国から帰国後の28日にも、自民党新総裁と公明党の山口那津男代表との党首会談を開き、一体改革に関する民主、自民、公明3党の合意を確認したい考え。早ければ10月1日に改造に踏み切る方針だ。≫(時事通信)
細野を“選挙の顔”として打ち出すのなら、代表・首相として打ち出した方が、断然有利なわけで、“選挙の顔”は何処まで行っても野田佳彦だ。細野の場合だと、菅・野田の嘘つき民主党を“ご破算”に出来る可能性があったのだが、それも泡沫の夢となった。勿論、小沢支持の筆者にとっては、有難いほど馬鹿な選択でもある(笑)。前原が満を持して内閣に入る雲行きだが、末席閣僚になる事はなく、それなりに重要ポジションだろう。これは野田内閣の火種と云うか、火を噴いた状態の大臣を内閣に抱える事になる。非常に愉しみだ。
まぁ野田民主に興味を未だに持っている国民は、彼らが考える以上に少ないだろう。武士の情けで、二桁の支持率が一応出ている場合が多いが、真実は一桁台なのではないだろうか。反野田でありながら、与党としての何某かのオコボレに与ろうと云うサモシイ性根にしか見えないのだが、他になにがあるのだろう。醜い限りである。内閣改造を確認した上で、意を決しようとしているかもしれないが、そろそろ立ち位置を明確にした方が良いのではないだろうか。
最近、筆者の耳に入ってくる情報だと、次期衆議院選における多くの人々の興味は、自民、維新が勝つかどうかではなく、如何に“民主党が破れるか”を目撃したい、と云う幾分面白願望に替わってきている。このような現象は、いままで嘗てないことだ。どこどこ政党に勝って欲しい政権選択選挙が普通だが、今回の空気は、“民主党を惨敗させる”がメインストリームとなっている点だ。未だに野田民主に未練たらたらで金魚の糞並の優柔不断な態度に終始していると、ある時点からは“なにが今さら新党だ”と云う事になるだろう。
鳩山由紀夫、川内博史、原口一博、山田正彦、福田衣里子等々だが、此のままウロウロしていると、離党の最後の扉が閉じられてしまうに違いない。野田・輿石ラインが保持された事で、「近いうち解散」はチャラになったと云う民主党議員の認識は甘いかもしれない。つまり、解散は当然のように来年の夏と皮算用しているようだが、自民の誰が総裁になろうと、解散に向けた与野党対決は続くわけで、来年の予算を組む最終段階の11月から年末にひと政局ある筈だし、早ければ特例公債法案で財務省が野田の梯子を外す可能性すらある。もう、増税法案を通過させた以上、野田の役目は終わっているわけだから、今さら社会保障で財源に手を突っ込まれてはいい迷惑なわけで、今は切るタイミングを見計らっているとしか思えない。勝栄二郎も退任したのだから、野田は何時でも切れる状況にある。
それにだ、野田民主は「民自公」場合によれば「民自公維新」と云う、無風な政治状況を作り、“親米・軍国保守連立”と云う大政翼賛の構築を描いているのだろうが、「民自公維新」から“民”がスケープゴートされる可能性は相当な確率である(笑)。いじめっ子グループの一員が、或る日を境に、突如“虐められっ子”になる図式である(笑)。政党助成金を視野でも構わんぞ、離党は早目に、新党は12月初めで良いだろうよ(笑)。それでは今夜はこの辺で、オヤスミナサイ!
PS:そうそう、それでは「自公維新」で政権を取るほど勝てるかどうかも未知数なので、そこに命運を懸ける民主党風見鶏議員も多いのだろうが、自ら立ち、己が手で当選を勝ち取る毅然たる決意のない政治家は、最終的には淘汰されてしまうのだ。筆者個人としては、国民の生活が第一が中心となる「国民連合」の躍進を強く期待している。未だ全貌は見えていないが、イザ選挙となってからの、小沢一郎の動きは烈火なものとなるだろう。現時点はまさに風林火山である。
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