陸山会事件:小沢一郎被告の控訴審２６日に　即日結審か
http://mainichi.jp/select/news/20120925k0000m040078000c.html
毎日新聞　2012年09月24日　21時32分

　資金管理団体「陸山会」の土地購入を巡り、政治資金規正法違反（虚偽記載）に問われた「国民の生活が第一」代表、小沢一郎被告（７０）＝１審無罪＝の控訴審が２６日、東京高裁（小川正持裁判長）で始まる。記載の違法性を小沢代表が認識していたかどうかが焦点。被告人質問は行われないため、検察官役の指定弁護士による新しい証拠の請求が認められなければ、即日結審となる可能性がある。【鈴木一生】

　４月の１審・東京地裁判決は陸山会の０４、０５年分政治資金収支報告書の記載を虚偽と認定。代表が衆院議員、石川知裕被告（３９）＝１審有罪、控訴中＝らから記載について報告を受け了承したとも認めた。

　一方で、石川議員が０４年１０月の土地代金支払い後、事実と異なる報告をして代表から銀行融資の関係書類に署名をしてもらったと指摘。その結果、代表が「代金の支払いが０５年に先送りされた」などと考え、虚偽記載が生じているという違法性を認識していなかった可能性に言及し、無罪と結論づけた。

　これに対し、指定弁護士の控訴趣意書は（１）過去何度も銀行融資で不動産を取得し、署名から近日中に融資され土地代金が支払われることを代表は理解しており、先送りされたと考える可能性はない（２）代表の政治生命に直結する重大な問題で石川議員が事実と異なる報告をするはずがない−−などと１審判決の事実誤認を強調した。

　弁護側は裁判の早期終結を図る構えで、１審判決が認定した「報告・了承」についても答弁書で「証拠から合理的に推認できる範囲を超え、疑問だ」と指摘するにとどめた。指定弁護士の新たな主張については「証拠に基づかない想像に過ぎない」としている。

　２６日の公判で指定弁護士は、罪に問われた元秘書３人とは別の元秘書２人の供述調書▽東京地検特捜部の捜査で作成された代表の供述調書▽事務所の会計帳簿−−など約１０点の証拠を請求する予定だが、弁護側は採用しないよう求めるとみられる。

　★陸山会事件　「国民の生活が第一」の小沢一郎代表の資金管理団体「陸山会」が０４年１０月、代表提供の４億円を元に土地を購入しながら、同年分の政治資金収支報告書に記載せず、購入の事実だけを翌０５年分にずらして記載したとされる事件。東京地検特捜部が１０年、石川知裕衆院議員ら元秘書３人を政治資金規正法違反（虚偽記載）容疑で逮捕、起訴（１審有罪、控訴中）。小沢代表は不起訴となったが、東京第５検察審査会の議決に基づき、検察官役の指定弁護士が１１年、強制起訴。東京地裁は今年４月、無罪とし、指定弁護士は控訴した。

コメント
01. 2012年9月25日 04:12:23 : RufpgDo1AM 陸山会事件　「国民の生活が第一」の小沢一郎代表 にたいし、最高裁事務局、検察、マスゴミ、等々が 冤罪事件をでっち上げ、小沢氏の総理になる可能性を 潰した、売国奴権力による戦後最大の謀略事件。 ・・・こう説明しなきゃ正しくないよ、 毎日さん。
02. 2012年9月25日 04:41:17 : 3HULYMKw9I 即日結審は当然。 この控訴審がどれだけ日本にとって損失を被ったかしっかり検証すべき。 他人事のような記事でごまかす毎日新聞 責任は重大。
03. 2012年9月25日 04:51:47 : B10pZrrY7k にしても、こんな短い記事の中でもミスリード連発。 >虚偽記載が生じているという違法性を認識していなかった 期ズレ自体は違法性がそもそもないのに、 「違法は違法だけど小沢がそれを認識してなかったから、グレーだけど無罪。 　ともかく違法は違法。認められても『不作為の作為』まで。」 って読ませたい感がプンプン漂う記事になってますね。
04. JohnMung 2012年9月25日 06:29:37 : SfgJT2I6DyMEc : Nzc7d4Lqs2 　元秘書２人のうち１人は自民党の元議員高橋嘉信のこと。此奴とガセネタ・捏造記事のごろつき・自称ジャーナリスト松田賢弥こと貪弥は、よ野中ガセネタ広むの飼い犬。高橋と松田は高い文化性を有する岩手県民の面汚し！ 　此奴らは鉄面皮の恥知らずで、嘘を言うことなど平気の平左。互いを信頼できる社会に戻すには、オレオレ詐欺と同様、いずれ此奴らの責を問うことが不可欠だ。 　指定弁護士は何を悪あがきする。検察司法のでたらめさといい、指定弁護士と東京２弁の恥知らずの行為といい、法曹界は心の欠如した奴ばかりか？嘆かわしい。 　期ズレを言うなら、総務省は国会議員の毎年３桁に達するという期ズレ修正を許しているのに、小沢氏についてだけ、勝手な推論・推認でもっていつまでも犯罪を着せようとするのか。東京２弁はもとより法曹界は、検察司法の不法・無法行為、指定弁護士の悪行に手をこまねき、国際的な恥さらし行為を傍観するのか。 　ところで、東京地検特捜部はこの期に及んで、せこい画策はせずに、公明正大に水谷建設の裏献金疑惑の事実関係を徹底的に解明すべきだ。 　また、東京地検特捜部は、特捜部上げて30億円もの巨費と捜査人員を投入した大手中手のゼネコン捜査の結果を余すところ無く公表し、裏献金・ヤミ献金疑惑が取りざたされている自民党有力議員（元含む）等を即刻検挙すべきだ。（このことは、小沢氏と３人の秘書は犯罪事実がないのに、犯罪者にされようとしていることに比して、法の前の平等以前の由々しき問題である。最高検及び最高裁は、検察審査会及び最高裁事務総局をめぐる数々の疑惑の解明を含めて真摯な対応をしないと、検察司法の恥ずべき汚点を未来永劫に残すことになることを銘ずべきだ）。 　法務大臣は、所管の検察庁が陸山会事件・小沢裁判に止まらず、村木事件等の冤罪づくりに累犯的に手を染め続けている実態を解明し、監督官庁としての検察庁に対する適正な指導・監督を行使するとともに、国民に真摯に謝罪すべきだ。 　陸山会事件・小沢裁判については、麻生太郎自公政権、菅直人・野田佳彦民主党政権及び党幹部の関与が疑われており、まもなく150年に及ぶ我が国憲政史上類を見ない政治謀略・人権蹂躙事案であることに鑑み、国会は党派を超えて事実関係を真摯かつ徹底的に解明すべきである。 　当該事案に関して、大手マスメディアは検察等のリーク情報をはじめ記者クラブ発表情報を十分な裏取りをせずに垂れ流すとともに、TBSみのもんたの朝ズバ（サタズバ）のごときはやらせ映像すら流すなど、善良な国民に歪んだ情報を流し続け、国民の適正な判断機会を強奪し続けた。大手マスメディと関係者（経営幹部、取材・制作・編集だけでなく、キャスター・コメンテータ等）に対して、この責任も容赦なく問うべきである。 　サブメディアの中には、ガセネタ・捏造何でもありの記事を執拗に掲載し続け、小沢氏や３人の秘書及びその家族等にたいして、人物破壊・人格破壊を進めてきた。こうした行為の関係者に対してもしかるべき責を負わせるべきである。
05. 2012年9月25日 07:19:46 : JjSQKQLkmo ０４＞同意。
06. 2012年9月25日 07:20:20 : BDDFeQHT6I 当たり前だ。
07. 2012年9月25日 09:22:33 : G5GDCiDq5U しかし、検察や裁判所のこれまでの卑劣さ厚顔無恥。どんな屁理屈を言い出すか分からない所がある。マスメディアも過去間違った報道をやってきたのにこれっぽちも反省していない。それが不思議で仕方ない。大掛かりな陰謀がある気がしています。だって検察審査会だって存在したのか不明のまま。
08. 2012年9月25日 10:29:09 : WRcvzABPLo ０４さん、０７さんに同意！！ 落日ゴミ新聞が何故？という気持ち。
09. 2012年9月25日 12:34:50 : Q1AShcAlNU 小沢さんの弁護団も早くこの違法裁判を終了させて、大手マスゴミやコメンテーターの嘘報道や陰謀を訴訟に持っていきたいところだろう。弁護士団にとっては金のなる木々がどっさり目の前にあるのだ。 それにしても、田代元検事や佐久間検事な報告書が虚偽と判明した時点で、この裁判は即棄却すべきであり、無効なのに、延々と裁判を続ける日本の司法に正義はない。 小沢さんが総理にならなければこの腐った司法も改善されないと思っている。
10. 2012年9月25日 12:45:49 : nNPddbW4SY 小沢弁護士にとっては今後の民事訴訟は金のなる木だな（笑）

11. 2012年9月25日 14:04:30 : YKOewYbpBI 癒着マスゴミ大手新聞社が支離滅裂ながらエクスキューズになるような記事を出すということは無罪かもしれんね
12. 2012年9月25日 14:25:16 : 6wHogxckIg 画期的な新証拠が採用されなければ無罪判決は揺るぎませんよ 日本の司法は一枚岩でも無ければ 良い判決も出ていることも事実 単純な陰謀論は思考停止でしかありません
13. 2012年9月25日 23:01:00 : Y4R2gMl3R2 小沢議員冤罪事件の完全無罪で日本列島土着日本人による、世直し、大掃除開始だ。
14. 2012年9月25日 23:32:08 : Glt7A88w6E 01さん まったくその通りです。まったく！
15. 2012年9月26日 00:02:51 : XjbHPgssLA 東京地検特捜部が、３０億円使って捜査したという情報があるが、検察審査会は、こっちの方を調べるべきではないのか？ 本来、検察審査会は、検察の不正をただすために作られたものだ。 東京地検特捜部が、３０億円使って捜査した捜査結果をまったく表に出さないというのは大問題だよな。 明石陸橋事件でも、その他の事件でも、検察の捜査がでたらめだった。ということで、検察審査会が立ち上がったのだ。 ★今回は、東京地検特捜部が、３０億円もの大金を使って、２年間もかけて、１００万人の捜査官を使って捜査した結果があるはずだよな。 マスゴミも、２年間報道し続けてきた。 東京地検特捜部が、３０億円もの大金を使って、２年間もかけて、１００万人の捜査官を使って捜査した結果をまったく使ってないと言うことはどういうことなのか？ 東京第５検察審査会は、最初に、検察捜査の不備の有無を明確にすべきだった。なのに、何もやってない。 これでは、最初から、えん罪、でっち上げをやろうとしてたことになる。 首謀者は最高裁事務総局か？ 鳩山由紀夫、原口一博、川内博史、つじ恵、階猛、・・・勉強会を立ち上げて、野田佳彦を徹底的に追究してくれよ。 それをすれば、国民も納得してくれるだろう。
16. 2012年9月26日 10:16:42 : GYDPHQQDPs ここからマスコミに対しての損害賠償請求が始まるのですね。 数々の名誉毀損などバンバン訴訟を起こして盛り上げてください。 みの、星、橋下（五郎）、平井、ｅｔｃ　個人に対しても、法人に対してもどんどんやっちゃって欲しい。
17. 2012年9月26日 12:39:50 : 6Z69K5AjMM 小沢氏の控訴審、即日結審　判決は１１月１２日 2012年9月26日11時48分　朝日新聞 　資金管理団体「陸山会」の土地取引をめぐり、政治資金規正法違反の罪で強制起訴され、一審で無罪判決を受けた「国民の生活が第一」代表・小沢一郎被告（７０）の控訴審が２６日、東京高裁（小川正持裁判長）で始まった。検察官役の指定弁護士が求めた証拠の採用や証人尋問は却下され、この日で結審した。判決は１１月１２日午前１０時半に指定された。 　午前１０時半の開廷直後、小沢氏は裁判長から名前や住所などを確認され、「小沢一郎です」などと落ち着いた様子で答えた。その後は弁護団と並んでいすに座り、目をつぶったまま、指定弁護士が読み上げる控訴の理由を聞いていた。 　指定弁護士は「小沢氏は有罪」と改めて主張し、弁護側は「無罪判決に不合理な点はない」と反論した。 　今年４月の一審・東京地裁判決は、陸山会が２００４年１０月に小沢氏から４億円の提供を受けて東京都内の土地を購入した際、石川知裕衆院議員（３９）ら元秘書３人が政治資金収支報告書にうそを書いたと認定。小沢氏の４億円を報告書に書かず、土地代支出の記載を０５年に先送りする方針について小沢氏が報告を受け、了承していたことも認めた。 　しかし、石川議員から十分に説明されなかった小沢氏が、自らの４億円を記載する必要はないと考え、土地の取得が０５年に先送りされたと認識していた可能性があると指摘。「元秘書と共謀し、故意にうそを書いたとはいえない」と結論づけた。 http://www.asahi.com/national/update/0926/TKY201209260180.html
18. 2012年9月26日 13:44:54 : 0t5m8XwwZU これで有罪となったら、今度は最高裁判所前を取り囲むだろう。

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