http://www.asyura2.com/12/senkyo136/msg/269.html
Tweet |
この国の外交の決定的弱点 尖閣一体誰に罪があるのか
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-6963.html
2012/9/24 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
アメリカに頼っていても最後は助けてくれないぞ
野田大バカ内閣の尖閣国有化以来、悪化の一途をたどっている日中関係だが、ついに今月27日に予定されていた日中国交40周年の記念レセプションが事実上、中止になった。もちろん、中国側からの通知だが、こんなことは国交正常化以降初めてだ。
なぜ、ここまで事態がこじれたのか。石原都知事の妄動が直接のキッカケとはいえ、それ以前から日本は東アジア諸国から恨まれるようなことを散々してきた過去がある。反日のマグマがたまっているところに、石原と野田の軽挙妄動が重なったわけである。
尖閣の問題を考える以前に、なぜ、日本は中国や朝鮮と戦争ばかりしてきたのか。その一方でなぜ、米国にはポチのごとく、シッポを振るのか。ここにアジア蔑視、欧米盲目追従の思想が見える。隣の国にこんなことをされたら、中国だって、韓国だって、面白かろうはずがない。その延長線上に領土問題があるわけだ。
「戦後史の正体」の著者で元外交官の孫崎享氏は「日本人はいまだに明治時代の脱亜入欧の意識なんです」と語った。アジアよりも欧米だとして、鹿鳴館を造り、背伸びして、欧米の侵略戦争に加担。日本は戦前、アジアを攻める側に回ったが、この背景にあるのがアジア軽視だ。この意識がいまだに続いているということだ。
「当時は中国と朝鮮は滅亡するという見方があった。だから、こちらと組んでいても日本に将来はない。西欧諸国と連携しようということになったのです。しかし、今や、中国がやがて米国を抜き、世界最大の超大国になるのは国際社会の共通認識です。脱亜入欧の根拠が崩れているのに、政府や外務省だけでなく、日本人全体がいまだに、脱亜入欧みたいな意識でいる。その延長線上で、日本は米国と仲良くしていればいいことがある。米国も日本を大事にしてくれる、と盲目的に信じている。しかし、米国は常に変わる。その場その場で、もっとも自国に有利な相手を大事にするわけで、日本への見方も変わってきている。そのことに気づかなければいけないのに気づいていない」(孫崎氏)
時代が見えていない役人はいまだに中国、韓国人を心のどこかで見下ろしているのではないか。政府がそうだから、企業も安い人件費しか払わない。蔑視されている方は、はるかに敏感に感じるものだ。そうした不満がデモで爆発、暴動になり、その後はストライキという形の抵抗運動になっている。
「中国人は自分たちが一番、弱かった時に日本にメチャクチャにされたという意識が強いのです」(中国問題に詳しいジャーナリストの富坂聰氏)
その一方で、バカな官僚、政治家は米国に擦り寄り、自分たちの方が米国人と親しいぞ、と鼻にかけている。虎の威を借る狐だが、そのため、近隣諸国からは恨みを買い、米国からはポチ扱いでナメられている。本当にバカみたいな話だ。
「オスプレイの低空飛行訓練は米国でもできないんですよ。それがなぜ、日本ならばできるのか。完全な日本人蔑視だと思う。しかし、防衛省の制服組は米国に文句を言うどころか、一緒に訓練をさせてもらえることを喜んでいる。その一方で、対アジアはどうか。本屋に行けば、中国を批判する本ばかりでしょう。これじゃあ相手も怒るでしょうが、今や、中国はこうした日本を哀れみの目で見始めている。彼らは本当の日米関係を知っているんですよ。米国に擦り寄り、しかし、利用されているだけの日本なんか、相手にしても意味がない。こう判断していると思います」(元外交官の天木直人氏)
日本の政治家や外交当局、防衛省は何もわかっちゃいない。米国かぶれがいい気になって、いまだに脱亜入欧ではしようがない。気づいてみると米国も一歩引いて、中国、韓国はここぞとばかりにいきり立ち、日本はひとりで右往左往。
人蔑視だと思う。しかし、防衛省の制服組は米国に文句を言うどころか、一緒に訓練をさせてもらえることを喜んでいる。その一方で、対アジアはどうか。本屋に行けば、中国を批判する本ばかりでしょう。これじゃあ相手も怒るでしょうが、今や、中国はこうした日本を哀れみの目で見始めている。彼らは本当の日米関係を知っているんですよ。米国に擦り寄り、日本の外交をもう彼らに任せておくわけにはいかない。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK136掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。