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日曜朝6時からのTBS番組で片山善博元総務相が「野田首相は、民主党の葬儀委員長、代表選挙は、葬儀委員長選びだった」と断じたそうだ。確かに、野田佳彦氏はだれからも祝福されない似非政治家、似非指導者だ。
野田首相の口癖である「丁寧に説明」という意味は、初めに「結論ありき」で、決定を下すまでの議論は「議論した」という事実を作るためだけにすぎない。議論の内容などどうでもいいのだ。本来、政治家としてやらねばならないのが、各方面との「利害調整」のための活動の筈だ。そんな面倒なことなど全く念頭になく、やりっぱなしである。これは民主主義の理念を全く蔑ろにしている。
なにが「ぶれない姿勢」なのであろうか?重要な選択を迫られた時、賛否を取り、反対者を恫喝し、「党議違反」で党員資格停止、除名、除籍といった処分で意見を異なる、政権交代を成し遂げた同志議員を60人以上も排除してきた。挙句、政権を奪取した当の相手である、自民党と公明党との消費増税で3党合意という究極の「ぶれ」である。
中国との領土問題もまた然り。国家主席の警告がありながら、警告の意味も吟味せず、安直に尖閣列島の国有化を宣言してしまった。「外交とは血を流さない戦争であり、戦争は血を流す外交である」と先哲の言葉を全く理解していない。国益を忘れず「次の一手」を考えながら真剣に相対したのか?否である。結果、中国政府の思惑があったにしても、長い時間をかけて民が築いてきた様々な努力や活動を台無しにし、大きな禍根を残した。
野田首相は2013年8月の衆院議員任期満了まで、全力を挙げて首相に居座るつもりのようだ。国や民のために働くという意志のひと欠片も感じられない。民主党が野田佳彦を葬儀委員長に選ぶのは民主党の勝手だが、「日本国の葬儀委員長」なんてまっぴらだ。我々はこんな首相を戴き続けてもいいのだろうか?
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