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(回答先: パネッタ米国防長官、環太平洋合同軍事演習“リムパック2014”に中国を招待 (新ベンチャー革命) 投稿者 五月晴郎 日時 2012 年 9 月 21 日 11:14:28)
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/30496047.html
新ベンチャー革命2012年9月21日 No.648
タイトル:在日米軍オスプレイのウラ・ミッション:日本の防衛のためではなく、日本を警戒監視するためか、昨日の友は今日の敵
1.米中首脳握手:日本に代わって中国は米国のトモダチとなるのか
本ブログ前号No.647にて、レオン・パネッタ米国防長官と中国の次期主席予定者・習近平氏の会談について取り上げました(注1)。
この会談における両者のツーショットが全世界に流されましたが、このツーショットは今後の米中関係を象徴しています。
これまで、習氏は親・米国戦争屋の中国次期指導者とネットで言われていましたが、中国政府全体としての対米意思は、米国と握手するが、その相手は、米戦争屋ではなく、欧米銀行屋(アンチ戦争屋)だということが明らかになりました。
この条件付きで、中国は米国と握手したということです。
なお、上記、米国戦争屋(世界的寡頭勢力の主要構成メンバー)およびそのロボット・悪徳ペンタゴンを構成する日本人勢力の定義は本ブログのNo.576の注記をご覧ください。
700兆円規模の対米債権をもつといわれる対米属国日本を除き、中国はオモテムキ、世界最大の米ドル外貨保有国(2.5兆ドル規模=200兆円規模)ですから、米国政府は、中国を敵視することはできません。したがって、米国連邦政府は米中関係を悪化させることはできません、当然ながら・・・。
2.親・米戦争屋といわれた習近平氏の対米姿勢はアンチ米戦争屋に豹変か
習近平氏は、現行の中国政府首脳との協議にて、米戦争屋の隠れエージェント・ヒラリー国務長官との会談をドタキャンし(あるいはドタキャンさせられ)、アンチ戦争屋のパネッタ国防長官と会談したのです(注1)。その行動から、習氏はネットでいわれていたような親・米戦争屋ではなく、アンチ米戦争屋としての姿勢を明確にしました。この姿勢は、中国政府全体としての対米意思と一致しています。
そのことから、習近平・次期主席と胡錦濤・現主席は対米姿勢を一致させたことが判明します。これは、米国政府の今後の対中外交の方向性を決める重要な事実とみなせます。
中国政府は、米国内の覇権構造変化をすでに知っているようで、当然ながら、勝ち馬(欧米銀行屋)に乗ったということです。
この方向性は、今年11月の米大統領選にて民主党が勝っても、共和党が勝っても、変わらない流れであるような気がします。
3.日中関係の破壊工作を仕掛けたのは、やはり、窮鼠猫を噛む米戦争屋
中国での反日暴動沈静化後の今、再度、中国反日暴動事件を振り返ると、これを仕掛けたのは、やはり、窮鼠猫を噛む米戦争屋である疑惑がいっそう、濃厚になりました。
米戦争屋の極東工作部隊は、中国にも多数の中国人工作員を泳がしており、中国内で反日扇動工作を実行する一方、日本の悪徳ペンタゴン勢力(石原都知事含む)を動員して、対中挑発を誘導したと思われます。
その目的は日中の緊張激化から日中戦争への発展シナリオ実現です。このシナリオを胡錦濤・現政権は絶対に許さないでしょうが、習近平氏も胡錦濤氏に同意したということです。
4.米国戦争屋の誤算:習近平氏が米戦争屋から距離を置いたこと
9月初頭まで、上記の米戦争屋の仕掛ける日中対立激化シナリオは計画通りに進んでいたと思われます、ところが、対中工作において、米戦争屋に誤算が生じました、それは、習氏が、親・戦争屋ではなく、胡錦濤・現政権(アンチ戦争屋)の側に立ち位置を豹変させた(orさせられた?)というハプニングです。
この豹変に絡んで、習氏が中国内の米戦争屋工作員(中国人)から、狙われる危険が生じたため、一時、行方不明となったのではないでしょうか。
9月初頭に行方不明となった習氏の安否に関する憶測が乱れ飛んだのですが、その発信源は、中国内の米戦争屋工作員のようです。
米戦争屋は、当初、オバマ政権内の隠れ米戦争屋エージェントであるヒラリー国務長官と習近平氏を引き会わせようとしたのですが、胡錦濤・現政権がそれを阻止した可能性があります。習氏も現政権の強い意思に従ったのでしょう。
5.米戦争屋、メンツ丸つぶれ
米戦争屋は、頼みの習近平氏に寝返られて、対中外交主導権を失ったのです。そして、アンチ戦争屋のパネッタ国防長官が米国の対中外交の主役に躍り出たわけです。
米戦争屋の不覚、それは、パネッタ長官が中国にすり寄って、あろうことか、リムパック2014に中国を招待してしまったことです(注1)。これによって、米戦争屋の極東戦略(中国を仮想敵国とすること)が根底から崩されたわけです。
6.在日米軍のミッションが変わる?
上記、パネッタ国防長官の行動は、米国防総省軍人(伝統的保守層)のコンセンサスを得た上のものでしょう。
ここで断っておきますと、米国防総省軍人の主流は、9.11事件を仕掛けた米戦争屋内過激派ネオコンとは一線を画しています。
11月、オバマが再選されれば、この方向に行くのは間違いありませんが、ロムニーが大統領になっても、米国防総省の極東戦略は基本的に大きく変わらないような気がします。なぜなら、ロムニーの出自・モルモン教本拠地ユタ州人脈は、伝統的国防総省人脈につながるといわれているからです(注2)。
パネッタ長官の対中外交の結果、日本にいったい、何が起きるでしょうか、それは、在日米軍のミッション(使命)が変わるということです。
具体的には、在日米軍のミッションにおいて、日本を防衛するというミッションの重要性が大きく下がります、そして、中国の要求に従って、日本の軍事大国化を阻止するというウラ・ミッションの比重が高まるということです。
日本を防衛することを建前とする日米安保のウラ・ミッションは元々、日本単独での軍事大国化を阻止することにあったわけです、そのことは、筆者の日米安保の『檻と柵論』にて説明できますが、二枚舌外交官・キッシンジャーの回想録にも触れられています(注3)。
米国が極東において何をすれば、中国が喜ぶか、それは何よりも増して“日本の軍事大国化を阻止すること”です。
そのように分析すると、在日米軍オスプレイが日本中を飛び回るという計画は、単に、オスプレイの飛行訓練のみならず、日本に対する警戒監視のためということになります。それをもっとも喜ぶのは、中国と韓国と北朝鮮ということになります。
本件に関して、自民・民主の親米右翼、日米安保マフィア、ネットウヨ、そして、米戦争屋の言いなりとなってきた悪徳ペンタゴン・マスコミのみなさんは、どうお考えでしょうか。
最後に一言、米国戦争屋の口癖、それは“昨日の友は今日の敵”(注4)です。
注1:本ブログNo.647『米国防長官重大発言:環太平洋合同軍事演習リムパック2014に中国を招待?自民・民主の親米右翼、日米安保マフィア、石原都知事、ネットウヨ、マスコミも真っ青!』2012年9月20日
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/30489123.html
注2:ユタ州・国防省人脈
http://www.akashic-record.com/y2k/utah2.html
注3:本ブログNo.623『尖閣報道にみるマスコミの劣化:マスコミ(情報売り手)よりネット国民(情報買い手)の方が、知的レベルが高いという逆転現象が起きている』2012年8月17日
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/30176576.html
注4:A friend today may turn against you tomorrow
http://ejje.weblio.jp/content/%E6%98%A8%E6%97%A5%E3%81%AE%E5%8F%8B%E3%81%AF%E4%BB%8A%E6%97%A5%E3%81%AE%E6%95%B5
ベンチャー革命投稿の過去ログ
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/1386/melma.htm
テックベンチャー投稿の過去ログ
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-PaloAlto/8285/column-top.html
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