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沖縄の人々の反対を押し切りオスプレイの強制配備が行われようとしている。これに併行して尖閣領土問題が火を噴いているが、実はこの背景に戦争の拡大を念頭に、オスプレイを将来は日本にも買わせたい米国軍産複合体と、それによって更なる防衛利権を確保したい政治家の謀略がある。これについて藤島利久氏が街カフェTVのブログで鋭い分析をしているので紹介したい。
<以下引用>
アメリカ政府・米軍は、日本におけるオスプレイ配備⇒飛行訓練が進まなければ、中東における大規模な紛争(実質戦争)を仕掛けられない。近年、とんでもない大掛かりな軍事戦略が日本の周りで繰り返し実施されているのだが、マスコミの洗脳を受けた日本国民は気づいていない。
今回、石原東京都知事がけしかけた尖閣諸島・領土問題では、中国本土での反日デモに火がついてマスコミが大騒ぎする中、日本国内では当然のことのようにオスプレイ配備・運用が決定されそうだ。一連の騒動は計画的なものだ。
満州事変の発端となった柳条湖事件の日(9.18)に、中国でデモが起きることを見越して巧みに準備されていた「野田首相オスプレイ飛行容認コメント」が報じられた。これは軍事戦略そのものだ。綿密に情報を集め、周到に計画された当然の結果として今の状況がある。
オスプレイ反対運動をしてきた国民は、歯軋りして悔しがっているだろう。マスコミは中国のデモを報じても、オスプレイ強制配備反対や脱原発デモの詳細は報じない。オスプレイ配備問題は国内の反対世論を背景に抜き差しならない状況に陥っていたのだが、今般の中国本土におけるヒステリックな反日デモの拡大で状況が一変した。
この難題がアメリカサイドの思惑通りに易々と片付く様相を見せているのは、ある「方程式」が成立したからだ。それは、「単純タカ派政治家による対外的刺激行動⇒反日デモなどを惹起⇒日本国内における中国軍事脅威論をマスコが扇動⇒アメリカが得する」というもの。
この方程式が当て嵌まる事例を挙げれば、「小泉純一郎首相の靖国参拝公約⇒反日デモ⇒中国脅威論をマスコミが扇動⇒MDミサイル購入」という結果を招いた。
そのMDだが、買ったものを使わないわけにはゆかないので、北朝鮮から「飛翔体」が打ち上げられると報じられると岩国基地から一週間かけて秋田〜岩手間にMDシステムが運ばれたのだが、かえって実践では役に立たない(対応が遅すぎる)ことが際立った。記憶に新しいだろう。
今回は、「石原慎太郎の尖閣領有主張⇒反日デモ⇒中国脅威論マスコミ扇動⇒オスプレイ強制配備容認」という結果になった。
これが日米軍事同盟の罠だ。いつも損をするのは我々日本国民だ。
石原慎太郎は、自らの政治生命の残り僅かな期間に息子ノブテルを総理大臣にしたくて行動したのだろうが、アメリカ側に利用されただけで終わりだろう。
決定的にノブテルに資質が欠けている。いくらなんでも無理というものだ。
野田は消費税を上げて、小沢グループを切って成果を挙げたから、もう1年総理を続けることが出来そうだが、そこまで・・・ お役御免でポイ!
アメリカ+マスコミ連合は、石原慎太郎と野田由彦を見限った。代わりに頭が良くて野心家で単純な政治家をもう見つけている。橋下徹という「使いっ走り」を・・・
【オスプレイ「安全宣言」全容判明 原発、学校上空を回避】
2012年9月19日 02時01分
米軍新型輸送機MV22オスプレイの国内運用に向けた安全確保策と政府の「安全宣言」全容が18日、判明した。低空飛行訓練時に原発施設上空を飛ぶのを避け、米軍基地周辺で病院や学校上空を極力回避。日本政府として「危険と考える根拠は見いだし得ない」と安全性を保証する内容だ。野田佳彦首相は18日、森本敏防衛相と玄葉光一郎外相から官邸で報告を受け了承した。
19日午前、外務、防衛当局者による日米合同委員会で正式合意。森本、玄葉両氏が官邸でそろって記者会見し、日本政府として「安全宣言」を発表する運び。米海兵隊は岩国基地(山口県岩国市)での試験飛行を週内にも開始する。
(共同)
【オスプレイ安全宣言へ 野田政権 高度制限、米と一致関連トピックス普天間基地】
野田政権は、米軍新型輸送機オスプレイの日本国内での飛行を認める「安全宣言」を19日にも出す方針を固めた。日米の外務、防衛当局で構成する日米合同委員会で、飛行ルールについて大筋合意した。米軍はオスプレイを一時駐機中の岩国基地(山口県岩国市)から普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)に移し、10月中に本格運用する方針だ。
合同委では、低空飛行訓練の最低高度を150メートルとし、普天間飛行場での夜間飛行回数を従来のヘリの回数並みにすることで一致。回転翼を前傾させる「転換モード」への切り替えも、飛行場の上空で行うのを基本とする方向だ。この内容は18日に野田佳彦首相に報告される予定。
玄葉光一郎外相とパネッタ米国防長官は17日の会談で「合同委での議論の大きな進展」を確認。パネッタ氏は記者会見で「オスプレイは日本の防衛にとって重要だ。地元の懸念を踏まえ、安全な運用に十分配慮したい」と語った。
〈オスプレイの低空飛行訓練〉 米海兵隊は普天間飛行場へのオスプレイ配備にあたり、飛行訓練の経路として東北―信越の山間部中心の3ルートのほか、四国―紀伊半島と、九州、奄美諸島に各1ルートの計6ルートを明示。ほかに1ルートがあるが「公開できない」としている。
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