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2012年9月20日 (木)
野田政権の原発稼働ゼロはウソである
主権者国民は日本を代表する巨大政党による悪質な「選挙詐欺」に引っ掛からないように注意しなければならない。
前例がある。
2009年8月の総選挙で野田佳彦氏は何と言ったのか。
「消費税1%分は二兆五千億円です。
十二兆六千億円ということは、
消費税5%ということです。
消費税5%分の皆さんの税金に、
天下り法人がぶら下がっている。
シロアリがたかっているんです。
それなのに、シロアリを退治しないで、
今度は消費税引き上げるんですか?
消費税の税収が二十兆円になるなら、
また、シロアリがたかるかもしれません。
鳩山さんが四年間消費税を引き上げないと言ったのは、
そこなんです。
シロアリを退治して、
天下り法人をなくして、
天下りをなくす。
そこから始めなければ、
消費税を引き上げる話は
おかしいんです。」
動画映像も残っている。
http://www.youtube.com/watch?v=y-oG4PEPeGo
この野田佳彦氏がその後に何をしたのか。
「シロアリ退治なき消費増税」を国会で決めた。
いかなる言い訳、言い逃れもできない。
正真正銘の「詐欺」、「ペテン」である。
こんな「詐欺政治」がまかり通るようでは、日本は終わりだ。
次の総選挙で、必ず、消費増税を白紙に撤回させ、日本の民主主義を守らねばならない。
約束とは違っていても、その政策が正義の政策であるなら許されるだろう。しかし、現実は違う。官僚の天下りには一切手を付けずに、庶民に年間13.5兆円、10年で135兆円の巨大増税を押し付けようというのだから、これを認めるわけにはいかないのだ。
まさに、「シロアリを退治しないで、今度は消費税を引き上げるんですか?」
「はあっ?!」
とすべての国民が思う。
その野田佳彦氏が
「2030年代原発稼働ゼロを目指す」
と言い始めた。
メディアはこれを大きく取り上げたが、メディアは「選挙詐欺」の片棒を担ぐ考えなのだろう。
この方針の表現をよく見るべきだ。
「2030年代原発稼働をゼロにする」
と言うなら大きく取り扱っても不思議はないかもしれない。うそつき政府が示した方針でなければ。
それでも、国民に対して、公約と正反対の政策を勝手に国会で決めてしまう政府である。
普通の感覚なら、仮に「2030年代原発稼働をゼロにする」と発表されたところで、ベタ記事扱いが関の山だろう。
それが、「ゼロにする」ではなくて、「ゼロを目指す」なのだ。
「目指したけれども実現しなかった」
と言い逃れするに決まっている。
というか、2030年代にこの人々が政権中枢に存在することは可能性としてゼロである。
責任を追及しようとしても不可能なのだ。
それではなぜ、野田政権がこのようなことを言い始めたのか。
それは単純だ。
日本の主権者の大多数が原発再稼働反対だからだ。
政府が開いた意見聴取会でも、パブコメでも、原発ゼロを求める意見が圧倒的多数を占めているのだ。
「原発ゼロ」を掲げないと次の総選挙で大敗することが確実だ。
だから、「原発稼働ゼロ」の文言を書き込んだ。
しかし、野田佳彦内閣は財界癒着内閣である。
経団連企業から「原発稼働ゼロは受け入れられない」と凄みをかけられると、あっという間に引き下がる。
だから、閣議決定もできないのだ。
・・・・・
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