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不毛の自民党総裁選 伸晃転落 安倍浮上
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2012/9/18 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
ボンボン息子の自民党・石原伸晃幹事長(55)がマッ青だ。谷垣総裁を切り捨て意気揚々と総裁選に出たものの、支持がまったく広がらず、週末の各紙調査でも「3位転落」が指摘された。代わりに浮上したのが、1年で政権を放り出した“前科”がある安倍晋三元首相(57)。なんともレベルの低い、不毛な総裁選になってきた。
◇ ◇
総裁選(26日投票)は、地方票300票と国会議員票199票の計499票で争われる。
当初、森喜朗元首相や古賀誠元幹事長ら長老の支援を受け、国会議員票が集まる石原と、地方で人気の石破茂前政調会長(55)の一騎打ちとみられていた。
しかし、各紙の調査では石原の国会議員票は思うように伸びず、地方票も石破に大きく離され、安倍に猛追される始末。なぜ、ここまで失速したのか。
「立候補した5人のテレビや討論会での発言を比べると、石原さんの軽さが際立っています。また『福島第1サティアン』の失言に加え、15日の街頭演説では緊迫する日中関係について、『都知事に尖閣を売っておけば、こんなことにならなかった』とわざわざ父・慎太郎知事を持ち上げ、失笑を買った。議員や党員は『ここまでバカだったとは』『やはり長老へのゴマスリがうまいだけの人』と呆れ果て、他の陣営に逃げているのです」(自民党関係者)
極め付きは、石原が党の全支部長に13日に出したという“手紙”。〈まっすぐな国「日本」を皆さんとともに創る。そのために働かせて下さい〉と殊勝なことが書かれているが、封筒の左上に目をやると石原裕次郎の記念切手が貼られていた。父親だけでなく、昭和の大スターである叔父の人気にもあやかり、総裁選を勝ち抜こうというのだ。
手紙を受け取った無派閥の国会議員はこう嘆く。
「なぜ、わざわざ裕次郎さんの切手を貼るのでしょうか。この人には『自分』というものが全くないのですね。受け取った議員はみな呆れています。封筒には手紙のほか、幹事長の名刺も入っていました。幹事長の肩書、石原家のブランド、それらを前面に出せば、総裁選を勝てると思っているのでしょうか」
◆安倍の売りは「新薬」だけ
石原の失速を横目に、ガ然元気になっているのが安倍だ。昨夜、党本部で開かれた陣営の選対会議でも「すでに石原に並んだ」「一気に抜くぞ」と威勢のいい声が上がっていた。
もっとも、安倍が記者会見やニュース番組で訴えるのは、5年前の「政権投げ出し」のきっかけとなった持病の「潰瘍性大腸炎」が新薬開発で治まっているということばかり。製薬会社からカネでももらっているのかと疑いたくなる。
さすがにここ数日は、中国との領有権問題と北朝鮮の拉致に踏み出した。尖閣周辺の日本領海に中国船が侵入したことについては、「日本の美しい海、領土が侵されようとしている。断固として守っていく」と強調。小泉元首相の訪朝から10年となる17日には「今後も北朝鮮には圧力をかけ、問題の解決を図るべき」との持論を展開している。やる気マンマンだ。
「1回目の投票で石原さんを抜いて2位に入ろうと必死なのでしょう。2位になれば1位の石破さんと決選投票になる。決選投票は国会議員だけの投票なので、派閥を持たない石破さんは不利。安倍さんが勝つ可能性は高い」(政治評論家・浅川博忠氏)
石原の総理・総裁は困るが、安倍の再登板なんて、国民にとって悪夢でしかない。
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