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野田、再選確実で…民主崩壊やまず!30人規模で離党の可能性
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20120918/plt1209181542001-n1.htm
2012.09.18 夕刊フジ
民主党代表選(21日投開票)は、野田佳彦首相の再選が確実視されているが、一度加速した遠心力は止まらない。代表選後に「反野田」議員が30人規模で離党する可能性が指摘されている。衆院で与党過半数割れに陥り、政権運営が行き詰まる事態もあり得そうだ。
「民主党を国民政党として根付かせたい」
野田首相は17日、中国での反日暴動対策のため、インターネット中継に変更した福岡での立会演説会で、こう訴えた。
共同通信が同日、国会議員336人の支持動向をまとめたところ、野田首相は180人の支持を固め、200人に迫る勢い。1回目の投票で再選を決める見通しだ。
これに対し、「反消費税増税」や「反TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)」を訴え続ける離党予備軍は30人規模に上るとされる。
衆院では、離党届を提出した松野頼久元官房副長官、石関貴史議員を除き、民主党からあと10人が離党すれば与党過半数割れとなる。野田首相は内閣改造・党役員人事で求心力を高める作戦だが、先行きは不透明だ。
◇
櫛の歯が抜けるように離党者が出て、あと13人。解散を待たずとも民主党に迫る「過半数割れ」の危機
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/33558
2012年09月17日(月)田崎 史郎「ニュースの深層」 :現代ビジネス
大みそかに紅白歌合戦の裏番組でプロレスの出来試合をやっているみたいなもんですよ」―。民主党議員が自嘲気味にこう語っていた。スポットライトは事実上、次期首相を選ぶことになるとみられている自民党総裁選(9月26日投開票)に集中し、民主党代表選(21日投開票)の影は薄い。
それでも今、政権を担っているのは民主党だ。衆院解散権は首相・野田佳彦の掌中にある。今後、数カ月は続く野田政権はどのようにして「負けを減らす」作戦を展開していくのだろうか?
■再選後のポイントは人事
民主党代表選は10日告示を前にした7日、原発事故担当相・細野豪志が出馬を見送った段階で事実上、幕が下りた。不出馬を決めた細野は「福島のことはどうしても頭から離れなかった。この仕事を投げ出すことはできない。それが最大の理由」と語った。
だが、突如浮上し、数日で消えたかに見える細野擁立劇は案外、根が深いかもしれない。細野が6月に、離党する前の新党「国民の生活が第一」代表の小沢一郎と極秘で会い、小沢に離党しないよう働きかけるとともに、代表選のことも話し合っているからだ。
細野の出馬断念後、登場した候補は党内で支持が広がらない人ばかりだった。
〈野田では次期衆院選で勝てない、党分裂を招いた責任も大きいが、だからといって元農水相・赤松広隆、元総務相・原口一博、前農水相・鹿野道彦に投票する気にもなれない〉
民主党議員の大勢はこんな心境だ。だから野田の再選は確実だが、再選後の展望は決して明るくない。
まず、臨時国会の召集時期。今月8日に閉会した通常国会はケンカ別れした状態で終わっており、召集されても審議が行われるメドはまったく立っていない。
民主党現執行部は10月15日か18日召集を念頭に置いているが、国対幹部は「召集後の段取りがある程度見えなければ召集する意味がない」と語っており、召集が下旬にずれ込む可能性もある。
野田は代表再選後、内閣改造・民主党役員人事を行う意向だ。この人事も自民党総裁に誰が選出されるか、自民党の新執行部がどんな体制になるかを見極めないと難しい。このため、野田が国連総会出席した後、帰国後の今月28日以降になる見込みだ。
この人事のポイントは次期衆院選を戦える体制をつくれるかどうかだ。現在の「幹事長・輿石東、幹事長代行・樽床伸二、選対委員長・木義明」は選挙という面ではあまりにもぜい弱だ。幹事長には副総理・岡田克也か政調会長・前原誠司、幹事長代行兼選対委員長に財務相・安住淳を推す声が上がっている。安住は党選対委員長を2回経験しており、選挙に精通している。
■維新の会への合流議員は100人?!
民主党新執行部の隠された重要任務はこれ以上の離党者を出さないことだ。衆院側で松野頼久、石関貴史が11日に離党届を提出し、民主党会派は245人となった。国民新党では金融相・松下忠洋が10日死去し、与党勢力は248人となった。衆院(定数480、欠員2)で過半数を割る238人まであと10人。議長・横路孝弘ら無所属の与党系議員3人を含めても、事実上の過半数割れラインまではあと13人となる。
自民党組織運動本部長・菅義偉は最近、新党「日本維新の会」に参画した松野頼久とこんな会話を交わした。
菅 「維新の会がハードルを下げれば、民主党から20人ぐらい移るんじゃないか」
松野 「いや、100人ぐらいでしょう」
こんな規模になるかどうかは別として、代表選後、民主党から櫛の歯が欠けるように離党者が出て、年内に過半数割れに陥る可能性がある。
野田は虎の子の解散権をいつ行使するか、そのタイミングを懸命に計っているが、そんなこととは関係なく過半数割れしてしまい、秋の臨時国会で内閣不信任案が可決されて衆院解散に至るシナリオもある。
民主党が次期衆院選で再生可能な100議席前後の議席で踏みとどまることができるか、その展望すら開けていない。(敬称略)
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