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相曽誠治著 「サニワと大祓詞の神髄」
憲法第九条(戦争放棄)は日本人の発案
「外務省の役人から君の著した『天孫降臨の大義』という本を見せてもらったが、
君は本当に神様を信じているのか?」
「白鳥先生、わたしたちは神様の子供です。外見こそ人間の姿をしていますが、間違いなく神の末裔です。
「いや、そんなこと言う人に初めて出会った。もう一度聞くが、確信あるのか?」
「もちろんです」
「それではちょっとつきあってくれんか」
「どこへですか?」「ある街に大変な霊能者がいるそうだ。そこで日本の将来を占ってもらおうと思うのだが」
独りでは心もとないという白鳥にわたしは同行しました。
霊能者はおばあさんで、信奉者が引きもきらずに訪れるにぎわいです。
ところがそのときはおばあさんが神霊に伺ってもなんら回答がありません。
日が悪いから帰ろうということになり、二人ですごすご引き返してきたことがあります。よしあしは別として、実はそのころから白鳥は神(霊)がかりを始めるようになっていました。応接間で私と話している最中、ひょいと立ち上がっては窓から外に飛びだしたりします。
窓の高さは簡単にまたげるほど低くありません。加えて、白鳥は相当な肥満体です。
身軽な身のこなしを見て白鳥に霊が作用していることを悟りました。
「相曽君、困ったな。日本は負けるかも知れないぞ」
「わかりますか」
「うん、わかる」
「白鳥先生、今、そんなことを口外すると危ないですよ」
「うん、わかっている」
白鳥がA級戦犯に指定されてからのことです。
「”争うな、戦うな”が皇祖皇宗の教えというのは真理か?」
「もちろんです。戦ってはいけません。戦ったから負けたのではないですか」
「確かにそうだな。初めてわかった。処刑される前に最後の御奉公をしたいのだが……」「先生、いったい何を考えておられるのですか?」
「ほかでもない、新憲法に戦争放棄をうたうようマッカーサーに英文で手紙を書いたのだ」
「先生が直接渡すのですか?」
「いや、じかでは先方も受け取らないだろう。大先輩の幣原の所へ持っていく」
こうして幣原喜重郎首相の所に戦争放棄の原案が持ち込まれたわけです。
幣原は外務次官や外務大臣などの外交官畑を歩いてきた政治家です。
終戦後の1945年10月、首相に就任し、占領軍の政策に従って憲法の改正に着手しました。
幣原は白鳥の発案であることを極秘にし、戦争放棄の案をGHQに提出します。
この秘話を知っているのはほんの数人だけです。
戦争放棄は進駐軍から押し付けられたと世間一般では考えられていますが、実は白鳥敏夫の発案だったのです。
幣原の子息はかって獨協大学の教授をしていましたが、このいきさつについては全く知りませんでした。
「父は戦争放棄の原案には全く関与していません。
日記や書き残したメモにも全くそのような経緯は見当たりません。何かの間違いではないでしょうか」
幣原はそこまで慎重に事を運んだのでしょう。
ただ、白鳥の後輩に当たる外交官がわたしの話に近い内容を週刊誌で発表したことがあります。
幣原やわたし以外にも白鳥から胸中を打ち明けられた人がわずかにいたのでしょう。
現行憲法の第九条、戦争放棄は神界のおぼしめしです。
上記著者の相曽誠治氏は、佐藤愛子さんの「私の遺言」(新潮社)の中で、
佐藤さんがポルターガイスト現象に悩まされた時、江原啓之氏、美輪明宏氏等多くの霊能者にすがりながらも解決できず、最後にたどり着いたのが相曽誠治氏だった。
【私のコメント】
いま日中関係に暗雲が漂っていますが、中国広州でも、16日大規模なデモが行われ、一時地下鉄、バスもストップしたそうです。広州日本領事館が入っている5星ホテルの周囲は、警察、軍隊がバリケードを敷いて厳重な警備をしています。ホテルは多数の駐在員も住んでいるので、平和的な解決を願うばかりです。
今回の問題も、米国ユダヤがバックに石原が始めたことですが、ケ小平氏でさせ棚上げした問題を、現政権では到底解決できないでしょう。日本は米国が石原、野田を使い、中国は太子党、上海閥が、現体制に対して巻き返し狙うべく暗躍しています。もちろん、汚職で腐敗しきっている太子党、上海閥の背後にも米国はいるのですが。
政治家のレベルは、国民のレベルといいますが、だとすれば、我々一人一人が、しっかりと自立して誠と人情をそなえて共生社会を築いていかなくてはいけないと思います。
小生、若輩ものではございますが、下記戦先人の教えを参考頂ければ幸いです。
1.天は自ら助くる者を助く。(依頼心をすて、自立する。)
2.常に、感謝の心、歓喜の心も持つこと。
「有り難き また面白き 嬉しきとみき(三つのき)を備うぞ誠なりけれ」
黒住教の黒住宗忠氏の言葉、相曾師は、大本はアイヌの亡霊と批判したが、相曾氏も出口王仁三郎氏も黒住宗忠氏だけは本物と認めていたそうです。
『心の中に感謝と歓喜の感情を持つことだ。 感謝と歓喜に満ち た言葉と好意は、 人生の花園に善き幸福という実を結ぶ。』(中村天風先生の言葉)
3.日拝を日課にする。
本家本元は黒住宗忠氏の教え。相曾氏が以下の通り奨励。
日拝とは、『太陽を仰いで祈る』ことである。もう少し丁寧にいうと「太陽を仰いで太陽神の分魂(わけみたま)をいただきき、毎朝、魂を更新すること」である。
不祥事や霊障は心の乱れや身の不浄があるために魔がつけ込んで生じる。それゆえ常に心すべきことは嘆いたり悲しんだりしないことで、悲嘆する前に慎しみ畏(かしこ)んで神にお詫びをし、魂を入れ替えることが必要である。即ち太陽の分魂(わけみたま)を体内に取り入れて新しいものに変えていただく。
http://plaza.rakuten.co.jp/mukoujima/diary/201007280000/(日拝について)
http://homepage3.nifty.com/SEIA_HP/sub905.html(秋山真之伝)
http://www.sakanouenokumo.com/syukyo.htm(秋山真之と大本教)
http://risshi.life.coocan.jp/book031601.html(佐藤愛子氏の私の遺言から)
http://97331420.at.webry.info/200709/article_1.html(日拝の大切さ)
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