http://www.asyura2.com/12/senkyo135/msg/858.html
Tweet |
【社会】
脱原発 私の1票から 首相の地元・船橋でデモ(東京新聞)
2012年9月18日 朝刊
野田佳彦首相(衆院千葉4区)の地元・千葉県船橋市で十七日、脱原発と首相の辞任を求めるデモがあった。民主党代表選、自民党総裁選と二大政党が近く「選挙の顔」を選ぼうとしている。次の選挙で一票をどう投じれば、脱原発につながるのか。デモから生まれた民意の「受け皿」を模索する動きも始まっている。 (小川慎一、森本智之)
「原発止めろ」「野田は辞めろ」。午後四時すぎ、船橋駅周辺で叫び声が響いた。東京から千葉を結ぶJR中央・総武線沿線の複数の脱原発グループによるデモ。今回、主催者発表で千百人が集まった。
「次の選挙では自分たちの考えに近い人を本気で応援するつもり」。参加者の一人、東京都杉並区の会社員の男性(35)は話す。昨年四月、東京・高円寺で一万人以上が集まった脱原発デモ以来、毎週金曜日の官邸前デモなど五十回は足を運んでいるという。
熱狂に包まれ、民主党が政権交代を果たした二〇〇九年の衆院選。男性は民主も自民も信用できず、選挙で白票を投じた。これまでは選挙事務所に行ったことさえない男性だが「次はできる範囲で時間とお金を使って支えたい」。
次が初めての選挙となる東京都三鷹市の大学生小林美希さん(21)は「最優先は原発の問題。候補者のブログやツイッターを見て見極める」。千葉県柏市の主婦(39)は友だちとの会話の中で選挙の話題が最近、増えた。「仲間で手分けして、候補者の事務所や演説会を回ってみたい」
◇
「脱原発」のものさしで、次期衆院選の候補者を有権者の側からふるいにかける試みは、すでにいくつか始まっている。
「脱原発基本法案は次の選挙でリトマス試験紙になる」。脱原発法制定全国ネットワークの代表世話人の一人、河合弘之弁護士は話す。議員に働きかけ、基本法案の衆院提出にこぎつけた。「すべての候補者に賛成か反対かを問い、脱原発派だけを当選させるのが目的」とする。
市民団体グリーンアクティブは「脱原発つうしんぼ」と題したアンケートを衆院選の立候補者全員に郵送し、回答結果をホームページに掲載する予定だ。どの候補者が、脱原発志向が高いかを見極める。現職の国会議員にも働きかけて政党を結成し、脱原発派の「空白区」に候補者を擁立する方針だ。
市民団体緑の党は「国会議員の中で、われわれが求める即時原発停止を主張する人はいない」(副運営委員長の宮部彰さん)として、純粋な市民団体として比例東京ブロックに候補者を擁立するという。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK135掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。