NHKスペシャル『追跡！復興予算19兆円▽どう使われたのか？増税による巨額のマネー▽判明した驚きの実態、届かない被災地の悲劇』（2012.9.9：日　9:00）を見られた方は霞ヶ関・役人は化け物だと思うでしょう。NHKに再放送を要望しましょう。

以前「大震災・放射能被災地の小学生に向け、夏休みは関西の宿泊施設で、ぜひ修学旅行気分で過ごさせて欲しい」と要望したが、駄目でした。復興予算も被災地向けでないシロアリ配分には、赤い血が流れていない。絶対に変です。

当県が大急ぎで建設中の『心身喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の、医療観察等の法』（厚労省）は、県民99％に対し「ウソと隠蔽」で進めてます。

2011年秋、反対する地域住民に、○市自治連合会長は「署名活動はさせない」と断言、嘉田知事が2012.1.31.NHK大津に出演し、「精神障害者のための施設は3月末着工、平成25年4月開所する」と言った。続いて大阪市長橋下が2.24テレビで『放火･殺人･強盗･レイプ等の重罪を犯したが、裁判で精神障害のため罪を問えないとなった人は、他県で1年半を目処に治療し、社会復帰出来ても大阪には戻しません』と発表した。ところが当県庁職員は「橋下市長のテレビ出演はなかった」と笑うだけ。
7億円は使途不明金に化けるのか？　2012.7、嘉田知事が県議会を通過させ、現在本体工事が進行中です。

県が最初、工事予算は13億5000万円と説明し、「佐賀県がすでに厚労省仕様を7億で完成し、残り7億（計14億？）は、国が県の裁量に任すと言っている」と県民を騙した。財務省が「国は7億円しか出しませんよ」と言う以上、プラス7億は県の持ち出し？

最初から県負担7億プラスの13億5000万円が施設建設費とすれば、厚労省仕様の7億は動かない。県負担7億円は誰にも分からないと、県が持ち出した○億円？

県･病院事業庁は「県立精神医療センターにすでに100床あり80使用、20床の余裕。大阪から23人受け入れ要請があって、不足し建設する」と言ったが、嘘だった。
厚労省は「病院事業庁の下、各県に100床という法律はない」と断言。では当県では厚労省予算7億円で建設し、プラス7億は「誰が使ったか不明にする予定か？」。

嘉田知事がNHK大津出演し、怯えた感じ。その後、橋下大阪市長は「大阪の重大犯罪者を治療しても大阪には戻さない」と言い、地元民は「出所者の生活保護費の増大を負担し続けるなんて、どうして？誰が精神障碍者を雇うの？ハローワーク大津には7月6000人余の求職者がいて、求職女性の保育所も足りないのにと、嘆く。

予算14億円、県負担分は7億、橋下『日本維新の会』立ち上げに絡んでなければと心配。当県の基金は底をつき、高齢者二人世帯の「認知症患者」に対応できてない。働かなければならない主婦に保育所不足。大卒の正社員採用、70％を切っている！
なぜ今、県税7億円をプラスし、14億を不急の施設建設につぎ込むか、7億の県税を持ち出した差額分を建設現場で調査する機関はないのかも、県民には分からない。

今、精神障害者で重罪犯罪を犯した人のための医療観察病棟が地方税7億円をプラスして13億5000万円〜14億円と、県民は騙されても、分からない。まして不正を見抜けない前後の事情から「うそと隠蔽とペテンの県政」と思うしかない。

保育所の欲しい女性や、就職活動中の大卒者、60歳以上の求職者、学校の教室を抜け出す子どもを見守るボランティアの母親不足、高齢者世帯の「認知症入院の困難」など、数えればきりがない政治の穴に落ちる国民に、厚労省関連の「法は何をしてくれるか」。きっちり税金は納めてます。