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「野田首相『厚顔』で歴史に名? 原発政策3度目の強行」
http://ameblo.jp/heiwabokenosanbutsu/entry-11354425004.html
2012/09/14(東京新聞) :平和ボケの産物の大友涼介です。
「原子力ムラ人事」と批判されている原子力規制委員会が19日、発足する。国会同意は無視され、異例にも野田首相が首相権限で任命する。昨年末の福島第一原発の事故収束宣言、6月の大飯原発再稼働宣言に続く強行突破の第3弾だ。「仏の顔も三度まで」では済まない首相の独走に”厚顔”という非難も出始めた。(荒井六貴・小坂井文彦記者)
◆原発政策3度目の強行 規制委発足へ
原子力規制委員会の人事は原則、国会の同意が必要。しかし、細野豪志原発事故担当相は十一日、会見で「緊急事態」という例外を理由に、国会の事後同意さえも不要との考えを表明した。
規制委は「独立性」が生命線であるにもかかわらず、その発足時点で政治介入がなされたに等しい。こうした政権の姿は「脱原発」世論から原子力ムラを防衛する別働隊とも映っている。
しかし、この強引さは今回が初めてではない。昨年暮れ、原子炉内の損傷状況も不明なままに出された首相による「事故収束宣言」は海外メディアをも驚かせた。さらに原発抜きでも夏をしのげるという世論に対し、あくまで電力不足を掲げて、大飯原発の再稼働を宣言した。しかし、電力はやはり足りていた。
ネット検索では「厚顔 野田首相」で、二十七万件以上ヒットする。こうした強引過ぎる政治手法は、野田首相の資質によるものなのか。
◆「たたき上げ」のコンプレックス
精神科医の和田英樹さんは「官僚とは遠い世界から進出してきた人。厚顔というより、エリートに対するコンプレックスがある」と分析する。
首相は千葉県議から中央政界入りした「たたき上げ」。和田さんはこの点に触れ、「強硬姿勢は妥協を重ね、上にペコペコして偉くなってきたと映ることを恐れる心理を反映した結果。嫌われるのを恐れる人はむしろ、ブレーキがかかりやすのだが」と説明する。
「『民主党だとできないだろう』と思われたくない一心。気の弱さの表れともいえると思う」
ただ、首相の資質がどうあれ、結果的にそうした無理押しを許している国会にも責任がある。
評論家の佐高信さんは「今の国会には政局はあっても、政策論争はない。結局、批判勢力を排除するだけの二大政党制のごまかしがはっきりしてきた。現状は官僚たちに『原発維持』『消費税増税』という永田町ムードを演出され、民主も自民の政治家もそれに従っているだけ。政治家の力が弱まり、官僚たちの独壇場になっている」と指摘する。
首相の「厚顔」は当人ばかりでなく、国会の形骸化が生み出した産物でもあるというわけだ。
◆民意から離れ、「維新ごっこ」の延長線
こうした国会の機能不全に対し、民主主義の再生を唱えたデモが広がっている。とはいえ、中央政界で花盛りで「維新」騒動がそれを反映しているとは言い難い。
野田首相自身も、実は松下政経塾出身の議員仲間と「志士の会」をつくったこともある明治維新の熱烈ファンだ。
政経塾に関する著書があるジャーナリストの出井康博さんは「野田さんのしていることは『維新ごっこ』の延長線上でしかない。とにかく『歴史に名を残したい』と振る舞う態度が、面の皮が厚いように映るのかもしれない」と語る。
「いまの政界は民意から離れて『名を残したいだけ』という人物が多い。維新好きの人たちは野田さんでなくても同じことを繰り返すだろう」
参考記事
4号機緊迫!! 野田政権のデタラメ対応には世界中が怒っている! (日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/12/genpatu27/msg/312.html
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