http://www.asyura2.com/12/senkyo135/msg/682.html
Tweet |
この日本で新自由主義の礼賛が始まったとき、個人主義のアメリカならいざ知らず、「弱肉強食」、「自己責任」といった他者を突き放す思想に、この人はどうしてそんなに共感できるのかと不思議な気持ちで見ていたことを覚えている。
そのうち新自由主義信奉者がいろいろ出てきて、「規制緩和」、「グローバリゼーション」を声高に、あれよあれよと言う間に新自由主義は世の中に浸透していった。その信奉者達が日本の生きる道はこれしかないと必死にしゃべっている顔を眺めていて、あるとき「ふーん」と頭に浮かんだ。
この人達は子供の頃、いじめられっ子だったんじゃないかと。
新自由主義はもちろん経済思想の1つであるが、彼らがシンパシーを感じるのは理論ではなく、個人的な心情からで、彼らが傾倒するのは小さい頃から体感した学校、地域社会といった社会の共同体に対する嫌悪の反動ではないかと思ったのである。
こう感じてから次々現れる新自由主義信奉者の顔を見てきたが、ガキ大将やいじめっ子らしい者にはとんと出会ったためしがない。
何十年か後、日本の社会を根底から変える新自由主義者を排出するようになるとは、いじめ問題は本当に根が深い。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK135掲示板
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/
since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
▲このページのTOPへ
★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK135掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。