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谷垣が総裁選立候補断念にまで追い込まれてしまった。三党合意から問責決議に至る不手際をみれば仕方がないだろう。しかし、根本的な問題は別なところにある。麻生太郎の2009年衆院選惨敗のあと、自民党総裁の座についた谷垣は幹事長に大島理森を選んだ。大島は2010年7月の参院選挙では衆参ねじれを生み出すという勝利を得たのである。ところがその直後の9月に谷垣は幹事長を大島から石原伸晃に交代させた。理由は、大島の顔が怖い、という若手議員からの突き上げであった。
安倍内閣の幕引きをしたのが麻生太郎幹事長であった。福田内閣の幕引きも麻生太郎幹事長であった。そして麻生は自分が総裁に座った。ここから谷垣は学ばなければならなかった。無能な幹事長は自分の命取りになる。そしてときに当の本人が自分の命を取りに来るのだ。今日の体たらくも、石原伸晃を幹事長に据えたときから決まっていた運命だったのかもしれない。無能と謀反。石原の本質を見抜けなかった報いであろう。
おまけに谷垣は、菅に騙された鳩山の姿も見てきたはずだ。それが野田に、「近いうち解散」でコロッと騙された。慌てて問責決議に踏み切ったが、矛盾だらけの対応で傷口を広げてしまった。あの鳩山の姿を見ていても騙された谷垣。つくづく、学習能力のない男である。
もう一人、過去に学ばない男がいる。安倍晋三である。最近は、特効薬ができたからハライタは大丈夫と言っているらしい。こちらは過去のすり替えと言った方が良さそうだ。精神的ストレスからノイローゼ状態になっていたことは、当時の生気のない表情からあきらかであろう。それを身体的な原因にすり替えている。
総理を辞めて、ストレスのかかる暮らしから解放されて元気なだけの話である。精神的にひ弱な人間であることは証明済みである。万が一、党首になり、さらに万万が一総理にでもなった日には、再びストレスに打ちのめされることは容易に想像がつくところである。
悪い学習をしているのが野田佳彦である。菅を見習って人を騙す。小沢一郎を反面教師にして、国民のために働けば官僚に嫌われると知っている。輿石幹事長?解散先延ばしでは完全一致。しっかり働いている。しかも自分が野田に取って代わろうという野心は皆無である。幹事長の選択では、野田が谷垣を上回っていた。
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