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主役のいない民主党代表選・・・居なくなって気付いた小沢さんのマスコミ貢献度
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2012年9月11日 政経徒然草
マスコミも盛り上がらない民主党の代表選にネタ切れ状況だ。
かと言って「国民の生活が第一」の情報は極力露出させたくないようだ。
如何に小沢さんがマスコミに貢献していたかを改めて認識したに違いない。
もし、小沢さんが民主党に残っていたら、毎日、小沢さんの動向を記事にし、面白おかしく書きたてていたに違いない。
しかし、小沢さんの居なくなった民主党の代表選は「主役のいないドラマ」のようなもので、面白味も興味も湧かないものなってしまった。
この影響をまともに受けているのがマスコミで、政治報道も間の抜けた、しまりの無いものなっている。
冷静に考えれば、小沢さんが如何にマスコミに貢献しているかを改めて考えさせられる。
テレビドラマに例えれば「確実に視聴率が稼げる俳優」である。
その面白味の無い代表選だが、焦点は最早、わかりきっていることばかりだ。
すこし、そのことについて書いてみたい。
@消費税増税の是非・・・特に50歳以下の家庭では、家計所得も可処分所得も増えるどころか減少傾向が続いている。所得税や地方税の増税や電気代などの値上げも続いている。これらの家庭では貯蓄も殆ど無いのが現状だ。
では、ここで消費税を大増税(2倍)をしたら、どういうことがおこるのか?
支出に余裕がなければ、支出を減らすか購買単価の低い商品にスライドするしか選択肢はない。これが国内経済にどのような影響を与えるかは、小学生でもわかると思う。
国内経済をガタガタにし、デフレを更に加速させるであろうことは容易に想像できる。
A原発の是非・・・実質、原発がゼロでも消費電力が賄えることは今夏の状況をみれば明らかだ。今すぐに原発稼働ゼロにすることは、簡単なことだ。残された課題は電力会社の収益構造をどう改善するかという問題だけだ。何も難しいことはないし、今すぐできることばかりだ。原発を再稼働させても数年で使用済み燃料を保管する能力が一杯になることは明白で、物理的に考えても原発は限界にきていることも明白だ。後は原発を国有化し、廃炉を国の事業として進めていくことが一番妥当な方法だろう。
そして、福島第2原発は何も解決していない。汚染水は増える一方で、処理能力も限界に近付いている。根本的な解決策が何も見いだせない状況では、とても「収束」などといえたものではない。
なにより国民が「安心した生活ができない」という問題は、なによりも最優先されるべきである。
BTPPについて・・・これも明白で、アメリカの多くの州議会でも反対意見が強くなっている。これは関税自主権の放棄につながるばかりでなく、その実は「形を変えた対日要求」であり、「日本のアメリカ化」を求めるものである。日本の独立性を阻害する可能性が非常に高い。
且つ、日本が条件を要求できる可能性は非常に小さく、日本のメリットは殆どないと考えた方が間違いない。
少なくても以上の3点については、普通の常識で考えれば結論が出ているように思う。
今政治に求められているのは、「国民の信頼」である。
この頃、話をする人たちの口からでてくるようになったのが「小沢さんは嫌いだが、小沢さんたちの言っていることは正しい」という発言だ。
国民は、馬鹿ではない。終始一貫してぶれない発言を続けている小沢さんを人間の好き嫌いとは別の次元で国民は評価し始めている。
実力もない脇役が争う代表選に国民が興味が持てないのは、当然の帰結である。
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