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2012年9月10日 (月)
自己の権力欲満たすために政治活動する橋下徹氏
「村野瀬玲奈の秘書課広報室」様が9月9日に
「民主党の公約違反に失望した人が維新の会に投票するとまた失望するのは確実。」
と題する記事を掲載された。
すでにご存じの方も多いとは思うが、私たちは橋下徹氏が、何を目的に政治活動をしているのかを知っておく必要がある。
これを正しく知ることによって、メディアが創り出している橋下徹騒ぎに対する正しい対処姿勢が確保されることになる。
橋下徹氏は自身の著書のなかで次のように述べている。
「なんで『国民のために、お国のために』なんてケツの穴がかゆくなるようなことばかりいうんだ?政治家を志すっちゅうのは、権力欲、名誉欲の最高峰だよ。自分の権力欲を達成する手段として、嫌々国民のため、お国のために奉仕しなければいけないわけよ。(略)ウソをつけない奴は政治家と弁護士にはなれないよ!」(『まっとう勝負!』小学館)
つまり、橋下氏が政治活動をしている目的は
「自己の権力欲の達成」
である。
この目的を達成する手段として、「嫌々」
「国民のため、お国のために奉仕する」
のである。
橋下氏が正直であることは評価できる。
心のなかで、このように考えていても、それを自身の言葉で表現する人は多くない。ところが、橋下氏は自著のなかで、このように記述しているのだから、正直ではあるだろう。
この正直な「告白」によって、主権者が判断を誤らずに済むことになるなら、それは橋下氏が示した、想定外の良心ということになる。
私は政治家に求められる最重要の資質は
「無私の精神と徳の高さ」
であると考える。
橋下氏には、そもそもこのような概念が存在しないのだろう。
橋下氏の想定する世界には、「無私」という概念が存在しないのだ。
すべての存在は「自己の利益を追求する存在である」と考えるのだ。
新自由主義的思潮が前提とする世界観である。
自分の利益を顧みず、公のために尽くす人物。これが為政者に求められる最重要の資質だ。
ここでいう「公」とは、「お国」ではなく、「主権者である国民」である。
無私の精神で主権者国民のために尽くす。この精神の持ち主だけが、為政者の地位に立つに値する人物である。
そして、「徳の高さ」とは、ものごとの判断に際して、人間としてのあり方において、真・善・美を追求することだ。
このような人材が登用されて初めて国の政治は正しいものになる。
それは不可能なことではない。
これの正反対に位置するのが橋下徹氏である。
国民は橋下氏にとって、奉仕する対象ではなく、利用する対象にしか過ぎない。
国民の人気を得ることが目的である。
この目的のためには手段を選ばない。
人気を得て、自分の権力欲を満たす。これが橋下氏の政治活動の目的なのである。
橋下氏は当初、原発再稼働に強硬に反対した。この原発再稼働反対の姿勢を見て、橋下氏支持に回った国民は多いだろう。
ところが、橋下氏は原発再稼働反対の意思をすでに捨てている。
電力会社の主張を結果として全面的に容認した。
関西電力の株主総会でも、原発再稼働反対を貫いていない。
主権者国民は橋下徹氏の実像を直視する必要がある。
橋下徹氏、そして大阪維新の本質は、対米隷属、新自由主義、弱者切り捨て、である。小泉竹中政治の焼き直しに過ぎない。
メディアが大騒ぎしているが、主権者国民にとって、プラスになる存在ではない。
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