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「また野田なのか」選挙民ウンザリ 野田民主とオンボロ自民の醜争の結末
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2012/9/10 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
◆自民党も似たような顔ぶればかり出てくるが支持率最低の野田政権が勝てるわけがないだろう、民主党諸君
これはもう国民をナメ切った職業政治家のニヒリズムの極み、この国はもう再生しないとアキレた声
最下位でシーズンを終えたチームの監督が続投するようなものだ。きょう(10日)告示される民主党代表選は、野田首相の再選が確実な情勢である。
資質ウンヌンは別にして、数の上では有力な対抗馬になり得た細野環境相は出馬を断念。ほかに反野田勢力が一本化される候補者は見当たらず、これからもドジョウの天下が続くことになる。早速、APEC出席のため訪れたウラジオストクで、プーチン大統領に「12月訪ロ」を打診。「近いうちに」と公言した解散すら先送りし、年内は好き勝手にやるつもりである。
国民はウンザリだろう。アゴはだぶつき、頬はむくみ、目には生気が感じられない。ドジョウというよりもタヌキかカエル。悪くなるばかりの人相をグラビアで紹介した週刊誌もあった。世間では「見るのもイヤだ」という声もある。おかげで支持率は20%がやっと。とことん嫌われている。そんな男の顔が、これからもテレビや新聞を飾るのだ。国民がガックリと肩を落とすのも当然である。
人相が悪くても仕事ができるというのなら問題はない。見た目と実績は比例しないし、経験に裏打ちされた判断力や実行力があれば上々だ。だれもが政権を任せたいと思うだろう。
だが、こちらもサッパリである。野田政権の発足から、すでに1年が経過した。それで日本はどうなったのか。悪くなるばかりだろう。「菅首相よりも手腕がある」なんてことはなく、被災地の再生や復興も全然進まない。個人消費は盛り上がらず、景気は急ブレーキがかかり、雇用不安は残ったままだ。
暮らしが上向くような政策は何一つ打たれていない。むしろ不安を増幅させることばかりやっている。
その典型が庶民殺しの消費増税であり、オスプレイのなし崩し配備だ。大飯原発も「私の責任で」とか言って再稼働している。何かあったらどう責任を取るつもりなのか。死んでわびたとしても、どうにもならない。口から出任せの無責任発言をするのである。
日韓、日中の緊張感も、かつてないほど高まった。ところが関係の修復に乗り出すわけでもなく、ややこしいからと先送りだ。
◆食うために政治家になった民主党の面々
野田政権の1年間で日本はメチャクチャにされた。それなのに民主党の面々は、日本を悪くした張本人を続投させるつもりだ。本気で引きずり降ろそうという姿勢は見られないのだから信じられない。
政治評論家の有馬晴海氏が言う。
「野田首相のまま解散・総選挙に突入すれば、民主党の議席は100に届くかどうかでしょう。惨敗は間違いありません。それで細野環境相の名前が急浮上した。“細野首相なら、さらに50議席は上乗せできる”“ボーダーライン上にいる自分も助かる”と考えた連中が、擁立を目指したのです。“野田続投なら離党だ”と公言する議員も多いし、細野氏なら民主党に残った小沢系議員にも文句はない。だが、本人は決断できなかった。おかげで党内は、すっかり諦めムードです。少しでも長くバッジを着けていられればいい。ひと月でも長く月収230万円の生活を続けたい。そんな後ろ向きな考えが支配的になっています」
しょせん、民主党の議員はその程度だ。メシを食うために政治家になったような連中ばかりである。右から左まで政策がバラバラでも一緒にいるのは、選挙のためだ。
国をどうにかして変えたいというまっとうな野心はない。あるのは議員というポストに対する執着のみ。その望みが断たれると疲れ果て、あとは流れに身を任せる。これぞ職業政治家のニヒリズム。残されるモノはなにもない。付き合わされる国民は、たまったものではないのだ。
「首相の周辺は、議員定数削減で逆風が収まるとの考え。負担を国民に押しつけるだけではなく、自分たちも身を削れ、という批判を意識しているようです。でも、国民の怒りはそこだけではないでしょう」(政界関係者)
民主党は上から下まで国民をナメ切っている。
◆不毛な党首選後も続く増税肯定路線
だからといって、自民党がマシかというと全然違う。国民からすれば、こちらの総裁選も絶望的な状況だ。
安倍元首相や町村元官房長官を筆頭に、目新しさがまったく感じられない顔ぶれ。本命視されているのは、親父や叔父さんの名前で食っている石原幹事長とオタクの石破前政調会長というのだからガックリだ。
伸晃は谷垣総裁を裏切り「明智光秀」と呼ばれているが、能力は似ても似つかない。光秀は比叡山の焼き打ちなどで武功を挙げ、着実に出世した。行革担当相や国交相すら満足にやれず、指導力のなさを露呈した男とは比べものにならないだろう。石破はケチで人望がない上、人見知り。人付き合いが苦手で、長老にも嫌われている。調整力は期待できない。オタク的知識が生かせる防衛相が精いっぱいの政治家である。
民主と自民の2大政党といわれるが、大きいのはずうたいだけ。中身はカラッポだ。法大教授の五十嵐仁氏(政治学)が言う。
「まったく不毛な代表選、総裁選ですね。民主党はアンチ野田が一本化されず、自民党は財政再建論者ばかり。どちらの政党のだれが勝っても、増税肯定路線は残るのです。財務省と消費増税を支持する一部の財界人は大喜びかも知れません。でも、国民はお先真っ暗です。これまでの増税は減税とセットになってきました。今回は純粋増税です。救済策はありません。しかも、景気は悪化しているし、デフレも続いている。そんな中で負担だけが増えれば、生活は大変なことになります。みんな暮らしていけません。家族経営の店や工場は、価格転嫁できずに軒並み潰れるでしょう。夜逃げも増えそうです。世相はどんどん暗くなる。明るい展望は描けません」
庶民生活がボロボロになれば、国家も立ち行かなくなる。経済大国の看板はハゲ落ち、周辺諸国にナメられ、発言力も失う。現状の政治が続けば、日本の再生など、100年たってもできっこない。
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