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真っ先に落選させたい政治家ランキング、原発・増税、年金&子ども手当・公務員改革・領土で査定
週刊ポスト2012/9/21-28 いまこそ落選運動を始めようPARTU
選ぶ選挙から「落とす選挙」への転換において、最も難しいのは「誰を落とすべきか」の判断である。悪質な反則を繰り返す選手をフィールドに残せば試合は乱れるが、逆に「気に喰わない」「不調だから」という理由でレッドカードを乱発すれば、やはり試合は成立しない。(中略)民意と逆行する政策を進めた政治家をランク付けした。彼らは「無能」「嘘つき」というレベルではない。有権者の求めた政策を「実現する」と訴えてバッジを与えられながら、それに逆行する政治行動で国民に損害を与えた「売国政治家」というべき議員たちである。(中略,以下・原発・増税・公務員改革のみ掲載)
【原発】議員名 選考理由
1位
枝野幸男
原発事故発生の際に「緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(通称SPEEDI)」の情報を隠した首謀者である。
会見では「ただちに健康に影響はない」と繰り返しながら、この情報を隠蔽したことで国民に無用の被曝をさせた。
その罪は計り知れない。
その後、経度大臣に就任するとこ「やるべきことは原発をゼロにしても大丈夫な状況をつくること」(11年9月会見)や、「安全性だけでな<、住民が安心してできる状況かどうかが重要だ」(11年10月会見)、さらには「原発が全基停止しても、電力制限令によらずに乗り切れる可能性は十分にある」(12年1月)と発言しながら、科学的な安全性の検証をしないまま「政治判断」で大飯原発再稼働を強行した。
二重三重に国民の生命を危険にさらしている。
2位
細野豪志
震災当時は内閣総理大臣補佐官で、枝野氏とともにSPEEDIの情報を隠した首謀者のひとり。
その後、内開府特命担当大臣として原子力行政を担当し、大飯原発再稼働を推進、実行した中心人物でもある。
3位
仙谷由人
原発再稼働の首謀者。「(原発を止めるのは)日本が集団自殺をするようなこと」と.国民を惘喝し、「再稼働しなければ原発は資産から負債になる。企業会計上、脱原発はただちにできない」と、国民の安全より電力会社の経営を優先させた。
事故で破綻した東電も税金投入で救済し、「ポクの関心事は消費税増税より東電改革と原発再稼働だ」と東電のオーナー気取り。
その行動は国民の側に立つ議員ではなく、電力会社の弁護士にしか見えない。
4位
菅直人
未曾有の原発事故に直面して危機管理に失敗した首相。あまつさえ、素人判断で現場に介入し、事故処理を混乱させる愚を演じた。
東日本大震災発生後すぐに福島第一原発視察に向かい、そのためにベント(排気)の実施が遅れ、水素爆発を招いたという疑惑もある。
しかも、首相退陣後は事故の責任を棚に上げて「脱原発を総選挙の争点にすべき」と反原発派のふりをしながら、「大飯原発再稼働反対署名」への署名を拒否している。
5位
平沼赳夫
自民党時代は通産相、経済産業相を歴任して原発を推進、原発事故のわずか2か月後の11年5月には、「地下式原子力発電所政策推進議員達盟」を発足させ、事故が収束しないうちから原発推進に動いた。
議達メンバーには、会長の平沼氏をはじめ、谷垣禎一氏、安倍晋三氏、鳩山由紀夫氏、渡部恒三氏らが名を達ねる。
r主要な電力は将来も原子力でまかなう必要がある」とし、地下式であれば原発事故の封じ込めが可能だと主張しているが、そこにあるのは「国民の安全や安心」ではなく、原発推進政策から離れられないだけなのである。  ̄
番外編
辻元清美
r脱原発ロードマップを考える会jの呼びかけ人で、反原発派と思われているが、菅前首相同様、「大飯原発再稼働反対署名」への署名を拒否している。
首相官邸前の反原発デモの主宰者と野田首相の会談には、菅氏とともに登場し、「総理と市民との間で、こうした面会が実現したのはおそらく例がない。歴史的な一歩だ」とプログで自画自賛した。
反原発の市民活動家と再稼働容認の前総理補佐官の顔を都合よく使い分けている。
原発政策部門の第1位は文句なしに枝野幸男・経産相だ。 昨年、本誌5月6・13日
号がスクープした「SPEEDI情報隠し」は、保身と責任逃れのためならば、国民は被曝しても構わないという行動と断じざるを得ない。
当時、官房長官としてこの問題に対処した枝野氏は隠蔽が発覚すると「その時は知らなかった」と二重の嘘をついて責任をうやむやにした。
しかも、野田政権ではそんな人物が経産相として大飯原発の再稼働を主導した。昨年9月の就任直後に掲げた「やるべきことは原発をゼロにしても大丈夫な状況をつくること」という。大臣公約は何だったのだろうか。原子カムラの住人は、「枝野の決断で、他の原発の再稼働、新規原発着工のハードルが下がった」と喜んでいる。後々の原子力政策にまで影響を残した罪は深い。
また、原発事故対応で失態を続けた菅直人・前首相も国民に大きな損害を与えた。それ以上に、退任後の姿勢が国民への裏切り行為そのものだ。脱原発をアピールしながら、「大飯再稼働反対署名」を求められるとあっさり拒否。反原発の仮面を被った原発容認派”といわれても仕方ないだろう。
【増税】議員名 選考理由
1位
岡田克也
国民へ2つの裏切りをした。民主党代表当時の04年参院選には「消費税3%引き上げ」を公約に掲げた増税論者だが、政権交代がかかった前回総選挙では増税はしないというマニフェストをまとめ、選挙戦では「私たちの魂がこもったマニフェストなんです「民主党は4年間は上げない。もし上げる場合は国政選挙でマニフェストに書いて国民の審判を受ける。極めてクリアだ」(09年8月)と宣言していた。
それが政権につくと一転して菅一野田両政権で増税を推進した。つまり権力を握るために本音を隠し、確信犯で国民を欺いたのだ。
しかも、公約違反を批判されると、「われわれの任期中は上げないが、議論をしないとはいってない」と自己正当化し、挙げ句の果ては「(増税が)「けしからん」というなら、次の選挙でそういう投票行動をしてもらえばいい」と開き直った。政治家の言葉に対する国民の信頼を地に落とした責任は重大だ。
2位
谷垣禎−
自民党は消費税引き上げを参院選公約に掲げたが、民主党の増税法案(社会保障・税ー体改革法案)を批判していた。ところが、野田首相との会談で「近いうち解散」を条件に成立に協力した。解散という党利党略とひきかえに増税という国民生活を苦しめる政策を決めたのである。国民不在の政治談合である。
そのうえ、公約では「消費税収の全額を社会保障や少子化対策に充当」としていたが、自民党は民主党との協議で消費税法の付則に、「成長戦略並びに事前防災及び減災等に資する分野に資金を重点的に配分する」と盛り込ませ、増税の税収を公共事業に使うことにした。
国会終盤には、「国民の多くは今も消費増税法に反対しており、今国会で消費増税法を成立させるべきではないとの声は圧倒的多数となっている」という理由で野田首相を問責する決議に賛成し、自ら成立させたばかりの増税の誤りを認める自己矛盾を露呈した。
3位
山口那津男
公明党は「民主党案は社会保障の全体像が示されていない。増税先行だ。消費増税法案に賛成することはできない」と反対の姿勢を取つてきた。
まさに正論だつたが、自民党とともに法案賛成にまわつた。税収はすべて社会保障の財源にあてると主張しながら、「10年間で公共事業100兆円」の防災・減災ニューディール政策を掲げたのも自民党と同じ。福祉より公共事業のうまみに転んだと見られても仕方がない。
4位
野田佳彦
政権を取るまでは「シロアリを退治して、天下り法人をなくして、天下りをなくす。そこから始めなければ、消費税を引き上げる話はおかしいんです」というシロアリ演説に自ら酔っていたが、首相になると財務省の操り人形となり、「これから生まれてくる子どもは1人700万円の借金を背負っている」と増税を推進した。役人に簡単に操られる程度のパペット政治家。
5位
与謝野馨
消費税増税の陰の主役。自民党時代は福田、麻生両内閣の経済財政相として消費税増税が必要だという社会保障国民会議の最終報告をまとめ、政権交代後は、それを下敷きに菅内閣の経済財政相となって増税法案の骨格をつくった。
自民と民主を股に掛けた財務省の代理人政治家。ただし、次期総選挙に出馬しない意向を表明済み。
増税については、本来ならば消費増税法案を決めた野田佳彦・首相が文句なしの1位となるべきところだが、あえて4位に据えた。
「野田総理は単なるパペット(操り人形)だ。増税は財務相時代の洗脳の成果」(財務省中堅)というように陣笠議員どころか。陣笠総理”でしかない(それが免罪符になるわけもないが)。
野田氏を抑えて表彰台に登ったのは、官僚や財界と結託して増税を推進した3人。特に「魂のマニフェスト演説(※09年衆議院選挙時に、街頭演説で「私たちの魂がこもったマニフェストなんです」と有権者に訴えた。)」で知られる岡田克也・副総理は、前
稿記事の「増税がけしからんというなら落とせばいい」発言に加え、「任期中は上げないが、議論をしないとはいっていない」(今年6月)と詐欺師ぶりを発揮している。
また、増税法案に手を貸した谷垣禎一・自民党総裁と山口那津男・公明党代表も、それほど増税をしたいなら選挙で政権を取ってから堂々とやればいい。増税実現させた上で野田政権を延命させた責任は重いといえよう。
【公務員改革】議員名 選考理由
1位
仙谷由人
鳩山内閣の行政刷新相に就任した当初は、「事務次官会議を廃止しなければ、政治主導のガバナンスができない」と官僚に厳しい姿勢を見せたが、正体は、「霞が関の守護神」だった。
菅内閣の官房長官になると、官僚の天下りを拡大する退職管理基本方針を閣議決定し、それを批判した改革派官僚の古賀茂明氏を国会で惘喝。さらに官僚を排除していた各省の政務三役会議に「官房長と事務次官は出席してほしい」と要請して政治主導を骨抜きにした。
増税の前に行革が必要だという議論には、「行革をいくらやっても、2兆円、3兆円は出てこない」(11年12月)と反論したのだから厚顔極まりない。仙谷氏のすり寄りで「民主党恐るるに足らず」とこれまで以上の官僚主導政治を招いた。
2位
岡田克也
野田政権の行革責任者。国民に増税を強いる代わりに「身を切る改革を」と公務員の給与や退職金引き下げに取り組み、有識者の行政改革懇談会を設置した。
しかし、そもそも肥大化した官僚制度の改革は民主党が掲げる「地域主権」など統治機構改革の柱となる政策だ。それを「増税の見返り」や「財源捻出のため」というのは最初から目的を矯小化して改革を骨抜きにしている。
しかも給与引き下げは2年限定、退職金の官民格差是正は来年から段階的に実施と官僚に甘い内容で、いまや「退職金を減らざれないうちに」と増税戦犯の勝栄二郎・前財務次官はじめ各省トップの駆け込み退官が相次いでいる。
3位
蓮肪
事業仕分けでは歯切れのいい言葉で官僚をやり込め、゛仕分けの女王。と喝采を浴びたが、その実態は財務省のシナリオ通りに演じた主演女優だった。
メスを入れたはずの政策の多くは役所の巻き返しで復活しており、事業仕分けそのものが改革芝居だったことが明らかになっている。
自ら仕分けで凍結していていた埼玉県・朝霞市の公務員宿舎建設を親分の野田首相が財務大臣時代に復活させていたことが問題化すると、「財務省が決めたこと。責任は財務省にある」と責任転嫁した。結果に責任を持とうとしないフィクションの世界の改革派。
4位
松井孝治
鳩山内閣の官房副長官として政治主導で政策や官僚人事をコントロールする「国家戦略局」の設立を構想したが、政権交代直後の臨時国会への法案提出を見送り、権限のない国家戦略室にとどまった。
これが民主党政権の「政治主導」が挫折する大きな原因となった。その後、菅内閣が国家戦略室の機能縮小に動くと、松井氏は菅氏に直談判して局への格上げの法案提出を迫り挽回しようとしたが、時すでに達し。官僚に抱き込まれた菅首相は聞く耳を持たなかった。その責任は免れない。次の参院選に出馬しない意向を表明済み。
5位
前田武志
前国土交通大臣で在任中に八ツ場ダムの建設続行、整備新幹線の新規ルー卜着工、高速道路の無料化実験の廃止など、「無駄な公共事業はやらない」という民主党の方針をことごとく覆す決定を行なった。
もともと旧建設省道路局出身で、「人からコンクリートヘ」と文字通り政策を逆回転させることで官僚からは「国交省の救世主」と呼ばれる。
番外編
田中美絵子
福田衣里子
菊田真紀子
官僚主導からの脱却を掲げた民主党政権だったが、女性議員はなぜか官僚を伴侶に選ぶケースが目立つ。
福田氏は法務官僚と、菊田氏も外務官僚とゴールイン。国土交通省キャリア官僚と不倫路チユーが報じられた田中美絵子氏は、消費税反対から一転、賛成に回った。公私ともに籠絡されてしまったようだ
官僚改革で露骨な豹変を見せたのは仙谷由人・民主党政調会長代行だ。「政治主導」の旗振り役である初代行政刷新担当相に就任した際には「事務次官会議廃止」を掲げたが、その1年後には「官房長と事務次官は政務三役会議にも出てほしい」と発言。
改革派官僚として補佐官に据えた古賀茂明氏らを解任した上で後に民主党政権の天下り温存政策を批判した古賀氏について、「将来に傷がつくぞ」と桐喝を繰り出して霞が関から。追放した。
仙谷氏、枝野氏のあとを受けて行政刷新相を務め、政権直後から。仕分け女王と呼ばれた蓮紡氏も忘れてはならない。無駄事業の洗い出しは当然の政策だが、これはすべて財務省の主導で行なわれ、結果として霞ヶ関利権の温存の大義名分にされてしまった。ただし、残念ながら同氏は2年前の参院選で当選したので、次の審判は4年後である。
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