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「石塚健司「四〇〇万企業が哭いている ドキュメント検察が会社を踏み潰した日」も必読。:郷原信郎氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/8544.html
2012/9/10 晴耕雨読
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石塚健司「四〇〇万企業が哭いている ドキュメント検察が会社を踏み潰した日」(講談社)http://amzn.to/O3LdvO も必読。
「検察崩壊 失われた正義」と併せて読むことで、検察の危険な現状が具体的に理解できる。
昨年、「検察改革」の最中、東京地検特捜部が手掛けた事件 悪徳コンサル主導の巨額の融資詐欺を想定して捜査に着手したが全くの見込み違いだった。
しかし、引き返そうともせず強引に強制捜査に突入。
会社は倒産、従業員、取引先も露頭に迷う。
不況の最中、懸命に事業に取り組む中小企業経営者と親身に支えるコンサルタントを特捜が踏み潰していく。
陸山会事件で自らが犯した大犯罪を「詭弁」「ごまかし」で不問にし、検察への信頼は崩壊。
しかし、そのことが自分達に一体どういう関係があるのか、刑事事件、捜査というのは所詮遠い世界のことで自分には関係ない、と思われている方も多いと思う。
検察崩壊がなぜ社会にとって危ないのか。
今回の石塚氏の本は、信頼が崩壊した検察、特捜が、捜査、起訴権限という武器を与えられていることの底知れない恐ろしさが、そして、それが決して他人事ではないことが、リアルに実感できるはず。
> 『検察崩壊』いわゆる「小沢事件」の大体の経緯は知っていても、郷原氏と石川知裕氏や大坪弘道氏との対談を読み進めると、その中で明らかにされ丁寧に解説される証言や報告書のディテールによって、霧が晴れたようにこの事件の深淵が見えてくる。そしてその先にあるのは、腐敗しきった巨悪「検察」だ。
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内容説明
「中小企業など百万社潰れても我々検察には関係ない!」
社長とコンサルタントが逮捕された粉飾詐欺事件の深層。そこには検察首脳も絶句する「はき違えた正義」があった。会社立て直しのため命を削って働く経営者たち。粉飾に追い込まれる現実を直視しようとしない検事たち。双方の闘いからこの国の矛盾をあぶり出したノンフィクションの傑作!
平成二十三年九月、東京地検特捜部が摘発した粉飾詐欺事件。検察のリークを受けたマスコミは「破綻寸前の会社に粉飾決算を指南して金のなる木に仕立て上げる常習的犯行」と逮捕された男らを厳しく指弾した。
だが、実像はまったく違うものだった。標的にされたのは、粉飾の泥沼から脱出するため懸命のリストラに取り組み、再生の光を目前にしていた一人の経営者。そして、多くの中小企業が粉飾決算に追いやられる現実に苦悩しつつ、歪んだ金融システムと格闘していた男たちだった。
捜査の筋書きとあまりに違う現実に直面し、特捜検事たちが使ったテクニック。蹂躙された取り調べの可視化。不祥事により廃止の危機に瀕していた特捜部に、撤退という選択肢はなかった。
中小企業の粉飾決算は現代社会の必要悪なのか? 検察の正義とは誰のためのものか?
「特捜さんが銀行の味方をして中小企業をやっつけるなんて、おかしな時代になりましたよねえ。銀行をやっつけて世間の溜飲を下げるのが特捜さんの役目だろうに」
著者について
石塚 健司
石塚健司(いしづか・けんじ)
産経新聞社記者。1961年茨城県生まれ。早稲田大学政経学部卒業後、産経新聞社入社。司法記者クラブキャップ、社会部次長などを経て、現在は多摩支局長。ルポや論考で検察問題などに鋭く斬り込む。著書に『特捜崩壊』(講談社文庫)。
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