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検察崩壊:密林を飛び出して書棚を探索するのも一興かと
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2012-09-09 八木啓代のひとりごと
関西でのライブを終えて、すっかり歌手に戻っておりました。ぶっ飛びピアニスト吉田幸生さんも、本領発揮しまくって、すごいピアノを弾いてくださいましたね。
ご来場の皆様、本当に、ありがとうございました。
さて「検察崩壊」。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4620321478/ref=as_li_ss_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=7399&creativeASIN=4620321478&linkCode=as2&tag=yaginobuyooff-22
発売一週間で、4刷りという凄い勢いでございますが、Amazonでは、発売直後から遅配連絡のあげく、1週間から3週間待ち、ついには、「在庫切れ; 入荷時期は未定です」と表示されるまでになってしまいました。幸い、今日は「通常2~4週間以内に発送します。」に戻ってますが。
って、新刊だろうが!
出版社の説明によると、増刷はしているのですが、取次との間でトラブルが起こったようです。
Amazonは不思議なところで、戦場ジャーナリストの常岡さんの人質本のときも、発売2日で、取次のトラブルで在庫無しになるということが起きたそうですが、どうもネットで人気のある、お上に都合の悪いことを書いた本は、品切れになるという超常現象が起こるようです。
幸い、大手書店にはあるようですので、皆様、お手数ですが、酷暑も多少落ちついたようですので、どうぞお気軽に、お出かけください。ただし、一部の大手書店では、新刊のはずなのに、なぜか「新刊コーナー」になく、発売一週間で4刷にまでなっているにもかかわらず「話題の書」のコーナーにもなく、4階のわかりにくい「警察・司法関係」などという,よほどのマニアでないと行かないような棚にひっそり並べていたりするようなところもあるようです。
もし大きな書店で、見あたらないときは、どうぞ、明るく(けっして攻撃的にならず)、書店員さんに、「『検察崩壊』ってどこにありますか?」と訊いてみてくださいね。
また、地域の図書館にも、是非、リクエストなどして広めていただけるとありがたいです。この本が無視できなくなれば、検察審査会だって、うかつな審査ができなくなるはずだからです。
さて、それで「検察崩壊」ですが、ある一部の対談においては、対談というより取調べみたいで、カメラマンがドン引きしてた、とか、66ページの写真がまじ怖すぎる、とか、ある別の対談で、郷原弁護士の方がドン引きされていたところは、校正で削除された、とかいう噂は置いておきましても、ほんとに、小川元大臣、大坪元副部長の内容が凄すぎます。
率直に申しまして、小川大臣。当会から出した要請書をシカトされていた(と見えた)恨みもあり、「指揮権発動発言」は、アリバイ作りじゃないかとずっと疑っていましたが、この場をお借りして、己の不明を深くお詫び申し上げます。あの、ネット流出報告書と反訳書の読み込みと分析、さすが、法曹三者経験者とあって、本気を出したら、只者ではいらっしゃいません。
あの郷原弁護士ですら見落としていた盲点の指摘など、のっけからスペシャルゲストにふさわしい存在感で、いらっしゃいました。
そして、白眉の石川議員の対談です。問題の66ページはここです。
こんな目で睨まれたら、なんでも喋ってしまいそう.....と言ったのは、別の方ですが、ここでは、元検事の郷原先生が、検察になりかわって、「聴取」なさったそうです。
もちろん、罰ゲームとかではなくて真剣な聴取です。
そこで出てきた真実とは.........目次にも出てくる「田代報告書のやりとりは勾留中にもない『創作』」「『記憶の混同』が絶対にあり得ない理由」。
いや凄いです。これだけで、最高検報告書木っ端微塵、というぐらいの破壊力です。
でも、実際に存在していた方の「ヤクザに関するやりとり」の中身も、これまたすごいんですよね。確かに混同しようがないわ、これは。
てか、こんだけの話をこの場の思いつきで、(しかも、66ページの状況で)石川さんが創作で語れるようなタマだったら、石川さん、そもそも、逮捕されて有罪になったりしてませんよね。
(いまだから言っちゃいますが、この対談の書き起こしをチラ見させていただいて、うちの会では、すでに作りかけていた検察審査会申立書を全面破棄して、速攻で、石川氏に質問状を出し、8月23日の申立書と添付資料を作り直したのですよ〜。)
で、大坪元大阪地検特捜部長。あの方です。
世紀の逆ギレを見せてくださっています。
そらそうでしょう。
前田恒彦元検事を特別公務員職権濫用罪で刑事告発し、それが不起訴+不起訴相当くらったので、あの事件も結局トカゲの尻尾切りで、うやむやにされてるじゃないかという立ち位置のあたくしといたしましては、大坪氏に対する視線には、実はかなり冷ややかなものがあったのですが、
でも、これはないよね。
「前田の言葉を信じたのは、捜査のプロ中のプロとして信じがたい」「被疑者の弁解のみを尊重するような捜査は論外だ」
それを言った大阪地検犯人隠避事件主任の長谷川充弘検事が、なんと、この最高検報告書にもかかわって、記憶の混同を正当化しているわけですから、
それは、お前にだけは言われたくねえって気持ち、判りますよ。
そもそも、大坪さんは、著作「勾留百二十日 特捜部長はなぜ逮捕されたか」
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4163749608/ref=as_li_ss_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=7399&creativeASIN=4163749608&linkCode=as2&tag=yaginobuyooff-22
(文藝春秋)の表紙裏の、いまどきめずらしい肉筆原稿の写真を見て以来、この方ひょっとして、そもそもワープロソフトの仕様とかプロパティとか全然わかっていなかったんじゃないか(つまり、前田に騙されてハメられたんじゃないか)という疑惑がありまして、したがいまして、どうやら、小川元大臣とは違って、流出報告書や反訳書もご自分でロシアのサーバからダウンロードしたのではなく、郷原弁護士提供のものを読まれたようです。(それもきっと、メールでpdfファイルを送ってもらったのじゃなくて、プリントアウトしたのを宅急便で送ってもらったと推察)
しかし、朝日にスクープされたその日に、否認しているのに逮捕された前田に比べ、そして、否認を続けていたがために、120日も勾留を受け、かつ有罪判決を受けている大坪氏や佐賀氏に比べ、田代は、公判で問題になっているにもかかわらず、「記憶の混同」で不起訴。上司も問題にされないっていうのは、それは納得できないのは当然です。
でも、ここでは、大坪氏は、ただ納得できないと愚痴をこぼしているのではなく、凄腕の特捜部長に戻って、問題の資料の分析と法的問題を明らかにしています。郷原氏との対話はまさに、実際の捜査会議のような迫力と凄みが。
まあ、こういう方々に比べれば、あたくしなどは、はかなくかよわい糸トンボのようなものですが、章見出しを、「アナログの恐竜に挑むデジタルの蜂」にしていたら、
「八木さんたちの会が蜂ってことはないでしょう」と、郷原先生に却下されてしまいました。
「まあ、あたくしには、そんな棘や毒針はないってことですか?」(*^_^*)
「いえ、そんな弱々しいもんじゃないってことで」
(以下略)
という会話があったのは、ここだけの話です。
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