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野田首相の敵は国民であり、国民の敵は野田首相である
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2012年09月09日 天木直人のブログ
これまでのところは野田首相の一人勝ち状態だ。
問責決議を吹っ飛ばすかのように強硬姿勢を貫いて法案審議をストップ
させ、国会を早々と閉めてしまった。
赤字公債発行法案を廃案にした事を野党のせいにして、だから地方交付
金も政党交付金も凍結せざるを得なくなったと兵糧攻めにした。
無意味なAPEC首脳会議に出席し、そこで外交をせずに内政に励む。
見通しがまったく立たない北方領土問題についてプーチン大統領と合意
したと嘘をつき、12月にして首脳会談をするとぶち挙げる。
これが外交ではなく内政のトップニュースだ。
よくある手だ。
次々と外交日程を組んでそれまでは総理を続けるというメッセージを
送る。
それの片棒を担いでメディアが書き立てる。
谷垣自民党総裁との密約違反だ、と皆が大騒ぎする。
本来ならば、野田首相が帰国後その責任追及がなされるのが当たり前な
のだが、もはや国会は閉店し、追及の場は無い。
何よりも自民党は総裁選びで分裂状態となり、それどころではない。
一方の民主党代表選は野田首相の再選確実だ。
その一方で橋下「日本維新の会」が結党し世論の関心はそこに釘付けだ。
しかしこの橋下「日本維新の会」も大きな問題を抱えてその先行きは
不透明である。
寄り集まってくる顔ぶれが悪すぎる。
維新八策という政策綱領が矛盾に満ちた不透明なものだ。
それを見透かすかのように「政策で一致するところでは協力したい」
などと野田首相は余裕綽綽だ。
これを要するに今のところ野田首相の一人勝ちである。
しかし、それはあくまでも今のところである。
このまま野田民主党政権が続けば内政も外交も何一つ正しい政策を
進めることはできない。
国民生活はますます苦しくなる。
その不満が一気に野田政権を襲うことになる。
野田首相がおそれるのは自民党や橋下「維新の会ではない。
野田首相がおそれるほんとうの敵は国民だ。国民の怒りである。
国民の敵は駄目な政治家たちの総称ではない。
ここまで国民の声を無視して平然としている野田民主党
執行部とそれに甘んじている民主党議員なのである。
野田民主党政権と国民のどちらが勝つか、その戦いの場こそ
今度の総選挙である。
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