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【核心】民主代表選首相再選、許されるのか
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kakushin/list/CK2012090802000126.html
http://ameblo.jp/heiwabokenosanbutsu/entry-11349281260.html
2012/09/08(東京新聞) :平和ボケの産物の大友涼介です。
野田佳彦首相が七日、民主党代表選に再選を目指す考えを表明。政権与党党首選びが始まった。国民に約束していない政策を、世論や党内の反発を振り切って進めてきた野田氏。党内には相当程度の反野田勢力がいるが、対立候補として白羽の矢が立った細野豪志環境相は結局、不出馬。その後は有力な候補を絞り込むことができずにいる。民主党の現状をさらけ出すような形で党の顔選びとなった。 (城島建治・清水俊介記者)
◆数は語る
二〇一一年九月に就任してからこの一年。
野田氏は消費税増税法を成立させ、関西電力大飯原発の再稼働に踏み切った。
「決められない政治からの脱却」といえば聞こえはいい。だがこの一年、野田氏の政権運営に対する批判などを理由に離党した国会議員は計七十一人。二〇〇九年八月の衆院選で獲得した三百議席を越える議席は二百五十を割り込み、過半数割れも現実味を帯び始めている。
そして共同通信が行った最新の世論調査で内閣支持率は26・3%に低迷している。
二つの数字は野田氏がこの一年、世論と党内の意見を軽視してきたことを物語る。本来なら再選を目指すことさえも許されない状況だが野田氏は七日の記者会見で「経済再生、行政・政治改革と一体改革、震災復興と原発事故との戦いを成就させる道筋を付ける」と続投を目指す考えを表明。党内でも野田氏再選を予測する声が多い。
◆自己矛盾
細野氏擁立論が高まったのは、党運営への批判とともに「野田氏では衆院選に勝てない」という思いが党内に広がったから。四十一歳と若い細野氏が「選挙の顔」(党中堅)として「よりまし」に映った。
だが、その細野氏も野田氏への対抗馬として立候補する資格があったとは言い難い。
細野氏は野田内閣の発足当初から原発事故担当相を務めた。野田氏が原発政策にはあまり関心がない中、仙石由人党政調会長代行らとともに政権のエネルギー政策を牛耳る「チーム仙石」の主要メンバーとして大飯原発再稼働を決めた。
一方、消費税増税法にも閣僚の一人として賛成の立場。野田氏の政策を批判すると自己矛盾に陥ってしまい、代表選を戦う「大義」はない。
◆有資格者
細野氏の不出馬が決まり「反野田」の勢力は迷走する。野田氏への不満と、そのもとで衆院選を迎えることへの不安は、党内ではむしろ広がっている。「脱原発」「消費税増税見直し」という政策の対立軸を立てやすい。
だが、その力を結集するという動きにならない。七日、原口一博元総務相、赤松広隆元農相、馬淵澄夫元国交相が出馬に意欲をみせた。だが反野田勢力が乱立すれば、野田陣営を利するだけだ。
この三人も、この一年の政治行動をみると「脱原発」「消費税増税見直し」の先頭に立つ適任者とは言い難い。
大飯原発の再稼働に反対する民主党の有志議員約百二十人が六月、首相に提出した反対署名活動に賛同したのは三人のうち馬淵氏だけだ。消費税増税法の衆院採決で造反したのは
、棄権に回った原口氏のみ。赤松氏と馬淵氏は賛成した。
原口氏は七日、代表戦を目指すにあたり、消費税増税の前提となる民主、自民、公明の三党合意破棄と脱原発を掲げる考えを示した。だが消費税はともかく「脱原発」について積極的な発言はしておらず、にわか仕立ての印象は否めない。
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