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野田、求心力が急降下!再選しても死に体か
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20120908/plt1209080721002-n1.htm
2012.09.08 夕刊フジ
細野豪志環境相を「選挙の顔」として民主党代表に推す声が広がったことは、野田佳彦首相が持論の「決められない政治からの脱却」を進めれば進めるほど求心力を失うというジレンマを白日の下にさらした。細野氏の出馬断念で代表選での再選は濃厚となったが、前途の霧は晴れない。
「社会保障・税一体改革関連法の成立に至るまで、あるいは至ってからもわが党には大きな傷痕が残りました。まだその傷は癒えず、後遺症がある」
首相は7日、国会内で開かれた党両院議員総会で党の現状を率直に語った。
国民の生活が第一の小沢一郎代表らの離党、原発再稼働や環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)への反対論、そして選挙への不安−。いずれも首相がもたらしただけに、議員たちは目を閉じたり、扇子をあおったりしながら、首相が来年度の予算編成に意欲を示すのを上の空に聞いていた。
厳しい空気は首相もわきまえている。とはいえ、細野氏への待望論の高まりは想定外だった。
「閣僚なのに、どうするつもりなんだろうなあ。エネルギー政策も一緒にやってきたのに…」
首相は6日、親しい議員にこうつぶやいた。原発事故担当相として事故の収拾やエネルギー・環境戦略のとりまとめに当たる重責を担いながら、代表選出馬で思い悩む細野氏の心境が理解できなかったようだ。
通常国会が7日、事実上閉幕したのを受け、首相は官邸での記者会見で「一体改革関連法を成立させることができたのは、この国会の最大の成果だ。決断する政治を定着させなければならない」と胸を張った。
しかし、首相が決断すればするほど平成21年衆院選マニフェスト(政権公約)と現実政治の乖離(かいり)が進み、次期衆院選への絶望が議員を覆う。細野氏への待望論は「せめて表紙だけでも替えたい」という議員心理の表れだ。
首相は会見で「やるべきことをやった上で、しかるべき時に信を問う」と繰り返したが、TPPなど「やるべきこと」で持論を貫けば再び党は分裂することになる。すでに手足は縛られている。
「政治、民主党に対して実に厳しい声があることは肌身で感じている。やるべきことを一つ一つ実行し、国民の信頼を勝ち得るしかない」。首相は会見で自分に言い聞かせるように語った。(加納宏幸)
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