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戦後初の予算執行抑制策を発表する安住財務相は、ニヤニヤと下品な笑いを浮かべていました。ハラの中は、「カネが足りなくなるから、仕方ないだろう。足りなくなったのは、特例公債法案の成立を邪魔した野党の責任だ。オレの責任じゃないぞ」と、責任転嫁して恥じることがないのでしょう。
おそらく、こう考えているはずです。「地方自治体は『兵糧』(交付金)が遅れると、困って悲鳴を上げる。結局、自民などに非難の矛先が向くから、野党も応じなければならなくなる」と。民主党政権は、国民の生活を守るという決意が極めて希薄です。自分たちの政権担当能力が劣り、統治能力が欠如していることが理解できないのです。
根っからの「無責任体質」です。この民主党の「無責任病」が、日本のあちこちに伝染しています。いまや日本列島を覆い尽くさんばかりです。野田政権の最大の無責任政策が、「原発推進」です。国民が「原発ゼロ社会」を要求しても、政権はなんとか原発を生き延びさせようと、あの手この手を繰り出しています。
せっかく独立性の高い3条委員会とした原子力規制委員会も、国会同意人事の法を破り、総理の裁量で決めてしまうというスタートからむちゃくちゃを平気でやってのける。原発が今度、苛酷事故を起こしたら、日本自体がつぶれかねないことが分かっていてもあえて原発を推進する。信じられない無責任ぶりです。
さらに大きな問題は、日本をアメリカの属国とする政策をまじめに推進していることです。その根幹となるフレーズが「日米同盟の深化」です。日本の伝統文化が次々に崩され、アメリカナイズされてきました。そして国の守りもアメリカさま任せになろうとしています。アメリカには、日本を本気で守る気などさらさらありません。
例えば、尖閣という小島を守るために、アメリカの若者の命を危険にさらして中国と事をかまえるなど、オバマ政権はもちろん、アメリカの議会が認めるはずがありません。それでも野田政権は、いかにも「アメリカがついているから大丈夫」のようなイリュージョンをばらまいています。
次の総選挙では、そんなアメリカ追随政党に鉄槌をくだすことができるでしょうか。これからの日本の進路を選ぶのは私たち自身です。どの勢力が私たち国民の代表にふさわしいのか、鑑識眼をさらに磨く必要があります。
http://blog.goo.ne.jp/ikiikimt/e/4d4b29d4876436d2cce6984187eb13f5
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