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細野氏は7日午前、首相官邸で野田首相との会談後、記者団に代表選不出馬を明らかにした
イケメン環境相、代表選断念の真相!チラつく小沢氏の影
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20120907/plt1209071811006-n1.htm
2012.09.07 夕刊フジ
細野豪志環境相(41)は7日午前、民主党代表選(10日告示、21日投開票)に、立候補しないことを明らかにした。野田佳彦首相(55)に代わる次期衆院選の「顔」として、中堅・若手議員から出馬要請を受けていたが見送った。背景には、現職閣僚で、原発事故対応という要職を放り出すことへの批判に加えて、細野氏と近い「国民の生活が第一」の小沢一郎代表(70)の“亡霊”に、党内が緊張・動揺したこともありそうだ。
「自分の今やっている役割をないがしろにすることはできない」
細野氏は7日午前、野田首相と官邸で会談し、「代表選出馬見送り」の意向を伝えた後、記者団にこう語り、東京電力福島第1原発事故対応や、エネルギー政策、原子力規制委員会人事などを優先する考えを示した。
そのうえで、代表選で野田首相を支持するかについて、「私はそのつもりだ」と述べ、再選支持を表明した。党内に広がった「野田降ろし」の炎はいったん鎮火した。
野田内閣の支持率が低迷し、次期衆院選での民主党惨敗が予想されるなか、民主党の小川淳也政調副会長(前原誠司政調会長グループ)や、津村啓介党青年局長(菅直人前首相グループ)、階猛衆院議員(小沢グループを離脱)ら中堅・若手議員11人は6日午後、「憲政史上最も若い首相を」と、細野氏に代表選出馬を要請した。
若くて外見のいい細野氏に、党内各グループの支持は一気に広がり、細野氏も「出馬要請はしっかり受け止める」と一時は出馬に傾いたが、6日午後から、永田町には謀略も含めてさまざまな情報が飛び交った。
まず、細野氏が、野田内閣の現職大臣であり、兼務する「原子力行政担当相」として国運がかかる原発事故対策などを担当しているため、慎重・反対論が噴出した。
民主党の城島光力国対委員長は6日、「(細野氏は)重要な役目を担っている。ケジメをつけるべきだ」と不快感を示し、出馬する場合は閣僚辞任を求めた。
同党の市村浩一郎衆院議員も「細野氏は『将来の首相候補』には間違いないが、今回の出馬はあり得ない。原発対策は国民が最も重視している分野で、ここで離れてはいけない。『次期衆院選に勝つため』という出馬に、大義、正義はない。民主党の信用は地に落ちる」と語った。
「政界の壊し屋」小沢氏との関係も、疑心暗鬼を生んだ。
細野氏は、野党時代や政権交代直後に、小沢氏に役員室長や副幹事長として仕えた経験があり、極めて近い。昨年8月の代表選でも、小沢氏が代表候補に担ごうとした経緯がある。また、細野氏の「私的応援団」の中には、小沢氏が「政界の師」と仰いだ田中角栄元首相の秘書を務めた人物もいるため、「細野氏擁立の背後に小沢氏がいる」という情報が流れた。
官邸周辺は「小沢氏が最近、大阪市の橋下徹市長率いる『大阪維新の会』との連携に限界を感じて、『方針を見直さなければならない』と語っていたとの情報はあった。そんな矢先に『細野氏擁立論』が急浮上した。首相周辺では『小沢氏が暗躍している。細野氏が代表になれば、小沢氏らが復党する』という見方が広がり、党内に緊張感が走った」と語った。
自民党離党後、小沢氏と長く政治行動をともにしながらたもとを分かち、現在は野田首相の後見人である藤井裕久最高顧問は6日夕、細野氏と国会内で会談し、「君の一生のことだから心しろ」と諭したという。
同じころ、永田町では「細野氏出馬を阻止するため、野田首相が7日に電撃解散に打って出る」という未確認情報までが流れ、民主党だけでなく、自民党の選対関係者らが身構える事態もあった。
この解散情報に対し、首相側近は「(電撃解散は)ない。野田首相はオーソドックスな人ですから」と否定した。
小沢氏も周囲に「俺は(細野氏について)何もしていない」と語ったという。
もう1つ、気になる動きがあった。
細野氏といえば、元ニュースキャスターでタレントの山本モナさんとの不倫騒動を写真週刊誌にスッパ抜かれたことで有名だが、複数の週刊誌が、細野氏の周辺を徹底的に取材していたのだ。
自民党ベテラン議員は「記事自体は用意してあり、代表選出馬を表明すれば印刷に入れる状態だと聞いている」という。
最有力候補だった細野氏の出馬断念で、代表選は野田首相が再選される流れが高まっている。
こうしたなか、消費税増税法案の衆院採決で造反した民主党議員らによる勉強会「消費税研究会」は6日夜、都内のホテルに約20人が集まり、山田正彦元農相と原口一博元総務相のいずれかを代表選に擁立する方針を確認した。
田中真紀子元外相も出馬要請を受けていたが、7日、「今回は立候補しない」と述べ、出馬しない意向を表明した。
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