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(回答先: 代議員によるお任せ政治は基本的に人権侵害の制度では・・・ 投稿者 heizon 日時 2012 年 9 月 03 日 12:09:30)
間接政治の構造的欠陥とはなんでしょうか、そして国民投票との違い???
国民投票とは、一般国民を対象として、特定の事案に対し投票を求めるものである。
現代の民主主義国家においては、間接民主制が原則とされているが、議会と一般国民との間に意見のかい離が見られること等を理由として、国民投票を補完的に採用する国が存在する。
国民投票の対象としては、憲法改正などの他に国政上重要な課題について投票を行う国、また、一定の署名を集めると国民投票を行うことができるようになっている国などもある。
また、国民投票の実施に当たり、投票結果が法的拘束力を持つ場合と、法的拘束力を持たない諮問的な投票が行われる場合がある。
日本国憲法においては、憲法改正の際の国民投票のみが予定されており、かかる国民投票については、日本国憲法の改正手続に関する法律が規定している。
また地方自治制度においては、自治体の住民を対象として一定の住民投票の制度が設けられている。
アメリカには国民投票制度そのものが存在しない。スイス、フランスやイタリアなどでは一般の国政上の課題も国民投票の対象となっている。転載おわりーーーー
立候補者はゆめを語りますね、恋人の会話に似ています。どうしても赤字先行です。
スイスは憲法に載せてまでそれを警戒していますね。
全面的直接政治の場合は、国民が、財政の必要な政策については、自分の財布から出すという感覚で考えます、結果として、年金所帯のように発展性は期待できません。双方の長所を持つ中道・・並存こそがいいでしょうね。
一括一任間接政治制度は、献金組織と役人の意向に気を使い、党内の勢力競争に従事する結果、選挙民の意向はないがしろになる構造的な欠陥があります。政治に関わる他の方法も見当た らないとして棄権する半数もの人々の主権は放置されていていいはずはありません、政治制度の在り方を見直し直接民主制的要素を実質的に盛り込んで 政治の活生化を計らねばならないでしょう。
昨日の内閣府のアンケートでさえ「生活が良くなっている」は18パーセントとまりです。ポルポト政権でさえこの程度の賛成派はあったのではないでしょうか。------------
一括一任間接政治とは、選ばれた人に全権を与えてしまう制度です。
彼は言わば「個」ですから、彼を篭絡し、目的を果たそうとする組織としては極めて好都合ですね。
一方、大衆を篭絡することは簡単ではありません、
教育が進み、情報が多方面から手に入る現在、「オレはできる、オレに任せておけ」などという、特定少数個人の価値観に権力を持たせる制度そのものはカビの生えた制度というよりありませんね。
第一、テーマAは甲党を支持し、テーマBは乙党を支持したいという意思はどうすればいいでしょうか、投票後に起きたテーマにはどうすればいいでしょうか。
もしも甲党に投票すれば「テーマBも支持した」ものとされます。反対の意思として利用されるのですから まさに人権侵害と言えるでしょう。
さて、日本は公共事業の予算は福利関係予算の倍となっています。 消費税を25%にしなければ-----という議論がなされています。 献金がモノを言い、議員は役人に頭が上がらない一括一任の政治体制である限り、ゼネコン・役人のみが潤い、それ以外の国民は苦しむ事になるでしょう。
重要なことは政治決定に大衆の健全な常識と正義感が参加することなのです。
「民主」とは、「リーダーを選ぶ事」ではありません、
16年首相の座にあり恐竜とも言われ謹厳実直を絵に描いたようだとも言われていたコール氏を御存じでしょうか。彼が兵器商人の篭絡に堕ちていたことは、一括一任間接政治は最低最悪であり、構造的な欠陥を持つものであること、民主主義とは名ばかりであることを示しているのではないでしょうか。 ブッシュ氏の背景にもかなりのものがあることがささやかれていますね。
重要なテーマは国民の意思も参加して決定されるべきです。
司法制度は今迄にない大改革をしました。・・・・ランダムに選出された裁判員によって、国民の常識と、正義感が参加する-------これが裁判員法です。
まさに政治にその精神が適用されるべきなのです。しかも提案の参政員制度は、全面的直接政治を提唱しているものではありません。
年間120ばかりの法案の内、国民の関心が高い5テーマ程度のみに、間接政治制度を離脱した参政員が参加するという提案です。国民投票は国運を左右するほどの余程重大なテーマで、国民の総意が求められる場合に行われる制度ではないでしょうか。つまりそれほど重大でないテーマに国民投票をすればスイスのように4割を切る場合もあり得るでしょう。そうなればセクトや組織が動員をかけてくる恐れがあります。
参政員制度ですと「政治意志は議員に代行してもらう」という人々の意思は議員が代行し票決に参加(選挙区得票数の平均票数)しますから、セクトの影響は排除されます。 (参政員登録に際して有権者名簿からの削除は選挙との二重権利行使にならない為で、勿論復帰も可能)
政治学者今本氏の主張
代議政治はメディアが普及するずっと以前に作られた制度です。 しかもそのルーツは国王の諮問機関としての「階級議会」であったことは 言うまでもありません。
もともと代議制は民主主義に矛盾する制度であり、封建主義政治を支える制度でした。そして明治の帝国議会の名残を引き継いでいる日本の国会の実態は未だに「議会制封建主義」のままです。
最後に「緑の党」は参加民主主義を提唱しています。
参政員制度http://www2.osk.3web.ne.jp/~mine2/
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