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民主党の代表選挙・・・政策より選挙が第一
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2012年9月6日 政経徒然草
「政策より選挙が第一」民主党の代表選のスローガンだ。(勝手につくった。)
「選挙の顔」にするには誰が一番いいのか?
只、それだけの理由で動いている議員達がいるようだ。
そして、それらの議員達は細野氏の擁立に動いている。
しかし、よく考えてもらいたい。
細野氏は、誰のおかげで注目されるようになったのか?
本当に実力があるのか?後ろ盾があっての実力では、なかったのか?
と考えた時、まだまだ首相が務められるような、そして民主党を纏められるような実力は無いと見た方が間違いない。
自分のグループを持っているわけでもない。原発事故の処理も進展しているわけではない。
何をしたの?と聞かれても、ハッキリした実績を答えることはできない。
寧ろ、官僚の意向に沿った発言に終始しているとしか見えない。
とても、民主党を立て直すだけの実力があるようには思えない。
民主党の議員が第一に組むべきは「党の立て直し」であり「2009年マニュフェストをどうするのか」である。次期代表は「党の立て直し」と「挙党体制」が築ける人でなければならないはずだ。それが代表候補を選ぶ基準の第一でなければならないはずだ。
なぜなら「民主党の信頼を取り戻す」ことや「党内が一致団結できること」、そして「2009年マニュフェストの位置づけと新しい選挙公約との整合性」が、できないことには選挙で戦えないからだ。
これほどまでに国民の信頼を失った民主党を立て直し選挙でそれなりの結果を出すということは並大抵のことではない。
では、だれだったらできるのか?
これが、代表候補を選ぶ場合のスタートでなければならないはずだ。
野田氏でできるのか?
前原氏でできるのか?
岡田氏でできるのか?
細野氏でできるのか?
山田氏や桜井氏でできるのか?
答えはNO!だろう。
この点が、民主党の最大の課題であり弱点だ。同じことが自民党にも言える。
そして「選挙の顔を変えれば支持率が上がり、選挙で有利に戦える」と考える議員たちに一言、言いたい。これほど国民を馬鹿にした発想はない。
選挙は「顔」で選ぶものではない。もしそうであるとするならば芸能人をスカウトしてきて候補者に立てればいい。
「党を立て直すためには、何をすべきか?」これが、代表選の最大の焦点にならなければならないはずだ。
「今までを反省し、これからどういう方向に進むべきなのか?」
一向にそういう声が聞こえてこないところに、この代表選の不思議さがある。
「顔を変えれば選挙に勝てる」こんな発想しか思い浮かばないような議員しかいないような民主党は消滅した方が国民の為だ。
また「顔で議員を選ぶ」という国民がいるとすれば、それは、その国の民度が疑われることになる。今ほど、国民の政治に対する民度が問われている時はない。
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